こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

信州戸隠トレイルランレース・アフター編

フィニッシュし、そば部の学生さんのスペシャルお蕎麦を食べたあと、どうしたものかと考える。

足元がドロドロである。

このままでは宿に行けない。

足洗い場が用意されていたのでそこの列に並ぶ。

ブラシでシューズの泥を落とす人、足をシャワーで洗う人、シューズを履いたまま洗う人、さまざまではあるがどれが正解だろう?

考えた末、靴下とゲイターを脱ぎ(脱いでしまえば案外綺麗な足だった)裸足になって足を洗い、シューズはタライの中でブラシで洗った。

そのあとしばらく裸足のまま過ごして乾かしたのち、預けた荷物をピックアップして昨日履いていた靴下を履く。そして履き替え用のシューズを履く。

泥シューズはレジ袋に封印。

なんとか体裁が整いました👍

信越五岳の時はドナドナバスに乗る時はシューズに被せるビニールが配られたし、あとは宿の外の水道で洗って風呂場直行だったっけ。ドロレースは後がほんとにムズイ。

 

会場から中社までは大会カーが搬送してくれた。

中社から徒歩で宿に向かう。

今宵の宿は宿坊神原さん。茅葺き屋根の建物は明治33年の建築だそう。

祭壇もあり、厳かなムードが漂い、絶対に泥でなんか汚せないです。

一日1組限定の宿坊。おひとり様OKとのことで今夜はわたしひとりです。

 

まずはお風呂に直行したいところですがウェルカムスイーツをいただきます。

お風呂やトイレや洗面所はリフォームされて新しく、お部屋も廊下もどこもかも掃除がゆきとどいていて清潔で気持ちいい。

汚れたウェアは浴室内で脱ぐしかない。汚さないよう気を使い入浴。

 

そしてお楽しみの夕食♪

このあと鯉の煮付け山椒の実添え(鯉は初めて食べた)、茶碗蒸し、ユウガオのあんかけ、お吸い物と次々に提供され、しばし待ったところでかぼちゃ、ナス、ズッキーニ、金時草の天ぷら。

わたし一人分だけの揚げ物だなんて。

さらに女将さん手打ちのお蕎麦。わたしひとり分のために!!

デザートは煮りんごとワッサー(桃とネクタリンの掛け合わせ)

ひとりで予約してごめんなさいと思うくらいのおもてなしでした。

 

朝ごはんもおいしかった。

鮭ではなく鱒。蕎麦粉のパンも美味でした。

玄米ごはんもありがたく、レース後の身体に沁みるやさしいものばかり。

長野の食材をふんだんに使い、珍しいものもたくさんあったお食事でした。

チェックアウト後は荷物も預かっていただき、とてもお世話になりました。

 

筋肉痛はあるものの、おいしいごはんで復活してますので五社巡りに向かいます。

五社巡りとは?↓

www.togakushi-jinja.jp

奥社、中社、宝光社、九頭龍社、火之御子社の五社を巡るわけですが、宝光社はレース中にお参りしたので省略します。

まずは宿坊近くの火之御子社から。

早朝だったからなのか、人もいなくて静かでした。

緑に囲まれ、鳥の声もした。カラ類とツバメ。

五社巡りでは杉の大木を見ることが多いです。

 

次は中社へ。バス停や観光案内所もあり、この集落の中心という感じ。

この杉は『三本杉』の内の一本です、の意味がよくわからなかった。三つに分かれているから『三本杉』ということではない?

中社ではラン友さんと待ち合わせて、このあと一緒に散策。彼女はこの大会、3回目でわたしが今回エントリーしたのは昨年の彼女のSNSでめっちゃ楽しい様子が伝わってきたからだったのでした。

Hさん、ありがとう。

 

奥社に向かいます。途中ではカケス、あとジョウビタキの地鳴き。

二日連続の隋神門。観光客いっぱいでしたがクリーンアップ加工で消してみました。

 

江戸時代に植えられたと思われる杉並木。DNA鑑定したというコラムを読んだのですが、鑑定によると挿木されたものが多いらしい。

 

九頭龍社は奥社の隣にあります。

どちらも撮影禁止とあったので画像は控えますね。

奥社の先には戸隠山の登山道が続いているみたいで地図には『蟻の戸渡り』『ナイフリッジ、鎖場の連続』と書いてあったので間違って行かないようにしなきゃね、と高所恐怖症の二人がうなづきあうw

奥社はスポーツ必勝のご利益があるとのことで念入りにお参り。(次はハセツネです!)

