こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

すばしりから葭之池温泉まで行かない2022

コロナ禍前は毎夏行っていたコース。

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2020,2021ともに行けなくて、今年は行きたいなと思っていたが杓子山越えるの大変だし、葭之池温泉からの帰宅も時間かかるしなってことで葭之池温泉まで行かないコースにしてみました。

 

富台から富士箱根トレイルへ🏃🏻‍♂️🏃🏻‍♂️🏃🏻‍♀️

立山〜畑尾山〜大洞山〜楢木山〜三国山〜明神山(鉄砲木の頭)

誰にも会わない霧の中の静かなトレイルでした。

朝露に濡れたミズタマソウがきれいだったな。

明神山で富士山見えず。。。

この先はUTMFコースですが高指山には行かず、一旦平野に下山してコンビニエイド。

そして石割山へ。

この日一番の目的だったヤマスタスタンプゲット😊

ヤマスタスタンプの解説を読んで初めて知ったけど、この石割神社の岩が『石』という字の形に割れてるから『石割山』なんですって。

 

石割山からは木段地獄。次の山に向かってアップダウンを繰り返します。

…🥹

平尾山〜大窪山〜大平山〜飯盛山長池山  下り基調だけど最後まで登ってイル

ひらけたところからは午前中にいた明神山と山中湖が見える。

自分たちが走ってきた稜線を眺めながら進めるのが醍醐味。

やっぱ走れるっていいね。

最後は湖畔に出て湖にタッチ。(ぬるかった)

富士の湯でフィニッシュ。

途中ではイカル、アオバトクロツグミシジュウカラ、コガラ、コゲラ、カケス、ホオジロ、ウグイスなど。湖にはコブハクチョウ

 

帰りの御殿場駅では夏祭りが開催されてて電車待ち時間に生ビール&もつ煮で打ち上げ。

お祭りだから道端に座って飲み食いしてても違和感なし。

最近ノンアルばっかでもうアルコールいらないかな〜と思ってたけど撤回します。

めっちゃうま💕

 

今週も暑くなりそうですががんばっていきましょう。

 

 

 

 



 

 

 

あの手この手で走ってます(運慶展へ)

8月になったら暑さがぐんと増しましたね。

信越五岳110kにエントリーしているので長い距離を走らねばと思うもののなかなか走れない。

何かランニング以外の目的があればそこを目指していけるかと設定したのが『運慶 鎌倉幕府と三浦一族』展。

横須賀美術館までのルートを調べたら30キロほど。

行けそう!

と思ったのですが・・・

あとちょっとでしたが暑すぎて辿り着けずに終了。馬堀海岸からバスに乗るヘタレでした😅

でも横須賀美術館って電車とバスを乗り継いでむっちゃ地の果てって思ってたけど走っていけるイメージはできたので👍

 

さて運慶展です。

大河ドラマでは運慶役は相島一之さん。職人気質だけど明るく自由奔放そうな運慶を好演されてましたね。

またドラマに登場してくれるといいなぁ。

 

運慶の名前は歴史の授業で出てきた気はするけどほぼ予備知識はなし。

美術館のチケットを買うと見どころと主要出展品の解説が書かれたパンフレットをいただけたのでそれを見ながらの観覧となりました。

運慶の作品は現存するものは31体といわれており(諸説ある)そのうち13体はX線写真や作風によって運慶作ではないかと推定されたものなので(つまり確実ではない)、確実なものは18体しかないみたい。

そんな数少ない中のいくつかが横須賀市内にあるとは知りませんでした。

それが今回一同に横須賀美術館で見られるというのだからこの機会を逃すわけにはいきませんね。

チケット写真にも採用されている毘沙門天立像が一番よかったなぁ。(上の画像の一番左)

横須賀市芦名の浄楽寺所蔵。伊豆の願成就院毘沙門天像(ドラマであったように時政パパが運慶にオーダー)とポーズもほぼ同じなんだけど願成就院の3年後の作品(1189年)とあってさらに腕も上がって素晴らしいのかな。

特にお腹の盛り上がりのところにうっとりしてしまう。

横須賀市岩戸の満願寺所蔵の観音菩薩立像のおへそ周辺にもうっとりした💕

 

他に印象的だったのは、この十二神将立像なんですが(どれも動きがおもしろい)

すべての像に干支を表す動物が割り振られ、その印となる動物を頭につけているのだけれど、それがキャプションと全く一致しない。。観覧者もざわめくほど。

例えば子神像はネズミではなく、ヒツジの頭がついている。卯神像にはネズミというように。

何度も仏像の前を行き来し、見比べてしまう。

これは江戸時代の修復のときに間違ってつけられたからだそうだけど12体中9体が間違っているって江戸時代どんだけいい加減なんだ??

