こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

大磯うつわの日

3年ぶり開催の『大磯うつわの日』へ。

大磯町内に38ヶ所もの会場があるのであらかじめ行きたいところをピックアップしてから出かけた。

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最初はGoogleマップで歩いていたが途中からは会場でもらった紙の絵地図で進む。(絶対コッチがわかりやすい!)

3年前にも「大磯うつわの日」巡りをしているがそのときはなかった『パン屋の冨田』さん。

もとパン屋で今はカフェなんだそう。並びに以前はなかったお花屋さんもできていた。(こちらは元文具店だそう)

岡村友太郎さんのカラフルな器が素敵でした。

 

『花の器と蓋物』の青野明子さんの作品も繊細で良かった。

酒器もありました。欲しかったけど今回は器を買うのはガマン。

 

こんな趣きのある店構えのパウンドケーキの三日月さんにて。

購入したパウンドケーキを好きな作家さんの器で頂けるというので、岡村友太郎さんのお皿を選んでひと休み。コーヒーはポットのお湯をもらってセルフでドリップ。

 

細い路地が複雑に入り組んでいる大磯の町。

さまよい歩きが楽しい。

渡れると思っていた踏切が閉鎖されててグルっと遠回り。

 

金継ぎの話が聞けておもしろかった。

竹で作った指パレット。金継ぎ教室ではそれぞれが使う道具から作るそう。

 

売り切れる前に玲子さんの焼き菓子を買って帰りました。

「うつわの日」じゃなくて「焼き菓子の日」になっちゃったな。

 

4月や5月の春のアートイベントはほぼサンダル業務に忙殺され全滅だけど、秋のイベントはできるだけ行きたいものです。

10/27から開催の『秋日の読書散歩』もいくつか巡れるといいな。

 



 

 

 

 

メタモルフォーゼの縁側

少し前に『メタモルフォーゼの縁側』を観ました。

metamor-movie.jp

予備知識全くなしで、なんとなく映画館のサイトをみていたらかかっていたので観に行った次第。

書店でバイトする17歳のうらら(芦田愛菜ちゃん)と一人暮らしの雪(宮本信子さん)75歳をつないだのはボーイズ・ラブ。

BL漫画にはまった二人が同じ趣味を持つ友人として交流を始める。

雪さんちの縁側で繰り広げられる二人の会話がほのぼのして良かった。

雪さんの作るお料理もおいしそうだった。

歳の差58歳とあったが、趣味の世界では歳は関係ないですよね。

わたしもバードウォッチングやランニングを通じて10代のお友達ができたらなぁ・・・と夢見てしまう。おやつやお昼ごはんをふるまってあげたい。

 

あとこの映画の中でうららが走るシーンが何回も出てくるのだけど、芦田愛菜ちゃんがしっかり走っているのが印象的。愛菜ちゃんって頭もいいけど運動神経もいいんだな。ほんといい女優さんです。

75歳役の宮本信子さんもとてもいいのだけど、75歳ならもっと若々しくても良かったな。

おばあちゃんになりすぎだったかも。でも原作はしっかりおばあちゃんだし仕方ないか。

わたしの大好きな80代の筆頭は角野栄子さん

www.nhk.jp

この番組も見逃せないです。

先日は70代のお友だちSさんの作陶展にお邪魔してお皿を買いました。

アクティブシニアよって言ってましたが見習いたい。

好きなもの、夢中になれるものがあるということが大事なんだろうね。

 

 

葉山アルプス・下沢尾根〜中尾根〜田浦梅林

野鳥の会メンバーさんと今月は葉山アルプスへ。

前回葉山アルプスを歩いたのは2年前。

kobitoku.hatenablog.com

今回は南沢は回避して中尾根オンリーで乳頭山まで行きました。

トレランでは南尾根をよく使うけど中尾根の方がアップダウンは少ないですね。

この日は雨があがる予報だったのに☔️止まず。

ハセツネを思い出すドロとスリッピー。

最初に通過した下沢尾根の難易度も上がっていてちょい疲れました。

てか今回のハセツネのダメージが結構大きくて。

終わってからずっと奥歯の痛みがあって、それも免疫力低下が原因じゃないかと。

食事が進まず、リカバリーに時間がかかりました。

 

中尾根は道迷いしやすいエリアですが割としっかり道標もあり。

昔は朽ち果てたやつしかなかったものね。

 

鉄塔を2個通過したら乳頭山。

春先はUTMF練で毎週のように通ったっけ。

 

ここからは田浦梅林に下ります。

ロープ箇所が3つくらい。

山歩きに慣れているメンバーさんはスイスイ。

わたしはいつまで経ってもこういうとこは苦手。なんとかしたいけどどうにもならず。

ハセツネで疲労してしまったのも怖がりが主な原因。

あと身体が硬くて可動域が少ない感じがするのでもっとストレッチをやらねば。

難所を超えて梅林の展望台で一息。

この日はここまでほとんど鳥の出現なく、双眼鏡を使うこともなかった。

しかし、このあと梅林でツツドリを発見!!!

