少し前に吉田修一『7月24日通り』を読む。
裏表紙に『地味で目立たぬOL本田白百合は海が見える自分の町をリスボンに見立てるのがひそかな愉しみ。異国気分で「7月24日通り」をバス通勤し、退屈な毎日をやり過ごしている・・』とあったのが興味を惹き、手に取った。
白百合の住む町というのは長崎のようで、読み始めたあとでこの小説が
『7月24日通りのクリスマス 』というタイトルで映画化されていたのを知った。
わたしにとってリスボンと言えば、沢木耕太郎『深夜特急』である。
その昔のバックパッカーの旅のバイブル!!!(今でもそうなんだろうか?)
ポルトガルのリスボンに辿り着いた沢木氏が最後に向かうのが最南端のザグレス。
『7月24日通りのクリスマス』にも出演されていたとは!
とはいえ、この小説はそれほど好きになれなかったし、映画の方も多分そう。
ただ、"自分の町を別のどこかに見立てる"遊びはいいなと思った。
で、今シーズン、信越五岳に向けて日々走っているこびとくは地元の川沿いのじゃり道を信越五岳コースで頻繁に出てくる"ガレた林道"になぞらえてみることにした。
🏃🏻♀️=333
アップダウンがほとんどないからsuuntoでは累積標高0mとなるのが萎えるけど、気分はすっかり信越五岳トレイル。
灼熱の日に走れば、ここはもう関川としか思えない❗️でしょう。
灼熱の関川とはコレのこと↓
Onのシューズで走っているのでめっちゃ小石が挟まります。
走った数だけ小石が溜まる、そんな夏になりそう🌻