 

旅の最後はお蕎麦で〆

ぼっち盛りという戸隠独特のお蕎麦の盛り方も今回初めて知りました。

中社から長野駅に向かうバスは信越五岳のフィニッシュ地点である『ハイランドホール飯綱』の前を通りました。

本当は自分の脚で走ってもう一度ここに来たかったけれどそれは叶わぬ夢、でもバスでもいいじゃんと思えました。完走だけが全てではないし。

別のレースで来るのも全然悪くない。いやむしろ、信越五岳より楽しいわ、コレ。

成仏できた気がしますw

 

短めレースの楽しみ方を知ったので、来春はHIROSHIMA ULTRA TRAIL by UTMB 25Kに行きます。

広島は初めて行く土地なのでとても楽しみです。

 

 

 

 

 

 

信州戸隠トレイルランレース・その2

前回のつづき。

宝光社は歩行区間です。

階段を下りたら舗装路へ。

だいぶん暑くなってきたので二等兵帽になるピラピラを着けます。

ここから一の鳥居の関門までは6キロくらい。関門まで1時間ちょいあるから走ればいけるはず。平均ペースキロ10分ならOK。

キロ10分は得意です。(たまにキロ10分で歩く練しているので)

ずっと舗装路を走るのかと思っていたら、戸隠バードラインの車道脇の未舗装部分がコースでした。

この夏も引地川沿いの草むらとじゃり道を走っていたのが役に立ちました。(傾斜はないけど未舗装含む1時間半くらいの朝ラン)

無事関門突破\(^o^)/

 

関門さえ過ぎてしまえばあとはそんなに焦らなくても良さそう。

エイドでお稲荷さんをいただき5分ほど休憩。

いよいよラスボス飯綱山に登ります。鳥居のある登山口から約3キロで700mUPするはず。

あとから地図を見て知ったが、登り初めてすぐに林道と交差するのだがその林道はまさに信越五岳でゴールに向かう飯綱林道だった。

一合目に第一番不動明王。全部で十三仏あるとのことだけど全部を確認する余裕はなかった。

想像していたよりも傾斜は緩やかで、3キロ700mUPってこんなもんじゃないでしょ?と思いながら登る。ただ気温が上がってきていたのでそれなりには辛かった。

それでも途中で止まらずに淡々と登る。

ずいぶん上ってきたなと思っていた時に『五合目』の標識。

思わず『え!まだ五合目?』と声が出た。ずっと目の前にいた女性と二人で苦笑いしながら絶望。

以降は彼女とおしゃべりしながら登ることとなる。

今年の信越五岳110Kに出場するそうで、それが初めての100キロ越えだそう。

レースの話や補給の話などしているうちに気づけば下りへの分岐まで登り切ってしまっていた。案外あっけなかった700mUP。同じくらいの標高差だけど至仏山の方がよっぽど大変だったと思う。テント泊荷物の重さを差し引いたとしても。

やっぱりおしゃべりできるペースっていうのが大事なんだな。

彼女と話すまでは頑張り過ぎなペースだった気がする。松本在住の彼女に感謝。(信越の完走お祈りします)

飯綱山の下りは岩が多く、わたしの苦手なタイプ。しかも粘土質の土がスリッピー。

登りが長かった分、下りも長い。

箱根の明神ヶ岳から宮城野に下りるところと少し似た感じだなと思った。

kobitoku.hatenablog.com

箱根の方は2キロで600mほど下っている。↑これは良い練習になっていたんだな。

長い下りが終わるとあとは走りやすいトレイルになるのだが、前日夜間の雨のためかぬかるみだらけ。

前半にもぬかるみが多かったが後半ほど酷かった。

小川を渡渉するような場所はザブンと突っ込み、シューズを洗うつもりで通過したが、せっかく洗ったシューズも瞬時にまたぬかるみでドロドロに。

2回ほど派手に転んでお尻も泥だらけ。

なぜ?こんなに晴れなのに・・・。

とにかくこのエリアは少しの雨でもぬかるんでしまうってことでしょうね。

降り続く雨だったとしたら・・・推して知るべし。

 