 

などなど見どころ満載です。

それぞれ所蔵のお寺で拝観するとなると予約も必要だろうし、この機会に美術館で拝観するのがおすすめです。

そして9/17からは猪熊さんの展示も始まります。

次こそは美術館まで走ってゆこう🏃🏻‍♀️

 

 

 

 

 

 

念願の奥庭へ!

2018年にスバルライン五合目から山頂に登らず、横移動したことがありました。

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このときに行きそびれたままだった『奥庭』へようやく行ってまいりました。

馬返しを7時15分スタート🏃🏻‍♀️🏃🏻

富士登山競走が終わったので試走ランナーさんもおらず静かな登山道。

佐藤小屋まで鳥が出たら立ち止まり、1時間半くらい。

そのあと六合目まで登って検温を受けました。検温済みのリストバンドをつけてその先を横移動。

スバルライン五合目の喧騒を横目に御中道へ進みます。

往路は首から双眼鏡ぶら下げ全歩き。復路は双眼鏡をザックにしまって緩く走った。

御中道には白やピンクのシャクナゲがたくさん咲いていた。吉田口の登山道では完全に終わっていたけどこちらでは今が見ごろのものも。

クルマユリも愛らしい。

 

御中道から奥庭方面に下りていく道は整備されていて眺めも良く、スバルラインに出たところはバス停できれいな水洗洋式トイレもあり!(無料)

 

そして坂道を下りていくと奥庭荘です!

鳥が集うという水場。その場所はカメラマンさんたちがたくさんいるのですぐにわかりました。水場はめっちゃ小さい。そしてカメラマンさん近い!

それでもひっきりなしに鳥が水浴びに来てます。すごいよ〜

その度にシャッター音もすごい。

到着早々、ウソカップルが連れ立って水浴びに来たのに大興奮のわたくし。

ウソはここ何年も出会ってなくて、この日、三合目あたりでもウソカップルに会ったばかりでした。

繁殖期はつがいで行動すると図鑑に書いてある通りの仲睦まじさ。

というかまさか三合目で会ったのと同じカップルではないよね?

次に茶色い鳥が水浴びに来たときは、双眼鏡でみてもそれがミソサザイなのかカヤクグリなのか判断つかず、でもひときわシャッター音が多かったのでカヤクグリに違いない。

どの子もびしょ濡れすぎてよくわからんのです。

全体にまだら模様になってて尾だけがブルーがかってたのはルリビタキの幼鳥かしら?

ヒガラはずぶ濡れでもわかりやすい。

そしてクライマックスはキクイタダキ!!!

富士山に行けば出会える可能性あるとは聞いていたけれど、小さいしすばしっこいしでみつけるのは難しいのかなと思っていた。この水場に来る話も聞いてはいたけれどそんなタイミング良くはいかないでしょうと思っていた。

なのに何度も水浴びを披露してくれた(嬉)

奥庭入り口あたりではメボソムシクイも至近距離に現れしっかり観察できた。

メボソムシクイは途中のそこら中でさえずっていたけれど姿を見るのは難しかったのに。

奥庭は楽園か!

帰ってきてから奥庭の水場を検索してみると、いろいろなブログなどがヒットしましたが水浴びする鳥のメンバーはほぼ同じ。

ヒガラ、ルリビタキ、ウソは必ずカップル、カヤクグリ、キクイタダキ、他にはホシガラス、メボソムシクイ。

毎度鳥たちが雇われて出演してるのかと思うほど。

 

御中道で木のてっぺんで囀っていたのはビンズイルリビタキ

ルリビタキは冬の間は近所の森で見られるときがあるけれど、暗いところからなかなか出てこないイメージで地鳴きしか知らないし、まさか木のてっぺんで鳴くキャラと思っていなくて悩みました。でも脇がオレンジだし、背中はブルーだしって何度も確認したり、検索したりしてルリビに確定。他にもモヤモヤするのがいっぱいでまだまだ修行が足りません。もっと声をわかるようにならないとなぁ。。

 

22キロ5時間半。ちゃんと走ればもっと時短できると思います。

人混みを避けて涼しいところでのトレーニングとしてもおすすめできます。

奥庭荘では食事もできます。(メニュー豊富)

 