夏の箱根や丹沢でポポッポポッと電子音のように鳴いているあのツツドリです。

カッコウの仲間で托卵する鳥。

托卵相手はセンダイムシクイでだいたい標高1000m以上にいる。

こびとく調べでは標高の高いところ順にいうとツツドリ(1000m~)>ジュウイチ(900m~)>カッコウ(600~700m)>ホトトギス(0m~)です。

そんな鳥がなぜ田浦梅林に?

春と秋の渡りの時期は平地の公園でも見られると図鑑などに記述があるように移動の途中で立ち寄っているんですね。

ツツドリの声を聞いたことはあっても姿を見たことがなかったので大興奮。

2羽いたので追いかけながらじっくり観察できました。

東南アジアまで行くのかな?旅の無事を祈ります。

 

鳥は少なかったけれど秋の草花はいっぱいありました。

備忘録的に。

エリマキツチグリ

 

イヌショウマ

 

カシワバハグマ

 

オケラ

 

コシオガマ

 

サンショウの実はピリリと紅かった。

今年の鵠沼海岸でのヒヨドリの渡りは10/15に初認。

例年だとハセツネ前だからちょい遅いのか、わたしが海まで出る日が少なかったか。

 

 

 

雨ツネ泥ツネ その2

24時間でコースを2周するハセツネダブルの部。

エントリーできるのは歴代の優勝経験者か10時間未満の完走経験者、またはITRAパフォーマンスポイント男子725、女子600以上。

わたしらが20時間以上かかるなら、ダブルの選手に抜かれる可能性ありとは思っていた。

けれども、あのドロドロツルツルどうするの?

1周目は良かっただろうが2周目は2000人近くが通ったあとだよ。

もしかしてダブルは中止になってるかもね・・なんて話していたのだ。

だけど日の出山で聞こえてきた『ダブル、小原選手長尾平通過』のアナウンス。

え!もうすぐ来るの?!

ってことでわたしたちもすぐに金毘羅尾根に向かって出発した。

一体どこで抜かれるのだろう?

と思っていたら結構早かったです。

 

いきなり後ろから『ダブルです!』の声と共に小原さん現る。

そして脇によけたわたしたちをあっという間に抜き去る。ちょっと登っている場所だったけれど一瞬でした。とても2周目とは思えないスピードで。

『ナイスラン💕』ととっさにかけた言葉に『ハイ!』と答えて去ってゆきました。

もうなんて爽やかな風が吹いたことか。

速い〜足長い〜日焼けしてない〜汚れてない〜

その場にいる人たちといいもの見たわぁ〜💕となり、全員ハート目に😍

そしたら夫が『小原さん長靴履いてたね』と言うのです。遠ざかっていく後ろ姿を見るとほんとだ!長靴履いてる!!!

すごい!トップアスリートって、そこまで準備してるんだと感心しきり。

地面についた新しい足跡を見て「多分、これが小原さんの長靴の跡だよ〜」と踏んでみたりして。

よくよく考えてみれば長靴には計測チップは付けられないし、そんなはずないだろうとわかりそうなものなんだけど徹夜で歩いて頭おかしくなってる夫婦には長靴すげ〜としか思えなかった。

家に帰ってから小原さんのフィニッシュシーンの動画を見て、後ろ姿のロングパンツの膝下がまるで長靴のように泥で色が変わっていただけということを知るのでした。

そのあとトレイル出たところでダブル2位の万場さんにも抜かれる。万場さんも一瞬でした。

ゼッケンの色違う!くらいしかわからなかった。

で、万場さんの後ろをゆっくり歩いていたわたしたちのゴールは3位の三浦選手の少し前。

おかげでこの時間帯のフィニッシュの割には観客が多くて賑やかな中\(^-^)/\(^-^)/無事ゴール。

小原さんに抜かれたこと、いい思い出になりました。

8位ヤマケンさんのタイム、23時間52分とかも親しみしかないです。

2年に一回でもいいからまたハセツネダブルを開催してくれないかな〜

 