走っているうちにシューズや体についた泥が乾くことを願ったけれど割と最後までぬかるみがあってドロドロのままフィニッシュ。

すぐに手渡されるのはおやきとお蕎麦のチケット。フィニッシュ後の振る舞いが超嬉しいです。

そうそう、信越五岳でもここでお蕎麦を作ってたと思う。

 

蕎麦を打ってくれるのは長野吉田高校戸隠分校のそば部の学生さん。全国そば打ち選手権で何度も優勝や準優勝しているんですって。

手捌きがほとんどプロ。今すぐ人気の蕎麦屋さんになれる!

すごいんです。

レースのいろいろが吹っ飛んで、しばらく見惚れながら提供されたお蕎麦をすする。

四角く伸ばさず、長い麺棒一本で丸く大きく伸ばすのが戸隠蕎麦だそう。

いやぁ、ええもんが見られました。

 

ということでレース後につづきます。

 

 

 

信州戸隠トレイルランレース・その1

信州戸隠トレイルランレース完走できました!

お天気が心配だったけれどレース当日は快晴。スタート時は肌寒いくらいで日中もさほど暑くはならず、天候に助けられました。

 

前日は会場隣の戸隠高原ホテルに宿泊。日本野鳥の会提携の宿なので会員割引が利用できました。

前日は霧雨。ホテルのスタッフさんに野鳥観察ポイントを聞いて周辺を歩いてみたけどウグイスの地鳴きが聞こえたのとホオジロが2羽いた程度であまり気配なし。

 

レース当日は7時からの朝食のあと、徒歩で受付に行き、一旦お部屋に戻って準備して開会式直前にチェックアウト。

どこぞのレースのように前日泊なのに2時起き、3時の送迎バスでスタート地点に運ばれるとかはないのでらくちん、らくちん。

 

スタートしてゲレンデを登り、さっそく瑪瑙山へ登ります。

信越五岳とは逆走する形。

この道がお花畑だったとは全く知らなかったよね?

わたしの大好きなヤマハハコがいっぱい。ウメバチソウも。

リンドウは蕾だけど蕾も美し。

 

振り返るとこの景色。

今回、コースを間違えないように信越五岳のマーキングには全てビニール袋が被せてありました。

 

瑪瑙山山頂。フレッシュな足で登る瑪瑙山はなんてことはない。

前回山頂に来たのは2019年。

kobitoku.hatenablog.com

このあとはコロナ禍の中止を含め何回チャレンジしても瑪瑙山を越えられなかった。

だから山頂標識を見てちょっとだけウルっときた。

やっとここまで来られたよ・・・💧

瑪瑙山を下り、戸隠キャンプ場が最初のエイド。

お稲荷さん、味噌きゅうり、梅干し、塩バナナ、塩羊羹、チョコレートなどシンプルだけど必要十分なものが揃っていた。

特にお稲荷さんがおいしかった。きゅうりも!

そしてここから小鳥ヶ池まではずっと信越五岳と同じルート。

ささやきの小径と呼ばれるルートです。

 

こんなに存在感のある隋神門のことも記憶になかった。

 

さすがにこの鳥居の並んだ場所は記憶にあったけど他は・・・。

景色は覚えていないけれど、全く走れず、補給もとれず、ゾンビだったことは覚えているから今回は頑張って走ろうと思った。

あの日の分まで。

kobitoku.hatenablog.com

STRAVAに戸隠キャンプ場から隋神門までの2.5キロのセグメントがあったので比較してみたら、2023年はこの区間40分かかっていました。今回は24分。どんだけ〜

 

そして鏡池。ここも信越五岳の時は真っ暗なのもあって全く気づかず通過してます。

戸隠森林植物園と共に野鳥観察スポットでもあるようです。初夏に再訪してみたい。

 

小鳥ヶ池を過ぎたら、信越五岳とは別のルートに分岐します。

戸隠神社中社の近くの喫茶ランプさん。

こちらでは私設エイドを出してくださっています。冷たいお水をいただきました。

実は前日に立ち寄っていて、オレンジリキュール入りのウインナーコーヒーをいただいています。(ウインナーコーヒー好きなんです)焼き菓子もおいしかったー。
またぜひ訪れたいカフェです!!

