こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

本と映画

金継ぎの家

『金継ぎの家』読了。 たまたま見かけて手に取った。おそらくタイトルが気になったのだと思う。 はじめて知る作家さんだった。わたしと同世代のほしおさなえさん。 器の修復の仕事をする千絵と、その孫の真緒の物語。 千絵の子ども時代の記憶をたどり、金継…

きのう何食べた?

コロナ禍でしたが今年もいくつかの映画を観ました。 その中のベスト1は『きのう何食べた?』です!(『ドライブ・マイ・カー』が2位) kinounanitabeta-movie.jp ドラマ版で大好きになった。 でも劇場版は観なくてもいいかなとは思っていた。けれど観に行っ…

その後の『あきない世傳 金と銀』とサンダル

九巻までを読了。 五巻目まで読んだ時の感想がこちら↓でした。kobitoku.hatenablog.com その後もおもしろすぎです。 五巻目以降の五鈴屋も様々なピンチを乗り越え、商いを広げていっています。 ついに大阪から江戸に進出。 江戸の人たちは渋好み。大阪とは嗜…

道しるべに会いに行く

駿河小山駅を午前8時スタート‍♀️‍♀️ ちょっとお久しぶりの富士箱根トレイルです。 富士箱根トレイルと言えば岩田さんの道標。こびとく日誌でも何度か登場しています。 kobitoku.hatenablog.com 初めて見たのは2013年5月でそのときは『ちょっと多すぎるのでは…

『あきない世傳 金と銀』とサンダル

おもしろいよーと勧められたので読み始めました。 あきない世傳 金と銀 源流篇 (時代小説文庫) 作者:髙田郁 発売日: 2016/02/12 メディア: 文庫 ほんとにつるつる読めて、今五巻目を読み終えたところ。 あきない世傳 金と銀(五) 転流篇 (時代小説文庫) 作者:…

『HAPPY OLD YEAR 』とサンダル

少し前に観たタイ映画の『ハッピー・オールドイヤー』がなかなか良かったです。 ザックリひとことで言うと断捨離のお話。 留学先のスウェーデンでミニマルなライフスタイルを学んで帰国したデザイナーのジーンは母と兄と三人で暮らす自宅をリフォームしてデ…

みをつくし料理帖 特別巻

花だより みをつくし料理帖 特別巻を読む。 みをつくし料理帖シリーズは2014年8月に第10巻が刊行され完結。 それから4年後に満を持して書かれたその後の登場人物たち。 作者によるとこれで本当に最後だそうです。(もっと続きが読みたい!) これまでの10巻…

フェアウェル

シネコヤさんにて。farewell-movie.com アメリカで暮らすビリーは中国にいる大好きなおばあちゃん"ナイナイ"が余命3ヶ月と知って会いに行く。親戚一同はビリーの従兄弟の結婚式をでっち上げ、それを口実にナイナイのもとに集まる。だけどナイナイ自身には病…

翻訳できない世界のことば

ふと手にとってパラパラめくった一冊をご紹介します。 エラ・フランシス・サンダースさんの『翻訳できない世界のことば』 原題は『LOST IN TRANSLATION』 いろいろな国のその国ならでは言い回し、まさしく翻訳できないことば。 でも翻訳しなくてもなんかわか…

古本屋台

先日、移動中の電車の中で一気に読みました。 帯にあるように、渋い…渋すぎる…❣️ 神出鬼没の古本屋台。 古本を積んだ屋台。お酒は白波のお湯割(ロックも可)ひとり一杯まで。100円也。 『ウチは飲み屋じゃないんだ』とオヤジさん。 オヤジさんのキャラが濃…

パブリック 図書館の奇跡

先日、久しぶりのジャック&ベティでした。 コロナの影響で座席は隣り合わせにならないように❌がしてあり市松模様に座ります。 コロナで良いことなんてないけれど、でもこの他の人と距離をとって映画鑑賞できることはわたしにとっては快適で。映画館で前後左…

ピンポン

ずっと観たいと思っていた映画をようやく観られました。 先日BSで放映されていた『ピンポン』 わたしは2002年公開当時はあまり注目していなかった。 でもあとになってこの映画のロケ地が近所であることを知って興味を持った。 こちら江ノ島近辺は数えきれな…

岸辺のヤービ

最近読んだおすすめの一冊。 梨木香歩さんの『岸辺のヤービ 』です。 好きなシーンがてんこ盛り。 サニークリフ・フリー・スクールの教師のわたし(ウタドリさん)は休みの日に灯心草の群生するマッドガイドウォーターの岸辺で本を読むのが好き。 冷やしたレ…

つつんでひらいて

少し前に『私のちいさなお葬式』を観に行ったときにチラシを見つけて知りました。 装幀家・菊池信義氏のドキュメンタリー映画『つつんで、ひらいて』 これは絶対に見逃せないわ!(しかも映画のパンフレットは菊池氏の装幀) まずは予告動画もぜひ観てくださ…

なんもしなかった話

『レンタルなんもしない人のなんもしなかった話』を読む。 「レンタルなんもしない人」というサービスを始めます。 一人で入りにくい店、ゲームの人数あわせ、花見の場所とりなど、ただ一人分の人間の存在だけが必要なシーンでご利用ください。 国分寺駅から…