それにしても絶対見られるという感じの水場での観察は禁じ手という気もするので、もう少し偶然の出会いを求めて精進したいと思いまふ。

 

 

 



 

 

大河への道

『道に迷ったら、この映画』というキャッチコピーが気になって、観に行きたかったけれどなかなか行けず近くの劇場では上映終了。諦めていたら、まだ上映中のところがあったので急ぎ観にゆきました。

movies.shochiku.co.jp

トップガンより面白かったです!
原作は立川志の輔さんの落語。それを中井貴一さんが映画にしたい!と企画したもの。

千葉県香取市の観光促進のため、地元出身の伊能忠敬を主人公にした大河ドラマを作るというアイデアを実現に向けて進めていくうちに、ある事実が判明した。

その事実とは、伊能忠敬が17年間自分の足で日本中を歩いて(地球一周の距離だそう)作った日本地図(伊能図)が完成したとき、伊能はすでに死後三年であったということ。

つまり伊能忠敬は日本地図を完成させていない。

完成させたのは別の人物?

そこから劇中の時代は令和から200年前の江戸へ・・・。

出演者全員一人二役です。縁もゆかりもないのに江戸時代の役柄にそれぞれがピタっとはまっているのが良かったなー。

草刈正雄さんの殿(徳川家斉)と知事の二役にはふふふと思った。

伊能忠敬は最初から地図が作りたかったのではなく、『地球の大きさを測りたかった』だけで、そのために当時は関所があって自由に移動できないのを地図作りという名目があれば蝦夷に行けるということで測量を始めたのだという点もへぇ〜だった。

日本地図が未完のまま、伊能は死去し、残された伊能組のメンバーは伊能死亡の事実を隠し、地図の完成を目指す。幕府にバレそうになるのを必死でごまかすのもなかなかでした。

衛星どころかドローンも道具も何もない時代にほぼ狂いのない日本地図を完成させた情熱。

映画のクライマックスで殿の大広間に広げられた地図は美しかったです。

 

中井貴一さんが演じる高橋景保という人物を帰ってきてから調べてみたら驚きの事実が。

伊能忠敬が50歳のとき、天文学者高橋至時31歳に弟子入りします。この方が高橋景保のお父さん。このことは映画の中でも周知のこと。

そういう縁もあって、息子氏の景保が地図完成までを手伝うわけですが、完成後のその後の話。。。

景保はなんとシーボルト事件でお縄になり、獄中死しているのです・・・

シーボルト事件って学校の授業で出てきましたね。全く内容覚えてなかったけど。

シーボルトにヨーロッパの最新地図と日本の最新地図を交換しようと持ちかけられ、景保は日本の地図を渡してしまいます。それをシーボルトが国外に持ち出したのがシーボルト事件。

当時は地図は国家機密でした。

 

そんなこんなでこれまで知らなかった歴史のいろいろを知ることができる時代物はとても面白いです。

安定のおもしろさのこちらも!あきない世傳-金と銀12

十三巻は来月発売。楽しみ〜♪

 

 

7/25は芽切りの日

毎年7月25日は黒松の芽切りの日。

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今年はちょい前倒しの日程で先日、盆栽ワークショップにて作業してきました。

というのも毎年どんどん当初の姿とかけ離れていく我が家の黒松盆栽。

なにをどうすればいいかわからず悩んでいたところ、BONSAIちえさんが『持ち込み盆栽教室』をされているとのことでこちらに参加を決めたのです。新しい盆栽を増やすのではなく、今ある盆栽を手入れしてゆきたい人向けのワークショップです。

山崎ちえの持ち込み盆栽教室 - BONSAIちえ

申し込み時にすでに満席でしたが1名分の枠を広げていただいてのビジター参加。

定期的に教室に通われている皆さんの盆栽と比べてなんと手をかけていない放ったらかしの我が家の盆栽よ・・・

テーブルの上に出すのが恥ずかしかったです・・・😔

 

ちえ先生のお見立てによると幾分弱っているようで「芽切りはやめにしましょう」とのこと。

5月頃に肥料を与えましたが全然足りないそうです。

表面の苔は外した方が水の吸収が良いそうで、芽切りを伝授していただくはずが苔を外す作業と鉢のカルキをこすって取る作業のみとなってしまいました。

外した苔の中からでっかりアリが1匹出てきてびっくり。そのアリはいつの間にかどこかに消えたけどどこ行ったのかな〜

伸び放題だった南天は少しスッキリさせました。

こちらも苔は外しました。

御殿場桜は枯れた枝は切って、伸びてきた葉はそのままに。(この夏越せるか心配)