今回の功労賞。

  • T2Trail 10L   防水インナー付きだから雨でもザックの中は濡れず、オプションポケットも便利だし、ドロドロのレインパンツを脱いだあと、外付けにできて中を汚さず。
  • ポール ある無しで明暗分けたと思う。
  • レイングローブ  ペラペラの26gだけど持ってて良かった。アクシーズクインの商品は風雨を防ぐのではなく「凌ぐ」をコンセプトにしているらしい。まさに凌げた。

参加賞はこちら。

スタートしてすぐの渋滞のときに佐藤栞里さん似のカワイイ女性とお話したのですが、岩手からの参加でハセツネは初めて、もちろん試走もなし(動画で予習したそう)とのことで、初めてでこのコンディションは大変だろうなー、どうしたかなーと思っていたのですが、なんと金毘羅尾根で再会!!!

近いところでゴールしました。

SNSやってますか?とか連絡先とか聞きそびれてしまったけれどもしこのブログを目にすることがあればぜひともコメントください!

繋がるといいな。

 

さて、次は1ヶ月後の日光

ゲストランナー小原さんだよ❣️(嬉)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨ツネ泥ツネ(完走しました!)

日本山岳耐久レース(ハセツネ)完走できました!

スタートして3時間もしないうちに雨が降り出し、ほぼ一晩中降ってた。

おかげでトレイルはスーパードロドロ&スリッピー😱

めっちゃくちゃ時間かかった71.5キロでした。

今回、完走すれば10回完走のアドベンチャーグリーンの称号を貰える夫と一緒にフィニッシュしました。夫とはスタートから付かず離れず進んでいたけど、浅間峠手前ではぐれ、さよならかなと思ったら、浅間峠でまた合流したので以後一緒に進むことに。

旅は道連れ世は情け。

なかなか思い出に残るおもしろい旅でした。

 

スタート地点では久しぶりの人たちにも会い、わーわーきゃあきゃあ過ごす。

マンモス大会だから結構知り合いに会えます。ここでしか会わない人もいるし同窓会ぽい。

みんな久しぶりのハセツネで嬉しそう。

13時にスタートして今熊神社に向かう沿道でコースを2周するダブルの部にエントリーされていたはずの望月将吾さんが応援しているのを発見!

「あれっ?望月さん、ダブルは?」とお尋ねしたら「ごめんなさーい」と答えてくださった。

そして今熊神社の階段のところには石川弘樹さん。

信越五岳のTシャツをリメイクしたのはわたしです!とお伝えしました。(先日こびとく日誌の記事を石川さんがリツイートしてくださり、一瞬バズったの)

kobitoku.hatenablog.com

入山峠ではラン友さんの熱烈応援を受け、そのお隣には上田瑠偉くんが!

とトップアスリートと触れ合うこともでき、テンション上がりました。

 

前週に浅間峠までは試走しているので辛いのは承知のこと。淡々と進みます。

渋滞はあったけれど入山峠は流れていたから以前ほどではなかったのかな?

雨脚も強まり、薄暗くなったところでレインを着て同時にライトの準備。

その頃から路面の状態が悪くなってきてた。

浅間峠の手前の滑りやすいところは予想通りスキー場のようになっていた。でもこれはまだ序の口。この先、全ての登山道でツルツルかドロドロのどちらかが永遠に続く。

巻き道では路肩を踏み外すと滑落しそうなところがいっぱいあり、滑るので怖い。

この状況で誰も落ちないのがむしろすごいなと思いながら進む。

浅間峠からはポールを使用。持って来てよかった。

何人かのお友達はポールなしで完走していたけれどわたしは無理だったなと思う。

ポールがなければ下れないところばかり。登りでもポールが大活躍。

夫はポールなしだったのでドッカンドッカン派手に転ぶ。「大丈夫!?」と何度叫んだことか。

そんなわたしも横滑りしてヒュンっと漫画のように足揃えて真横に転んでそのまま泥の上を滑り落ちていったり。怖い、怖い〜言いながら進んでいた。それにもそのうち慣れてくるのだが。

一番すごかったのが第二関門月夜見駐車場を出たすぐのあの坂!

