こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

鳥の羽講座

日曜は野鳥の会神奈川のビギナー談話室『鳥の羽講座』へ。

ベテランさんの集めた鳥の羽を見せていただけるとのことで申し込みました。

自分のとっておきの羽根も見てもらおうとコレクションから何枚かピックアップして持っていく。(ソウシチョウ、コムクドリカワラヒワ、カケスなど)

他の参加者の方も同様にご自身の集めたのを持ってこられてました。

開始早々、テーブルの上に羽根を広げてワイワイ。

そして高価な分厚い鳥の羽図鑑もテーブルの中央に!

講座が始まる前からページをめくってしまいました。

 

講座の始めにまずは鳥の羽の役割についてスライドで説明を受ける。

  • 飛ぶため
  • 雨を避けるため
  • 保温のため

主にはこの三つ。

もし、人間がこの3つをやろうとするならば、飛行機などがいるし、雨ガッパ、ダウンジャケットなど必要。それを鳥は裸一環でやってのけるのだ。

講座らしい講座はここで終了w

あとはフリータイム。

羽根を顕微鏡で見たり、順に羽根をまわしてじっくり見る。

アオゲラの尾羽が硬いのは木にとまるときに両足と尾の3点支持で止まるから丈夫にできているとか、渡りをする鳥ツグミベニヒワに比べて渡らない鳥メジロの頭部の羽がスカスカだとか、へぇ〜とうなることの連続。

羽と羽の間にはフックのような毛が生えていて、それがひっかかることで髪の毛のように一本一本がバラバラにならずに全体で翼として機能しているのだということは初めて知った。

そのフックのような毛は顕微鏡を使ったら見えたし、双眼鏡を逆向きで覗くことでも観察できた。

先日の探鳥会で訪れた箱根ビジターセンターの壁にあったフクロウの羽根↑

音を立てずに獲物まで飛んでいけるように羽根がギザギザになっている。このギザギザのおかげで空気が抜けて羽音がしなくなるそうだ。

このしくみは新幹線のパンタグラフにも応用されている。

 

いきもののデザインってすばらしいと思いません?

必ず理由があってその色、その形。

学ぶべき点が多いです。

あっという間の2時間でした!

 

おまけ。

講座の前に腹ごしらえ。

ラン友シマちゃんのご主人のつくる澄んだスープのおいしいラーメン。

身体が喜ぶラーメンです。

武蔵新城駅から徒歩5分くらい。近くにお風呂もあるそうで走って行ってお風呂上がりにも行ける!→千年温泉

週末のみ(現在は日曜のみ)のシェアレストラン。こういうしくみもおもしろいな。

【初日から大行列】絹のようななめらか無化調スープと全粒粉麺「だし工房 絹と小麦」が5月14日武蔵新城にオープン! | NEWSCAST

ぜひともおすすめします。

だし工房 絹と小麦