 

このあとは宝光社までまっしぐら。

五社のうちのひとつなのでお参りして、しばらくは歩行区間となります。

大丈夫、ここまで時間は予定通り。

次のエイド一の鳥居関門13時半、間に合いますように🙏

その2につづく。

 

 

瑪瑙山&飯綱山

今度の土曜は信州戸隠トレイルランレース35K。

赤線がロング35Kのコースです。

スタートが戸隠スキー場。

そう、信越五岳の戸隠エイドです。

あの日越えられなかった戸隠エイド・・・・

kobitoku.hatenablog.com

2024年にリベンジするも、手前の大橋林道でDNF。

2025年はエントリーできず夫のペーサーとしてエントリーするも、彼は笹ヶ峰関門アウトでペーサーDNS。

砕け散りました。

で、信州戸隠トレイルレースが信越五岳とコースが被っていることを知り、瑪瑙山にも登れるってことで今回エントリーした次第。

kobitoku.hatenablog.com

スタートしてすぐに瑪瑙山を登って下りて、戸隠キャンプ場から鏡池〜小鳥が池付近までが信越五岳コースとまるかぶりです。

信越では暗闇で景色を楽しむ余裕など微塵もなかったところを昼間走れるってだけでもとても楽しみ。

そしてこのレースでは二百名山の飯綱山に登るんですね。

飯綱山って山岳信仰の山だったらしく石仏がたくさん(13体?)あるとか。

しっかり見てきたいと思います。

myoko-togakushi.jp

ですが、その飯綱山登山口の関門時間が昨年より30分早まったとのこと。

30分って・・・😭

その関門を越えられるのだろうか。。。。

 

心配してもなるようにしかならないので、とりあえず行ってきます!

戸隠そばと五社巡り、そして宿坊泊体験も帰ってきてからレポしますね。

 

OSAMU GOODS展

本日 8/31が最終日です!

sogo-museum.jp

イラストレーター原田治さんのOSAMU GOODSの誕生は1976年。

1970年代後半から90年代にかけて中高生から20代の女性を中心に絶大な人気を博したというから、わたしにとってはドンズバです。

同世代の皆さん!80年代の雑貨ブーム、覚えてますか?

全て撮影OKです。

お買い物すると可愛いイラストのショッパーに入れてくれたっけ。

もちろん無料でした。

なんかさ、やっぱり昔の方が豊かだったなと思ってしまう。

まだパソコンが普及していなかった1990年代中頃までデザインは全て手作業でした。

美大時代やグラフィックデザイン事務所でバイトしてた頃がこんな風だったなぁと懐かしく思い出す。トンボを切るなんて今の若い人たちは知らないでしょう。

 

原田治氏がこんなにイケメンとは知らなかった。

洋画家・鈴木信太郎氏を敬愛していたそうで『鈴木信太郎コーナー』もありました。

靴屋さんの絵があった!わたしもこの方の絵が好きになりました。

次回のそごう美術館の展示は『カラフルパレット 鈴木信太郎』です。

sogo-museum.jp

原田氏が掲げた"かわいい"の定義

明るく、くったくがなく、健康的な表情であること。そこにわずかな淋しさや切なさを隠し味にすること。

 

本日月曜ですがそごう美術館は開館しております。ぜひ。

 

ブータン 山の教室

リバイバル上映されていた『ブータン 山の教室』を観てきました。

bhutanclassroom.com

今回も事前情報はなしの状態で鑑賞。

ブータンの首都ティンプー(標高2300m,人口10万人)で祖母と暮らすウゲンの夢はオーストラリアで歌手になること。祖母が望む教師の仕事はまるでやる気なし。

そんなウゲンはある日突然、命じられて僻地の教員として派遣されることになる。

それはティンプーから8日間もかかる遥かなるルナナ村。

まずはバスでガサまで。そこからはルナナから迎えにきてくれた案内人のミチェン、シンゲと共に徒歩で向かう。

最初の夜は住人が夫婦と小さい子供の三人のみのコイナ(標高3100m)にてこの家族の家に泊まる。そのあとはラナの避難小屋というか無人のシェルターに泊まる。
標高5300mのカルチュン峠を越え、標高4800mのルナナまであと2時間というところでルナナ村の人たちの出迎えを受ける。