あとは他のメンバーさんの盆栽で目の保養をして帰ってきました。

f:id:kobitoku:20220725140410j:image

芽切りはせず、来年春に植え替えましょうというアドバイスを受けました。

来春まで生きて〜🙏

 

さてようやく本格的な梅雨明けの感じ。

アトリエkikaさんへオーダーのサンダルの納品は全て済ませましたが、また追加でオーダーがあったのでサンダル業務はまだ続きます。8月中もkikaさんにまだサンダルを何足か展示していただいているのでお近くにお越しの際はどうぞお立ち寄りください。

 

 

 

 

近況とコムクドリの羽根

お久しぶりです!

日光から帰ってきて以来、サンダル業務に忙殺されておりました。

毎年、お客様に梅雨明けまでにお届けするのが目標ですが、今年は梅雨明けがびっくりするくらい早くて全く間に合わず・・・

けど梅雨明け宣言以降、梅雨としか思えない天気が続いているのでまだ大丈夫ですよね?

今週末までには全てお届けできるようにと思って必死にやっております。

 

年々、何をするにも時間がかかるようになったこびとくですが、今年は神隠しがすごくて・・・。

以前からも道具類が突然神隠しにあうことはあったのですが、最近は毎日です。

だいたいは数時間から数日で消えたものも出てくるのですが今年は出てこない!

先日消えた靴紐はまだ出てこない謎。

裁断したはずの革も。

探すより新しく裁断した方が早いのでやり直しの連続。

特に紙型がよく消える。

先日は数時間後にトイレのスリッパの中で発見しました!(なぜに?)

 

そんな中、コムクドリの羽根を拾いました。

一昨日の雨の日、藤沢駅の通路にて。

以前にもこの辺りで拾っているのですぐにコムクドリとわかった。

白斑も特徴だけど、この先端がギラっと金属のように光っているのがコムクドリ

4年ぶりに拾いました。

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ムクドリは東南アジアや台湾、中国南部から5〜6月頃に日本に渡ってきて北海道や本州中部以北で繁殖する鳥。繁殖地は日本近辺に限られるそう。神奈川県内では繁殖例は少ないらしく、繁殖地に向かう4~5月くらいか繁殖を終えて越冬地に渡る前の7~10月上旬に観察されるそう。

 

あたりを見回すといろんな部位のたくさんの羽根が落ちていて、換羽ではなくて襲われたもののよう。JRと江ノ電の連絡通路なので毎日多くの人が行き交う場所。

バトルは夜中か夜明けに行われた?

トビ?カラス?

街路樹にねぐらをとるムクドリに混じっているというコムクドリ

わたしはまだその姿を一度も見たことがありません。

この夏、コムクドリをみつけるのが目標。

もうひとつの目標は豆本切手帳の鳥図鑑を再びつくること。

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先日、飛んできたのはオオジシギ、カイツブリトラツグミ

お手紙に貼られて飛んできた鳥たちもそれなりに溜まったので何冊かできそうかも。

他にもこの夏やりたいことありますがそれはまた別の機会に。

 

 

 

 

 

 

 

行き当たりばっ旅・奥日光編

さて今回の旅の目的でもある戦場ヶ原での探鳥の前に情報収集のためビジターセンターへ。

奥日光で見られる鳥を確認。タッチペンを使ってそれらの鳥の声も聞けるようになっていました。

なんと憧れのオオジシギもいるらしい。会えたらいいな〜♪

www.nikkoyumoto-vc.com

ハイキングマップの他に立ち寄り湯マップももらう。

この立ち寄り湯マップが優秀でした。旅館ごとに料金や時間も書いてあり、さらに露天風呂の有無までも。

最近はQRコードスマホで読み取るスタイルが主流になりつつあるけれど、我々中高年はやはり紙媒体の方がいいのよね。紙地図なら横にしたり、逆さまにしたり自由に見られるし、バッテリー切れもないし。

足湯があったので入ってみました。

この辺りの温泉がにごり湯だということもここで初めて知る。

日光湯元温泉には探鳥の帰りにも立ち寄って、さっぱりして帰宅しました。気持ちよかった〜

 

では、いざ戦場ヶ原へ。

赤沼Pをスタートしていかにも鳥がいそうな木道をゆく。

熊目撃情報もかなりあったのでちょいビビりつつ。

アカゲラがちょいちょい出てきました。頭のてっぺんが赤いのもいたけど幼鳥なのか、それともオオアカゲラなのか?

