こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

葉山アルプス・南沢&中尾根

野鳥の会メンバーさんと今月は葉山アルプスを歩きました。

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11月とは思えないようなポカポカ陽気。

林道終点でお昼ごはんの予定ですが敢えてきついコースを選びながら進む模様。

これまでもアップダウンのきつい葉山アルプスでの探鳥会ありました↓

kobitoku.hatenablog.com

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今回は葉山小学校のところから登ったと思ったらすぐに下沢尾根で下ります。そして林道をしばらく歩いたらそのあと南沢を進むとのこと。

下沢尾根はずっと前に一度だけ単独トレランで下りましたが急で走れる感じではないのでそれっきり。南沢も一度だけ通ったけれど道がわかりにくそうだったのでそれっきり。

その後は台風や大雨の被害などもあり、どうなっているかわからないし、中尾根、南沢など中央のエリアは「道迷いエリア」に指定されたこともあり封印していました。

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二子山山系自然保護協議会サイトより)

なので久しぶりの葉山アルプス核心部に突入ということになります。

その前にランチタイム。

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つくおきのひじき煮を混ぜご飯にしました

 

お腹を満たしたら南沢へ。しばらく雨は降っていないので沢を渡るのは難なく。

南中峠(六把峠)で中尾根に合流するわけですがそこまでの登りがなんともエグい!!

ここ登山道ではないよね?というような急斜面。

何かにつかまらないと立っていられないような斜面を木の枝につかまりつつ進む一行。

前回の探鳥会も探検隊のようになっていましたが今月はそれのさらに上を行くような・・・

今月もみんなすっかり鳥見のことは忘れております。

わたしも一切の写真を撮る余裕なし。斜面にへばりついた状態からの次の一歩にはかなり力がいります。

うーん。。。あと10年後、20年後にここを登れるだろうか?と思ったときに不可能な気がしてメンバーさんの健脚ぶりを改めてリスペクトでした。

そんなこんなでしたが全員無事中尾根に合流し乳頭山に登頂。

 

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うちにあった『葉山の山歩き2010年版』の地図を見ると南沢から赤線ルートで六把峠に登るはずが今回は破線ルートを進んでしまったのかな?

六把峠の少し手前に合流しました。

よく道迷い遭難した時は沢に下りないで尾根に登れと言いますが、とにかく登っていけば尾根道と合流できるんだという経験ができてよかったですw

 

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季節は進み、9月の鎌倉探鳥会で教わったスズメウリは実になっていました。

 

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これはハダカホオズキ。同じナス科のホオズキと違って液果を覆うものがない(ハダカ)ということで名付けられたそう。

双眼鏡の中に鳥をとらえることは少なくて、今回の一番のトピックは乳頭山から見えた南極観測船「しらせ」でした。

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船体に記された『5003』の数字もしっかり読めた。双眼鏡ってステキ💕

例年ではしらせは11月に日本を出港し、途中オーストラリアに寄港するそうだがコロナ禍の今年はオーストラリアに立ち寄らず、乗組員の数も減らすことを6月に決めたそう。(11/20に出港したそうです)

 

鳥が出ても出なくても楽しい山の探鳥会です。

この日は増えなかったけれど、本日某所でダイサギを見つけて今年見た鳥は85種になりました。目標あと15種。来月の探鳥会に期待を込めます。(取らぬ狸の皮算用