村長さんから『教師は未来に触れる人』と尊重され、村人から敬意を持って迎えられるウゲン。

ソーラー発電の不安定な電気、もちろんインターネットも繋がらない。

早く戻りたいと全くやる気なしのウゲンだったけれど、子供たちの好奇心いっぱいのキラキラした目でみつめられているうちにだんだん変わってゆく。

 

この映画を観ているとき、以前観たタイ映画を思い出した。

kobitoku.hatenablog.com

僻地の教員ってちょっと憧れてしまう。

 

ルナナの子供たちが『Good morning、Sir!』とあいさつするのには驚いた。

英語で授業するんだと。

級長のペムザムがすごく可愛くて。他の子と比べても可愛さレベルが高すぎるのでペムザムはオーディションで選ばれた都会の子供に違いないと思っていたらそうではなく、ルナナ村の子だったことが一番の驚き。

この映画は俳優さんは数人でほとんどは地元の人たちが演じているそうだ。だから何もかもがとてもリアル。

 

紙が貴重だから、暖を取るために燃やすのはラマの糞。

子供たちのノートの代わりに防寒のために窓に貼られていた特別紙を剥がして使うウゲン。

冬になったらティンプーに戻る約束だけど、きっとこのまま居続けるのだろうと予感させるのだが。

 

ネタバレになるので、この映画をこれから観る人はここから先は読まないでください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー✂︎ーーーーーーーー

ウゲンはルナナ村に別れを告げ、ラストシーンではオーストラリアのバーで歌う歌手になっている・・・マジで!!

普通の映画なら、ルナナに戻るよね?

歌でつながったセデュともあんなに仲良くなってたし。

未来はどうなるか、それは観た人のご想像におまかせしますってことなのだろうか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー✂︎ーーーーーーーー

 

ここからは大切なこと。ぜひ読んでください。

ブータンにスノーマントレイルというトレランのステージレースがあります。

snowmanrace.org

2024年に丹羽薫さんが出場されていて、昨年、NHKでその様子が放映されていたのを観ました。

news.web.nhk

ガサ→ラヤ→ルナナのルートをこのレースも通るみたいです。

このレースの本当の目的はレースで順位を競ったりすることではなく、参加したアスリートからブータンの直面している現実を世界に発信してもらうこと。

 

ブータンは二酸化炭素の吸収量が排出量を上回るカーボンネガティブを実現し、長年環境保護に力を入れてきました。

しかし同時に地球温暖化の影響を真っ先に受ける国の1つでもあったのです。

それはブータン北部、ヒマラヤ山岳地帯に広がる氷河が解け出すことによって人々の暮らしに襲いかかる危機です。

ブータンにはヒマラヤの氷河が解け出してできる氷河湖が、全部で567個観察されています。しかし今、温暖化の影響で氷河が急速に解け出し、いくつかの氷河湖では水量が上がり過ぎることで決壊寸前となっているのです。

もし決壊すれば、氷河湖から流れ出す河川流域の集落を押し流し、多くの人命が奪われ、国民の半数以上が携わる農業や遊牧に必要な土地が水没してしまうおそれがあります。(NHKのサイトより)

 

そこでブータン国王が発案したのがこのスノーマンレース。

二酸化炭素を多く排出する先進国や大国が行動を起こさない限り、温暖化を止めることができない。

気候変動の影響を受けるヒマラヤ地域を世界のトップランナーに体感してもらい、ブータンの置かれた現実をSNSなどを通して発信してもらう作戦が有効なのではないかと考えてのこと。

この発信が世界に広がっていくことを望みます。

 

先日のネパールでの災害・・・・

明確な原因はわからないけれど、氷河の崩落も原因のひとつにあげられている。

ここ日本でも連日の線状降水帯の発生による大雨。

不安定な天候。

この気候変動を止めることができるのだろうか?

わたしたちは一体どうすべきなのか?

このままでいいの?