あそこは乾いていても滑るのだが、降り続く雨とわたしが通過する頃は1000人以上が通ったあとなのでみんなが滑った跡だらけで(人が滑ったところは絶対滑る)どこを通っていいかわからないくらい。一歩ごとに滑る。滑ったら止まらない。そのまま滑り落ちていく。

この場所の通過にめっちゃ時間かかった。脇の草の上が滑らないって言われて移動するんだけどその途中で滑り落ちてしまうというね。

広大な滑り台と化していた。あちこちでみんなが叫びながら転んでて地獄絵図のよう。

他のところの記憶が薄れてしまうほどの強烈さでした。

実際、他のところを思い出せない・・・

その後はツルツルというよりドロドロ、水溜りが続いてたのかな?

雨は止んだかと思うとまた激しく降ったりもし、予報より降った感じ。

14度、雨は2~3ミリという予報だったはず。山の上はもう少し気温は下がっていただろうけど動いていればそんなに寒くはなかった。雨は2~3ミリより降っていた印象。

第二関門でレインパンツを履いたような気がする。

レッグカバーも持ってきていたのでタイツ代わりに履きたかったけれど雨の中、ドロドロのシューズを脱いで履くのは困難でシューズを履いたままで履けるレインパンツをセレクト。

保温のための長袖もザックにあったがこちらも雨の中、一旦レインウェアを脱いで着るのは大変で半袖アームウォーマー+レインのまま続行。

びしょ濡れの指なしグローブは指ありのものに取り替えてレインカバーになるグローブを重ねた。(さらにアンダーにはファイントラックのスキンメッシュ)

数日前、いきなり気温が下がった朝にちょうど14度くらいだったので試しに走ってみたら半袖アームウォーマー短パンで寒くはなかったが手だけは冷たく感じたので手の寒さ対策は万全にしておいたのだ👍

それにしても雨だとボトルへの水の補給も着替えも何もかもびしょ濡れの中でやらないといけないし、ドロドロだしで大変でした。

ハセツネの場合、エイドじゃなくて"関門"だから関門でいろいろやるより、途中のベンチで準備する方が休まる気もした。

夫のアドベンチャーグリーンがかかっていたし、今回は3人でチームエントリーをしていたのでチームリザルトを残すためにもリタイアの選択はなかったけど、正直なところ第二関門でやめたい感じだった。

足元が悪くて変に踏ん張ったりするから体力が消耗したのか、とにかくバテバテ。

いつもの夜中のムカムカもきていた。

とにかく深夜帯に弱すぎる。夜中に身体が動かない。。(でも夜のレースは大好き)

前をゆっくり歩く夫にもついていけない。

「ちょっと待ってくれぃ」

「休ませてくれぃ」

「補給させてくれぃ」と何度も懇願。

ポールを持っていると止まらないと補給ができないので時間のロスは多くなる。

ま、今回は時間のことは気にせず進みました。御前山も大岳山も山頂で座って休む。大岳山ではすでに明るくなっていた。

日の出山で休んでいるときに『ダブル、小原選手が長尾平通過』というスタッフの方の会話が聞こえた。

 

一回で終わらすつもりでしたが長くなったので一旦切ります。

つづきは次回に。

 

 

 

準備完了!

明日は久しぶりのハセツネ。

10月9日午後1時スタートです。

24時間以内に奥多摩三山含む山々をぐるっと回って帰ってくる71.5キロ。

最後に出場したのは2014年でそのあとはずっと応援。

2019年はエントリーしたのに台風で中止。その後はコロナ禍中止。

あれから8年とは。

もうハイドレーションも捨てちゃってた。

今年はトイレは携帯トイレを渡されると聞いて、とても不安になっている。

テントの中でうまくできるのか?(しかも雨だよ)

T2Trailの10Lで行きます!
装備はいつも同じような感じだけど違うのはポールが使えること。

水分は2.5Lほど持つので今回はフニャスクじゃなくてペットボトルにしました。

重量は5キロオーバー。重いぜ。

天気予報もあまり良くないし、不安もいっぱいですが制限時間はたっぷりあるので🙏

これまで何年も応援で、みんなが「きつかった、きつかった」となぜかニコニコ嬉しそうにゴールしているのを指をくわえて見ているばかりだったので今度こそ、わたしもきつかった、きつかった、もー勘弁とニヤニヤ笑ってフィニッシュできればなと思います。

 

10月10日までの限定公開で過去のハセツネの映像が見られます。

わたしのおすすめは2017年。明るくなってからゴールする人たちの笑顔が溢れています↓

www.youtube.com

 

柚木沙弥郎の100年

大好きな沙弥郎さん、御年100歳!