湿原の向こうに男体山がどーんと。やっぱり次回は男体山に登りたい。

カッコウが鳴いております。

ホオジロ的な鳴き声はたくさん聞いた。

ビンズイの声はわかった。

アオジがさえずっていて、冬場に近所でチッチッと地鳴きしているアオジとはまるで別人。

お腹黄色いからノジコ(見たことないけど)かなと思ったけれど目の周り真っ黒なのはアオジみたい。

ノビタキは去年の八ヶ岳方面ではのどのオレンジがはっきり見えたのにここではそれが不鮮明で悩みました。

木のてっぺんに尾の長い鳥。モズぽいけど色がグレーで、サンショウクイ??と思ったら"高原モズ”というグレー系のモズがいるということで、それだったのかな?

スズメぽいのがいたけどそれがニュウナイスズメ??

と、はっきり識別できないものばかりのモヤモヤ〜

だけどもバス停近くの舗装路に出てきてたアカハラはしっかり見られました。夏のアカハラ初めて見た。嬉しい。

一番たくさん目についたのはイブキトラノオ

ヤマオダマキハクサンフウロノアザミ、キオン、ハクサンフウロ

ヤマツツジニッコウキスゲも。花は少なめ。

ワタスゲやズミの花は終わっていたみたい。なので空いておりました。

ついでにと見に行った湯滝がなかなかの迫力で。

奥日光のひな壇の地形というのがよくわかった。

男体山の噴火でできた湖とそれをつなぐ滝。

1269mの中禅寺湖、1400mの戦場ヶ原(もとは湖)、1478mの湯ノ湖、それを湯滝と竜頭ノ滝がつないでいる。

日光市の天気予報を見ると湘南エリアより気温が高く、防寒のことは全く考えないで出かけてしまったけれど、奥日光の朝は寒かったです。避暑地だったんですね。

東照宮はむちゃくちゃ暑かったけど。

 

また違う季節に訪れてみたい日光でした。

おしまい。

 

 

 

行き当たりばっ旅・日光編

ふと思い立ち、初めての日光へ。

旅行へは下調べをしていくことも多いのですが今回はなし。

とりあえず日光と言えば東照宮

バーダーの聖地、戦場ヶ原で鳥を探したい!

温泉もあるらしい

このくらいの予備知識で出かけました。

 

で、東照宮にやってまいりました。

実は20代の頃に西岡常一棟梁に関する本をいくつか読んでおりまして、西岡棟梁が東照宮を酷評されていたイメージしかなく、これまで訪れようと思わなかったのです。

寺社建築で)一番悪いのは日光東照宮です。装飾のかたまりで…芸者さんです。細い体にベラベラかんざしつけて、打ち掛けつけて、ぽっくりはいて、押したらこける…

読んだ本には確か石灯篭の写真も添えられていた。(これのことかなぁ)

先入観ってすごいですね。初めてなのにそういう目でしかみられなくなってしまった。

美しい門といわれる陽明門もあまり好きになれず。

すっごい階段を登った先の奥宮にあるのは家康公のお墓。

来年の大河ドラマが始まったら、さらに多くの人でにぎわうのでしょう。

 

有名な三猿は意外とマンガチック。

 

眠り猫は見逃してしまって絵馬を撮影。

修学旅行の小学生がいっぱいいて、そっちに気を取られちゃった。

めちゃくちゃ暑かったと思ったら雷がゴロゴロ鳴りだしたので東照宮はこれにて終了。

隣の二荒山神社はさらっと拝観。

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中禅寺湖畔に宿をとったので夕方散歩に出てみると、また二荒山神社がありました。

背後に見えるのが男体山

神社の境内が登山口になってた!

男体山百名山であることはあとから知る。(知っていたら登山の計画立ててたのに〜)

 

ここの神社で登山料1000円を納めて登山届を提出して登ることも初めて知る。

 

そして連続登山の偉大なる人々の中にトレイルランナー星野由香里さんの名前をみつけて大興奮。

24時間で8往復したそうです。すごすぎる。

東照宮より、この二荒山神社の方が厳かでよかったな。

 

奥日光編に続きます。

 

 

 

 

 

 



鳥の羽講座

日曜は野鳥の会神奈川のビギナー談話室『鳥の羽講座』へ。

ベテランさんの集めた鳥の羽を見せていただけるとのことで申し込みました。

自分のとっておきの羽根も見てもらおうとコレクションから何枚かピックアップして持っていく。(ソウシチョウ、コムクドリカワラヒワ、カケスなど)

他の参加者の方も同様にご自身の集めたのを持ってこられてました。

開始早々、テーブルの上に羽根を広げてワイワイ。

そして高価な分厚い鳥の羽図鑑もテーブルの中央に!