決して対岸の火事ではないと強く思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明神ヶ岳から下山

信州戸隠トレイルランレースが近づいてきました。

fields-co.jp

コース図に高低表がないのでYAMAPで昨年のレースに出られた方のログをチェックしてみると序盤に3キロ400mUPで瑪瑙山に登り、後半で3キロ700mUPの飯綱山に登るらしい。

ちょっと待って!

信越五岳の落とし前をつけるってことで瑪瑙山に登ることしか考えていなかったけど、飯綱山がなかなかだ。

この夏、朝ランは継続しているけれど登るトレーニングはあんまりしていない・・。

海岸線から鎌倉山に登ってもせいぜい100mUP・・・

ということで箱根に行くことにしました。

真夏と言えば『灼熱のガイリーン』ですが、もう一周なんてできるはずもなく、湯本から金時山だって遥か彼方に感じてしまい、明神ヶ岳の往復とすることにしました。

それだと累積標高1700mほどで戸隠レースの累積1730mと同じくらいになる。

以前にもやったことあるよなと振り返ると2020年の夏でした。

kobitoku.hatenablog.com

車で送ってもらえたので始発で行くより30分早めのスタート🏃🏻‍♀️

天気は曇り、蒸し暑くはあるけれど日差しがないのは助かる。

昼からは雨予報なので降り出す前に下山したい。最近の雨の降り方は怖いですからね。

 

阿弥陀寺から登っていくうち、獣の遠吠えのようなのが聞こえた。

シカではないよね?

ちょっと変わった声。

断続的に聞こえる。

阿弥陀寺に番犬がいるのかしら?と思ってみたりするも、一匹ではなく複数の声が聞こえてきた。

これって野犬?!

とビビりながらも登山道を登ってゆく。

間違えなく犬の声。下の方で聞こえていたはずの声が上からも聞こえた。

この時間、いやこの時間じゃなくてもこの阿弥陀寺からの登山道はトレイルランナーしか通らない。現在わたしひとり・・・
ほどなく後ろからハアハアという息遣いとタッタッタッタという足音が!!

いやー😱来たー😱

と思ったけど最初は怖くて振り返れず。そのまま進む。

めっちゃハアハア聞こえる。こわごわ振り返ったらブルドッグみたいな強面の中型犬だった。

けど首輪にアンテナがついているのが見えたのでGPS機器付きの猟犬なのだということがわかり、ひと安心。

先に行ってもらいたいのだけど彼はなぜかわたしと同じペースで進む。

上の方でもう一匹の鳴き声。するとハッとしたようにわたしを追い越して、登っていった。

少し進んだ先には猟師さんと大型の猟犬が待っていてそこに合流していた先ほどのコワモテ中型犬。

猟師さんによると、わたしが最初に聞いていたちょっと変わった鳴き声はこのコワモテが猟師さんを探す声だったそうだ。

箱根ではシカの駆除をしているそうなのでその関係かなとは思うがちょっとビビる体験でした。熊鈴はつけていたので猟師さんにはわたしの存在がわかったと思うのでその点は良かったかな。

 

気を取り直しで先に進みます。

景色は望めず、霧の中。鳥の声もほとんどせず。

花はこのマルバダケブキくらいしかない。

センチコガネとハンミョウが頻繁に飛ぶもスズメバチには会わず。

明星ヶ岳までは草刈りもあまりされておらず。

対して明星ヶ岳から先はとても整備されていた。特に明神ヶ岳手前の路肩が崩れそうで怖かった箇所は階段状の迂回路ができていて安全になっていた。

 

もちろん明神ヶ岳は真っ白。霧雨。

折り返します。

 

しかし、雨が降ってきてしまったので分岐から宮城野に下山することに決定。

今日は登る練だから往復しなくてもいいやね。

宮城野バス停に下りたらまだ10時。たいした雨でもないのにあっさりしすぎたか。

いやいや安全第一。

復路のヤマスタスタンプはGETできず。

ここで朗報。

明神ヶ岳を下りてきた宮城野営業所バス停近くにはセブンがありますが、その隣がなんと『金沢まいもん寿司』

開店が11時だったので寄らずにバスに乗ったけど、バス待ちにお寿司が食べられると知りました\(^o^)/

 

阿弥陀寺から塔ノ峰までの登りで瑪瑙山の3K400mUPはクリアできたけど、飯綱山をなぞらえる3K700mUPはできず。

先日テント泊荷物で登った至仏山が飯綱山相当だったかも。

今年の戸隠レースは飯綱山登山口の関門が去年より30分早くなったとのことで、もしかして完走できない可能性が浮上。

瑪瑙山を登って信越五岳に落とし前つけるはずがまたリベンジ案件になるのか?

