こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

念願の奥庭へ!

2018年にスバルライン五合目から山頂に登らず、横移動したことがありました。

kobitoku.hatenablog.com

このときに行きそびれたままだった『奥庭』へようやく行ってまいりました。

馬返しを7時15分スタート🏃🏻‍♀️🏃🏻

富士登山競走が終わったので試走ランナーさんもおらず静かな登山道。

佐藤小屋まで鳥が出たら立ち止まり、1時間半くらい。

そのあと六合目まで登って検温を受けました。検温済みのリストバンドをつけてその先を横移動。

スバルライン五合目の喧騒を横目に御中道へ進みます。

往路は首から双眼鏡ぶら下げ全歩き。復路は双眼鏡をザックにしまって緩く走った。

御中道には白やピンクのシャクナゲがたくさん咲いていた。吉田口の登山道では完全に終わっていたけどこちらでは今が見ごろのものも。

クルマユリも愛らしい。

 

御中道から奥庭方面に下りていく道は整備されていて眺めも良く、スバルラインに出たところはバス停できれいな水洗洋式トイレもあり!(無料)

 

そして坂道を下りていくと奥庭荘です!

鳥が集うという水場。その場所はカメラマンさんたちがたくさんいるのですぐにわかりました。水場はめっちゃ小さい。そしてカメラマンさん近い!

それでもひっきりなしに鳥が水浴びに来てます。すごいよ〜

その度にシャッター音もすごい。

到着早々、ウソカップルが連れ立って水浴びに来たのに大興奮のわたくし。

ウソはここ何年も出会ってなくて、この日、三合目あたりでもウソカップルに会ったばかりでした。

繁殖期はつがいで行動すると図鑑に書いてある通りの仲睦まじさ。

というかまさか三合目で会ったのと同じカップルではないよね?

次に茶色い鳥が水浴びに来たときは、双眼鏡でみてもそれがミソサザイなのかカヤクグリなのか判断つかず、でもひときわシャッター音が多かったのでカヤクグリに違いない。

どの子もびしょ濡れすぎてよくわからんのです。

全体にまだら模様になってて尾だけがブルーがかってたのはルリビタキの幼鳥かしら?

ヒガラはずぶ濡れでもわかりやすい。

そしてクライマックスはキクイタダキ!!!

富士山に行けば出会える可能性あるとは聞いていたけれど、小さいしすばしっこいしでみつけるのは難しいのかなと思っていた。この水場に来る話も聞いてはいたけれどそんなタイミング良くはいかないでしょうと思っていた。

なのに何度も水浴びを披露してくれた(嬉)

奥庭入り口あたりではメボソムシクイも至近距離に現れしっかり観察できた。

メボソムシクイは途中のそこら中でさえずっていたけれど姿を見るのは難しかったのに。

奥庭は楽園か!

帰ってきてから奥庭の水場を検索してみると、いろいろなブログなどがヒットしましたが水浴びする鳥のメンバーはほぼ同じ。

ヒガラ、ルリビタキ、ウソは必ずカップル、カヤクグリ、キクイタダキ、他にはホシガラス、メボソムシクイ。

毎度鳥たちが雇われて出演してるのかと思うほど。

 

御中道で木のてっぺんで囀っていたのはビンズイルリビタキ

ルリビタキは冬の間は近所の森で見られるときがあるけれど、暗いところからなかなか出てこないイメージで地鳴きしか知らないし、まさか木のてっぺんで鳴くキャラと思っていなくて悩みました。でも脇がオレンジだし、背中はブルーだしって何度も確認したり、検索したりしてルリビに確定。他にもモヤモヤするのがいっぱいでまだまだ修行が足りません。もっと声をわかるようにならないとなぁ。。

 

22キロ5時間半。ちゃんと走ればもっと時短できると思います。

人混みを避けて涼しいところでのトレーニングとしてもおすすめできます。

奥庭荘では食事もできます。(メニュー豊富)

 

それにしても絶対見られるという感じの水場での観察は禁じ手という気もするので、もう少し偶然の出会いを求めて精進したいと思いまふ。