女子美アートミュージアムで開催中です。

前回、展覧会を観に行ったときは96歳でした。

kobitoku.hatenablog.com

沙弥郎さんが「注染」(手ぬぐいでおなじみですね)が表と裏まで突き抜けていることをおもしろいなーとおっしゃっているのが特に好きです。

ガラスは透明なのに固体なのがおもしろいなーとおっしゃっていた作家さんもいたな。

そういう感性にとても惹かれます。

なんでもおもしろがる、その好奇心。

 

今回の展示は教育者としての沙弥郎さんにもフォーカスしています。

長年、女子美での指導にあたっておられた沙弥郎さん。

生徒さんのノートに細かくアドバイスをされていたのも展示されていました。

 

撮影OKだったのは沙弥郎さんのアトリエの再現コーナー。

 

海外でおもしろいものをみつけては蒐集していたみたい。

 

インタビュー映像の中にも出てきたカラフルなリボン。お菓子のパッケージとかもきれいなもの、興味を惹かれたものはとっておいたようです。

わかるわぁ・・・

 

来年は日本民藝館でも展覧会があるそうです。

https://www.samiro.net/news/2023/2023mingeikan.pdf

 

 

 

 

試走にも歴史アリ(ハセツネ)

久しぶりにハセツネ試走に行ってきました。第一関門浅間峠まで。

上川乗13:38発のバスに乗りたいから武蔵五日市駅を7時前スタート 🏃🏻‍♂️🏃🏻‍♀️🏃🏻‍♀️🏃🏻‍♀️

こびとく日誌で『Hasetsune』のカテゴリーを振り返ってみると2011年から2016年まで毎年試走に行っておりました。

kobitoku.hatenablog.com

最後に行ったのは2019年なので久しぶり。

昔ってレースもそんなになかったし、ハセツネが一番楽しみで気合い入ってなぁと。

ロストして傷心して市道山で下山も何回かあり、そんなときは翌週に試走のリベンジしたりとか。

 

ここまでが長い!たった11.7キロなのに。

このあとのあの伐採された独特の風景は今はなく、現在はモリモリ茂っています。

試走と本番で数えきれないほど通っているはずなのに記憶は途切れ途切れで、醍醐丸まで行けばあとは楽かなぁと思ったらそうでもなく。

軍刀利神社への階段が登りの最後かと思ったら、浅間峠の手前で登るところまだあった。

13:38のバスを逃すと次は15時台になるのでこの日のメンバー全員必死でしたが余裕で間に合いました。ヨカッタ☺️

上川乗のバス停は時代が変わっても相変わらず自販機もなく・・・。

隣りの下川乗まで行くと商店があって自販機ありだけどまあまあ距離あるからフニャスコに残った生ぬるいドリンク飲みながら上川乗で待つ。

わたしが最後にハセツネに出たのは2014年で自分が一番キレッキレだったのが2019年と思っているので今年はどうなることやら?

ハセツネ30回目の記念大会で今年はダブルの部があり。

2周で制限時間が同じく24時間。だけど1周目は11時間の関門あるそう。結構キビシイ。

エントリーしてるのは錚々たるメンバーでどんな結果になるか注目ですね。

エントリーリストより。

ダブルの部 男子33名 女子2名

エリートの部 男子141  女子37

10代 男子4

20代 男子35  女子2

30代 男子150 女子21

40代 男子648 女子86

50代 男子668 女子92

60代 男子168  女子18

70代 男子23  女子3

80代 男子4

合計2076名

男子30代より60代が多いのびっくり。(野鳥の会と似てるw)

男女とも40代より50代が多くてハセツネがオールドファンによって支持されているのがよくわかります。みんな一緒に大人になった。ね。

 

週末のお天気が気になりますが今週も頑張っていきましょう〜

 

今年のプレビューはこちらで

dogsorcaravan.com

 

スモッキング

有言実行!

先日嘆いていた襟ぐりの大きすぎるこの信越五岳の参加賞Tシャツをスモッキングで何とかしましたよ〜

スモッキングとは「スモック刺繍」とも言い、布にひだをとって糸でかがることで模様を作る技法

参考にしたのはこちら↓

www.buzzfeed.com

襟ぐりをこのようにハの字で縫う。

 

縫い縮めると三つ編みのように縮まってゆく。

 

👍👍👍

 

楽しくなって、去年のTシャツもハの字に縫う。(なみ縫いして雑に縮めていたのはほどきました)

 

プリティ💕

 

ついでに2019年のもやりました。こういうのは一気にやるに限る!