レースまであと10日ほど。

何卒🙏

 

 

 

 

テントの補修

ニーモのテント(アトム1P)、購入してから3年が経ちました。

kobitoku.hatenablog.com

 

Amazonでセールになってた時に購入したので三万円前半のお値段でした。

あの時はザック、シュラフ、テントを合計10万で揃えるというコンセプトのもとにいろいろ調べて探していたのですが、3年経って全部値上がりしてもはやそれは無理な時代になりましたね。

ザックもシュラフもテントもそのまま3年使用しています。

だけどテントのフライシートのシームテープが劣化して剥がれてきてしまいました。

2~3回はアイロンで再接着したのだけど、一旦くっついてもテント泊して帰ってくるとまた剥がれてて、もうダメなんだなという感じでした。

シームテープ以外はどこも傷んではいないので、なんとか直せないかなと思って調べてみたところ、方法としては

  • シームテープを新しいものに貼り直す
  • 防水のコーティング剤を縫い目に塗る。

この二つの方法のどちらか。

とりあえずニーモのカスタマーセンターに問い合わせてみます。

シームテープの貼り替え修理は可能だけど、アマゾンでの購入は正規購入者向けの割引はなく、高額になるとのこと。(目安としては、合計で50,000〜60,000円前後の費用と、6〜8週間程度の期間)

テープだけではなく、生地側も経年劣化している場合が多いからシーム貼り替え修理をしても十分な防水性を得られない場合もあるとのこと。

 

予想通りの返答で暗に新規購入を勧められているのですね。

なのでダメもと、自己責任で自分でやってみることにしました。

シームテープの取り替えがいいのか、コーティング剤を塗るのがいいのかわからなかったので両方用意してみます。

コーティング剤の場合はテープを全部剥がしてマスキングして塗って、乾かすのにも時間がかかりそうだったのでまずはテープでお試し。

ベロベロに剥がれてしまった部分のみやってみました。

画像下の白ぽいテープは元の剥がれたテープ。

縫い目部分に新しいテープを低温アイロンで接着すると簡単にきれいに接着できました。(透明になっているのがくっついた印)

 

パーツがついている部分はテープに切り込みを入れるなどする。元のテープもそうなっていました。本当はテープを全部つなげて貼るのが良いのだろうけど、途中で切って重ねてつなげています。

アイロンはハンカチで当て布をしています。

 

元のテープの方がだいぶん厚手でした。

フチは剥がれているのだけど剥がそうとすると案外しっかり接着されていて剥がす時に縫い糸が切れそうなので完全に剥がれているところのみの補修に止めました。

今回使ったシームテープは薄手だったのでテントの防水効果はあまり期待できないかもしれないけど、レインウエアなどに使うには柔らかくしなやかで良さそう。

 

なんでもやってみるといろいろなことがわかりますね。

雨の日のテント泊をしにいかなくっちゃ。

 

 

 

 

 

 

 

豆乳レアチーズケーキ♪

この夏、何度も作っていたレアチーズケーキ。
(寒天にはまっていたはずですが、寒天は沸騰させてからも煮ないと固まらないから暑すぎる日は作る気しなくなってしまい、すぐ溶ける粉ゼラチンおやつに逃げました)

kobitoku.hatenablog.com

クリームチーズに水切りヨーグルトとお砂糖、レモン汁を混ぜてゼラチンで緩く固めたやつ。土台はマリービスケットよりチョイスビスケットの方が好み。

お店のと遜色ないんじゃない?と自画自賛のスイーツでしたが、この度もっと簡単で手軽なレアチーズケーキのレシピを発見。

奥薗センセイのレシピです。おすすめなのでぜひ作ってみて。

note.com

わたしは分量を全て半分にして作っています。このグラスに3個分。

豆乳なのに、クリームチーズの分量も少ないのにちゃんとレアチーズケーキの味!

