こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

豆盆栽考

4/10  ボケの花が咲きました!

ボケは木瓜と書くんですね。

近所に地植えされている木瓜は桜よりずっと先に咲く。でも今年は遅かったような。

近所で木瓜の花が咲くとサンダル制作しなきゃと焦りを覚える時期でもあります。

(今年のkikaでのサンダル展示は5/17~5/26を予定しております)

 

いろいろ芽吹きの季節で楽しい。

もう駄目なのかと思っていたニオイカエデも葉が出た。

 

ヤマアジサイ『海峡』もこの通り。ヤマアジサイは丈夫だから信じてたけどね👍

花が咲くかどうかはまた別の話w

 

先日、盆栽小品展に出かけました。

どれもキリッとしていてこういうのが盆栽なんだと思う。我が家のは盆栽とは言えないかも。

針金かけたり盆栽らしい手入れもできていないし、うちのはただの小さい鉢に植えた植物でしかない。だけど展示を見ているとわかってくることもある。

盆栽で代表的な常緑樹は黒松、五葉松、真柏など。

黒松がカッコよくて好きだと思う。とにかく黒松に目がいく。

真柏は幹が白いのを骨に見立てて鑑賞するらしいが、その白が嫌い。なぜ白骨化が良しとされるのかまるでわからない・・・。

"草もの"と呼ばれる添えられた山野草に萌える。

展示の時節柄、楓など落葉樹はすっかり葉が落ちた寒樹の姿なのだがそれがいい

 

50年ものの山もみじがあって、これまでの変化が写真で展示されていた。

盆栽だけどちゃんと幹も太くなってきてて貫禄が出てきていた。

こんな小さいのに50年ってすごいと思った。

秋になったら紅葉して、葉が全部散って、春になったら新芽が出て新緑が輝く。

うちのニオイカエデもそうやって50年生きるかどうか。(がんばります!)

 

盆栽展の帰り道は泉の森経由で。

桜もいいですが、イロハカエデの花も線香花火みたいで可愛いです。

今が旬なのでみんなも見てみて!

 

植物を見ていると自分の好みがわかってくる。

何が好きかということは、何がしたいか、どうしたいか、どう生きるのかということに繋がっていく気がします。