六月の雪

乃南アサ著『六月の雪』読了。 装釘(大久保明子)も装画(杉山巧)もとても良くて見返しの布目の赤い紙も鮮やかな美しい本。 祖母と二人暮らしをしていた未來。仕事の契約が終了し明日から無職になるという日に祖母が階段から落ちて骨折。 入院した祖母を元…

フリーソロ

クライミングのドキュメンタリー映画『フリーソロ』を観に行く。 上映しているところが少なくてハードル高かったけど観たい気持ちの方が強くて朝7時前の電車に乗って出かけた。 なんでもっといろんな劇場で上映しないの?って思うくらい素晴らしいドキュメ…

天気の子

やっと観に行けました。 どうしても『君の名は』と比べられてしまう『天気の子』。 わたしはどっちがいいとかどうでも良くて、ストーリーとかそんなことより100%の晴れ女の陽菜ちゃんの命と引き換えに毎日雨の日々になってしまって、物語のラストではこの3年…

日日是好日

映画を観てからちょっと時間が経ってしまったが『日日是好日』読了。 やはりじんわりと良いのである。手元に置いて何かにつけて読み返したい一冊。 あ、ダメ、覚えちゃ! 先生にぴしゃりと止められた。 そうやって頭で覚えちゃダメなの。稽古は一回でも多く…

マイ・ブックショップ

鵠沼のシネコヤさんでかかっていた『マイ・ブックショップ』を観に行く。 おそらく、いまだに人生フルーツは満員だろうけどマイブックショップの方は夜の回だったからか観客は3人。わたしの理想とするシチュエーションでした。(20人くらいでいっぱいになる…

海獣の子供

ボヘミアンラプソティーを夫婦で何度も観たりしていたらいつの間にかシネマポイントが貯まっていたようで無料で一本観られるということで(でもポイントは今月末で消失)慌てて物色した中から『海獣の子供』を選びました。予備知識も何もなく映画館に向かい…

ツバキ文具店

遅ればせながら『ツバキ文具店』を読了。 小川糸さんの作品はいくつか読んでいますが、のめり込めず、それほど好きな作家さんではありませんでした。でもNHKのドラマ『ツバキ文具店』は全回視聴!舞台が鎌倉ということもあり、アトリエkikaさんが劇中のカフ…

あんとモリと日日是好日

なんとか諸々納まって、仕事場の掃除も終わったのでぜんざいを煮ました。小豆の香りを嗅ぎながら、鍋をのぞいていたら映画『あん』のことを思い出した。 原作を読んだときに徳江さんは樹木希林さんと重なって、どら春の店長さんは永瀬さんしか浮かばなくて、…

一路

少し前の話ですがNHKで数年前の時代劇ドラマの再放送をしていまして主役の俳優さんがなかなかいいなぁと思ったので続けて観ようと思ったのに結局2話くらいしか観られなかった『一路』。 なので小説の方を読んでみました。 <br /> <br /> 一路(…

勝手にふるえてろ

『勝手にふるえてろ』観ました。 直後に原作も読みました。 えとうよしか 24歳 10月生まれ B型 ←やっぱそうなのか・・^^;) 雪国生まれ ひとりっこ 彼氏なし 絶滅した動物が好き 中学のときから10年間ずっとイチが好き。同期のニに最近告られた。 ザッツ ビュ…

すれ違いのダイアリーズ

初めてかもしれない?タイ映画を観ました。別の映画を観に行ったときに予告が流れて、これは観なきゃ!って思った。『すれ違いのダイアリーズ』です。原題は『キットゥンウィッタヤー』学校が恋しい、懐かしいという意味だそうで日本で最初に公開されたとき…

銀河鉄道の父

第158回直木賞受賞『銀河鉄道の父 』を読む。 いいタイトルの本だと思った。 宮沢賢治の父、政次郎が主人公。政次郎から見た賢治の一生が綴られている。 ずっと前に緒形直人さんが宮沢賢治を演じた映画『わが心の銀河鉄道』を観たのだけどいまいち賢治のこと…

羊と鋼の森

久しぶりにいい小説と出会ったのでそれについて書きます。 宮下奈都さんの『羊と鋼の森』。 帯には”村上春樹のドライさと湿り気。小川洋子の明るさと不穏。二人の先行作家の魅力を併せ持った作品”とあった。確かにそういう印象もあり。 美しい文章が綴られて…

今年観たナンバー1かな(人生フルーツ)

先日鎌倉ではチケットは全日ソールドアウトで断念。 やっと観に行けました。評判はきいていたものの、自分は住まいにはこだわらないタイプだし、ていねいな暮らしもしていないしとスルーしていたことが悔やまれます。もっと早く観に行けばよかった。 修一さ…

出世花&長女たち

『みをつくし料理帖』の高田郁氏のデビュー作『出世花』とその完結編『蓮花の契り』を続けて読了。 『出世花』が世に出たあと、7年の月日ののちやっと完結編が出たそうだ。その間に『みをつくし料理帖』が10巻出版されている。そんなことも知らなかったので…