もともとあったレシピを改良し、クリームチーズを減らしたのだそうです。

note.com

減らした理由のひとつはクリームチーズの値上がり。

奥薗センセイのこういうとこ大好きです!ホントありがたい。

お料理に使うオイルを最近、米油に変えたのも高騰するオリーブオイルやごま油などの代替えとしてとのこと。米油が一番クセがなく、手頃な価格で入手できるから我が家も米油を使うようになっています。

家庭料理は経済がだいじですから!!!

で、クリームチーズを減らした分、コクを出すために試行錯誤されてたどり着いたのが塩だそうです。塩を入れることで豆乳レアチーズケーキがよりレアチーズケーキに近づく。

塩ってほんとうに偉い。

 

繰り返し作るレアチーズケーキのおかげでクリームチーズが常備されているので『コーヒーゼリーティラミス』も作ってみました。

note.com

上にココアを振ればもっとティラミスらしくなるのかもしれないけれど、ティラミスはマスカルポーネチーズを使う方がティラミスになるなと思った。

 

コーヒーゼリーにはむしろあんこが合うと思う。

無印のコーヒーゼリーを角切りにして、あんこを乗せてコーヒーフレッシュをかけました。

www.muji.com

この無印のコーヒーゼリーはいろいろアレンジできそうです。

持ち歩きできるからキャンプでも食べられそう!

 

寒天を煮るのを諦めた日は、缶詰のみつ豆に白玉団子を入れて。

 

やっぱり一から十まで作ると大変だし、お高くつく。

市販品を上手に使って楽したいですね。

何よりもコンロの火を使うと暑すぎる〜

 

今年の夏はそれでも暑さはましな方。

今朝も富士山がスッキリ見えていました。熱帯夜から解放される日も続いています。

熱帯夜連続40日とか過去になかったでしたっけ?

(調べてみたら、2023年は東京57日連続だったって?!)

 

ということで残暑お見舞い申し上げます。

 

 

 

エレノアってグレイト。

『エレノアってグレイト。』を観て来ました。

eleanor2026.com

年齢差を超えた友情がテーマの映画なのかなと観に行ったら、思っていたのとは少し違っていて・・。

あらすじを読むとその通りなんですが。

なんといってもエレノア役のジューン・スキッブさんが96歳!この年齢が説得力ある。

このお年でセリフとか覚えてるのがすごいな。

一緒に暮らしていた友人が亡くなったあとの寂しさがヒシヒシと伝わってくる。

ひょんなことから『ホロコースト生存者の会』に参加することになるエレノア。
そこで亡くなった親友ベッキーの話を自分の体験したこととして語ってしまったことからストーリーが動き出す。

ベッキーの体験談はまるで『アンネの日記』のようで、『ホロコースト』という言葉の意味を知らなかったわたしでもピンときた。

ホロコーストとは1933年から1945年のナチスドイツによるユダヤ人迫害のこと。

600万人の人が虐殺されたという。

映画『ライフイズビューティフル』を思い出してみる。(この映画では残酷なシーンはあまりなかったけれど)

 

今日は終戦の日。

もう戦争体験を語れる人は身近には誰もいなくなった。

戦時中の話は主に祖母から聞いたわたし。

この映画を観たら、高齢の方の話にもっと耳を傾けたいと思った。

そして年齢関係なく、大切な人を失った悲しみは同じということ。

しんみりとエンドロールが流れていくのをみつめました。

 

最近観た映画のもう一本。

www.zaziefilms.com

上映終了したところが多いのですが、トレイルランナーならぜひ観てください。

ウルトラロングならではの感動。

この映画に出てくる香港の四大トレイルのひとつ、マクレホーストレイルはレースで走ったことがあります。2016年のこと。もう10年前かぁ・・と思い出しつつ鑑賞しました。

kobitoku.hatenablog.com

 

そして超ウルトラと言えば、現在開催中のTJARトランスアルプスジャパンレース!!

tjar.jp

こちらから目が離せません。毎日デイリーハイライトの配信あり。

推しはささゆーさんです!