講座が始まる前からページをめくってしまいました。

 

講座の始めにまずは鳥の羽の役割についてスライドで説明を受ける。

  • 飛ぶため
  • 雨を避けるため
  • 保温のため

主にはこの三つ。

もし、人間がこの3つをやろうとするならば、飛行機などがいるし、雨ガッパ、ダウンジャケットなど必要。それを鳥は裸一環でやってのけるのだ。

講座らしい講座はここで終了w

あとはフリータイム。

羽根を顕微鏡で見たり、順に羽根をまわしてじっくり見る。

アオゲラの尾羽が硬いのは木にとまるときに両足と尾の3点支持で止まるから丈夫にできているとか、渡りをする鳥ツグミベニヒワに比べて渡らない鳥メジロの頭部の羽がスカスカだとか、へぇ〜とうなることの連続。

羽と羽の間にはフックのような毛が生えていて、それがひっかかることで髪の毛のように一本一本がバラバラにならずに全体で翼として機能しているのだということは初めて知った。

そのフックのような毛は顕微鏡を使ったら見えたし、双眼鏡を逆向きで覗くことでも観察できた。

先日の探鳥会で訪れた箱根ビジターセンターの壁にあったフクロウの羽根↑

音を立てずに獲物まで飛んでいけるように羽根がギザギザになっている。このギザギザのおかげで空気が抜けて羽音がしなくなるそうだ。

このしくみは新幹線のパンタグラフにも応用されている。

 

いきもののデザインってすばらしいと思いません?

必ず理由があってその色、その形。

学ぶべき点が多いです。

あっという間の2時間でした!

 

おまけ。

講座の前に腹ごしらえ。

ラン友シマちゃんのご主人のつくる澄んだスープのおいしいラーメン。

身体が喜ぶラーメンです。

武蔵新城駅から徒歩5分くらい。近くにお風呂もあるそうで走って行ってお風呂上がりにも行ける!→千年温泉

週末のみ(現在は日曜のみ)のシェアレストラン。こういうしくみもおもしろいな。

【初日から大行列】絹のようななめらか無化調スープと全粒粉麺「だし工房 絹と小麦」が5月14日武蔵新城にオープン! | NEWSCAST

ぜひともおすすめします。

だし工房 絹と小麦

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

塔ノ岳1.5

UTMF以来の山らしい山へ  🏃🏻‍♀️🏃🏻‍♀️🏃🏻‍♀️🏃🏻‍♀️(毎度おなじみ熟女メンバーで)

大倉バス停を8時スタートして塔ノ岳へ。

全歩きで2時間15分。暑かったけどまだ大丈夫。朝に雨が降ったようで地面が濡れていて、カマ首あげたヒルを2回見た😱

山頂休憩10分で下山開始。

春先に比べてハイカーさんは少なかった。

堀山の家まで下りてきたら・・・

 

顔はめで記念撮影し、踵を返し再び塔ノ岳を目指す。

罰ゲームではなくてトレーニングww

2回目の登りは気温も上がってきて、もー大変💦

 

2回目の山頂は真っ白でした。

 

大倉から2往復する"塔ノ岳ダブル”は聞いたことはあったけど、できる気が全くせず。

でも堀山の家で折り返す"1.5"ならなんとなくできそうな気がしてチャレンジしました。

この日、3回通って3回顔はめ写真を撮った堀山の家、標高943m。

1.5と言うなら、駒止茶屋まで下らないとダメだよね?

ということで次回はもっとハードルを上げていくかも?!って(いや、もう勘弁してください!)

わたしの次のレースは信越五岳110kなので標高差1200mを登る練習が必要なのかと言えば違う気がしますが楽しかったから、まっいいか。

絶賛筋肉痛ですが今週も頑張っていきましょう。

 

追記。

鳥のさえずりが聴けるかもと期待していきましたが、風が強かったせい?もうさえずりの季節も終盤のせい?声はちょっと少なめでした。

それでもミソサザイクロツグミの声はよく通っていて、往きも帰りも同じ場所で聞こえたし、ツツドリホトトギスアオバトも聞こえた。

今年見聞きした鳥は現在103種です。