こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

今年も雨ツネ(完走しました!)

複数の天気予報アプリで雨、雨、雨の予報。(絶望的・・)

その予報通りに夕方から降り始めた雨はそのあと一晩中降り続き、結局ゴールまで一度も止むことなく。

けれども路面の状況は去年に比べたら全然ましでシューズもそんなにコテコテにならなかった。

昨年の泥でコテコテにコーティングされたシューズはこちらです↓

kobitoku.hatenablog.com

恐れていた第二関門のあとのあの巨大な滑り台も普通に通過できて、転んだのも1回くらいで。

去年はほんとにひどかったからね↓

kobitoku.hatenablog.com

なので昨年より3時間縮めました👍

でもその分うんと辛かった。

 

では、レポいきます!

なんと言っても今年の特徴はスタートのブロック分け。

これまでは10時間、12時間、14時間、16時間・・というように完走時間の書かれたプラカードの後ろに好きに並んでその順番にスタートでした。

それが今年はエントリー時に記入したITRAのパフォーマンスインデックス順にブロック分けされて、例年、年齢順にゼッケンナンバーが付いていたのが今年はそのPI順になったのでした。ゼッケンはブロックごとに色分けされ、偏差値がひと目でわかるw

 歳バレしないのは嬉しい。

わたしは第三ブロック。

エリートが男子PI550以上、女子500以上だったから第一500〜、第二450~500、第三400~450って感じだったのかな?

第六ブロックまでありました。

速い人でもレースに出場していないとPIは低くなるので後方ブロックにも実力のある人は相当数いたとは思うけれど、一応、走力順に並ぶという納得のいくスタートでした。

列の場所取りが不要なのでスタート前の会場もピリピリしてなくてのんびりしたムードなのが良かった。

しかしながら、これまではもっと後ろに並んでいたのでこんなに前からのスタートははじめて。

お囃子のあるあの最初の坂ですでに歩くのが当たり前だったのにあそこも走っていて、スタート位置の違いを感じます。

トレイルに入ると渋滞はあるけれど止まる時間は短く、ゆるゆると前に進みます。ピタッと止まって10分みたいのはなかった。

流れる流れる〜と思いながら走ってた。

でも第五ブロックスタートは結構渋滞してたよって聞いたので、自分が前の方にいただけでこれまでと同じだったのかもしれない。

入山峠で昨年同様ラン友さんの熱烈応援!

ここも渋滞してなくてすぐにトレイルに入れた。今までで一番スムーズ。

醍醐丸の応援はさらに賑やかになっていて遠くからも声援が聞こえてきて励まされました。

かつてこんなに応援の賑やかな大会あったっけか?と思うくらい。

最初は小雨だったけれど本格的に降ってきたし、予報では止まない雨だったのでずぶ濡れになる前にと醍醐丸の先でレイン上を着る。と同時にライトの準備。昨年はその先のベンチで用意したのだったが今年の方が早めに準備した。

その時にチームメイトのH子ちゃんと一緒になる。

そう、今回は熟女練仲間3人でチームエントリーをしていたのだ。

チームメンバー3人全員が完走しないとリザルトが残らないのでDNF はご法度。

他の二人はしぶといのを知っているから、わたしがやめなかったらリザルトは残る。

がんばらねば!

第一関門浅間峠にはH子ちゃんと一緒にIN。手前のズルズル坂はズルズルではなかった。

どこだったっけ?と思っているうちに通過したようだった。

そしてINのタイムはまさかの5時間切り!

30分以上早すぎた。やってしまったと思ったけど後の祭り。

信越のときもバンフまで突っ込みすぎて(でもあの時は想定内)潰れたけど今回も同じ展開に。

H子ちゃんとはここで別れてそこからは一人で進む。

最初の登りですでに辛い。けど路面はドロドロではなかった。

残り50キロ弱だもの、ゾンビでも行けるでしょ。

笛吹峠だか西原峠だかでスタッフの方が「トップはゴールしました〜」とコールしてた。

は??という感じです。我々はあと10時間以上の旅がつづく。。。

 

信越五岳と全然違って、しつこくしつこく登ったり下ったりが続くハセツネ。

最高峰は三頭山。奥多摩三山はそのあと御前山、大岳山の順。

最初に登るからこれまでは自分には三頭山は比較的登りやすく、御前山がつらい思い出が多かったのだが今回は三頭山でグロッキー。もうアカン状態だった。

その三頭山手前でチームメンバー3人が合流でき、一緒に山頂へ。これは感慨深かった。

山に強いH子ちゃんとMさん、これまでハセツネではほぼスタートでしか会えなかったから。

すごい嬉しかった。けどこの先はついて行けそうもない。。。

ちょっと休みたかったのもあってここでレインパンツを履くことにして二人とは別れる。

少し寒くなってきていた。

そのあと第二関門までは周りに人がいなくなることが多くなった。

月夜見の舗装路に出たり入ったりするところもひとりきり。

分岐でロストしたかな?と思って後続を待ってもなかなかやってこなかった。

かと思うと、ちょっと路肩に外れて補給したあとコースに戻ろうとすると後から後から延々と人が続いていて戻れなかったり。人の流れが不思議だった。

人間って集団になりたい心理があるのかな?

わたしは集団は苦手なので常にトレインが過ぎたあとにポツリと歩き出していた。

熊鈴は付けていなかったけれど、まっくら闇で霧で何も見えず、いかにも熊が出そうだったのであったら良かったかも。

たくさん抜かれてたし、もうすでにだいぶん後方になっているのかなとは思ったけれど出走者数を見たら1800人台でコロナ禍前に比べると500人くらいは減っているせいですね。この空き方は。

その割に今回は浅間峠、三頭山避難小屋ともトイレが並んでいたのは冷えたからなのかしら。

第二関門はトイレはガラガラ。

ブルーシートの上には誰もおらず空いていた。

もう無理なんだけど・・・という状態のわたし。

普通ならここでリタイア。けどチームエントリーしてるからそれはできない。

チームエントリーしようよと言い出しっぺはわたし。なんでそんなこと言ったのかなぁと自分を呪う。朝まで雨だっちゅうのに。。

はー。

時間はあるから行くしかない。。。

信越のときと同じくオエッオエッもはじまっていたのでペットボトルの水をもらってここで我神散を投入。

胃腸トラブルに効くという漢方薬。使っている人も多いと知り購入してみた。

が、第二関門あとすぐのあの滑り台坂でオエッとなり半分くらい吐いてしまう😭

喉のあたりに苦味が残り、後味わるう〜

オレンジジュースに粉飴ジェルを溶かしたもので苦味を流し込む。(食べたくなくてもこれは飲めました!)

 

このあとの御前山も辛かったし、以後楽しいことがひとつもないですが続きは次回に。