 

これで襟ぐり問題解決です。

ラン用としては襟が可愛らしすぎるかもだけどこれで気持ちよく着られそうです。

キャプリーンクールトレイルの襟ぐりが広すぎて着れない女子の皆さん、お試しあれ〜

岩戸山から十国峠

野鳥の会メンバーさんと岩戸山〜日金山〜十国峠〜石仏の道を歩きました。

昨年も同時期に歩いています。

kobitoku.hatenablog.com

熱海駅からバスに乗って登山口まで標高をかなり稼ぎます。

スタート地点は標高400mくらいなので岩戸山734mまで300mほどの登り。

十国峠は標高771m。前回も思ったけれど緩やかな上りでかなりトレラン向きな気がします。

この表示が出てきたら岩戸山山頂までもうすぐ。やっと山登りぽくなります。

意外と狭い山頂にはテーブルとベンチ。その先は日金山東光寺まで割となだらかな道。

時節柄なのかなんなのか、今回も鳥の出現は少なめなので主に植物の観察になります。

ホトトギスをみつけ、ヤマホトトギスとヤマジノホトトギスがあるんですよねーという会話をするも違いがわからない。(画像はたぶんホトトギス

白い野菊系も相変わらずわからなくって「シロヤマギク」と教わったのを「ヒラヤマギク」と聞き違え、初めて聞いた名前だな・・と。

ハコネクサアジサイは初めて見た。気になって調べたみたらマニアックな話に→ 

あとは日金山に向かう途中で今回もヤマナシの実がゴロゴロ。食べてもおいしくないとのことだけどかじっているメンバーさんも。(吐き出してましたw)

お彼岸にお参りすると会いたい故人と似た人に出会えるという言い伝えがある東光寺を過ぎて十国峠に向かう途中は大掛かりな工事中でした。

以前ドッグランがあった所?

デッキ付きのトレーラーハウスがたくさん設置されていました。

キャンプ場になるのかな?

ロケーション、アクセスも良くていいなと思うけれどお高そうです。

付近には実朝くんの歌碑もあります。

『箱根路をわが越えくれば伊豆の海や沖の小島に波のよるみゆ』

十国峠も展望台ができたり、表示が新しくなったりしていました。

カフェもこの八月にオープンしたようです。

伊豆、駿河遠江、甲斐、信濃、相模、武蔵、上総、下総、安房の十国が見渡せるからの十国峠。『鎌倉殿の13人』でもおなじみの地名で昨年来たときよりも親しみを覚えます。

 

昼食後は笹の広場まで戻って、秋の野の花の咲く石仏の道へ。

この日、ちょうど草刈りが始まっていてお花がみんな刈られてしまうので、急いで草刈り作業のおじさんの前に進んで刈られる直前の花たちを楽しみました。

オミナエシヒヨドリバナ

ソナレマツムシソウ。ソナレというのは「磯馴れ」という意味らしい。ここのは山のマツムシソウではなく海のマツムシソウ

白い可憐なイズコゴメグサ。コゴメグサの頭に伊豆の名がつく。

他にはタチフウロ、ソバナ、ツリガネニンジン、タムラソウ、ワレモコウなど。

ウメバチソウは蕾。

 

〇〇丁目の石仏、前回は途中で舗装路に出てしまったけど今回は薮になった石仏の道も突き進み、一桁台の石仏まで。

おかげで最後にナンバンギセルの群生を見られました。

 

鳥は双眼鏡に納められたのはヤマガラくらい。

あとはトビやハシブトガラスは肉眼で。

ソウシチョウとガビチョウの声の違いは確認できたのでヨシ。(これで今年見聞きした鳥119種)

一番の収穫はヤマドリの羽根。声も姿も見たことはないけれど、確かにその場所にいた証。

地面にいることが多い鳥だからか意外と羽根は拾える気がする。

 

おまけ。

ベテランさんに海へは夜明けの時間に行かないとダメよ、と教わって今朝は夜明けの時間に海へ。

ミユビシギ30羽ほどいました。

ミユビシギはまぁまぁ人がいても気にしないけど他のシギチは犬の散歩があるといなくなっちゃうそう。6時台では遅いということを学びました。

ランニングでもなんでもそうだけど同好の人との会話の中でひとりではなかなか辿り着けない所への近道をみつけられるな。