さて、お夕飯の準備です。
といっても"自動レシピ炊飯"なので放ったらかしです。お米0.8合を炊きました。
レトルトのカレーだとお湯で温めなくてはいけないけれど、このいなばの缶カレーは温めなくても食べられるタイプなので、炊飯時にフタの上に重石がわりに乗せてほんのり温める程度でおいしく食べられます。辛いものが苦手なのでこのバターチキンカレーが一番好き。
量も少な目(115g)だけどそれがかえってちょうどいいのです。
今回は固形燃料とガスバーナーの二刀流。ご飯を蒸らしている間にスープ用のお湯を沸かします。
そしてここで特筆したいのがこのランタン↑ これすごく良かったです。
太陽光充電なので昼間ザックにつけて歩いている間に充電されます。
持ち運びのときは折り紙みたいに畳めて、点灯するときはキューブ型にします。
ヘッデンだけでは味気なかったと思う。
テント内に吊るすこともできて便利でした。なんせテントサイトに一人きりの夜でしたのでトイレに行って帰ってくると真っ暗。
でも遠くからでも自分のテントの場所がわかって良かった。
類似品もたくさんあるようですがわたしのはキャリー・ザ・サンのスモールです。
夜空には一面の星できれいだったけれど、とにかく寒かったので食事の片付けが終わったらテント内に篭る。なにもやることがないという贅沢。
御殿場アメダスで24時4.4度、翌朝4時で2.9度。冷え込んだ夜でした。
夏の高山ってこのくらいなのかなぁと思いがけず寒さの体験ができた。
シュラフ(モンベルダウンハガー800#3)は快適温度4度、使用可能温度-1度と表示があったのですがだいたいそのくらいの感じ。快適よりは少し寒いけど耐えられないほどの寒さではなかったです。
夜中に何か動物が喧嘩する音が聞こえてビビった。タヌキ?
朝5時に一番最初にさえずったのはウグイス。
来月にまた来たら、もっとたくさんのさえずりが聴けるんだろうなぁ💕
朝は一面に霜がおりていました。
またもや野鳥の森を散策。もうじき渡去するだろうシロハラやツグミの姿がありました。
キジの声も響いていた。
ビジターセンターのレンジャーさんによるとシーズンになればアカショウビンの声が聞けるチャンスもあるそうな。また来たいなぁ。。(テント泊で!)
戻って朝食。
山めしげんさんのレシピを参考に濃厚エビのビスクラーメン。
サッポロ一番塩ラーメンを付属の粉末スープを使わずに好みのクノールとかの粉末スープに変えて作るというものです。桜エビをトッピングして海老の風味を増してみました。
お湯少なめなのでドロっとした感じになってしまったけれど美味でした。
固形燃料25gで海老ラーメンとコーヒー用の湯沸かしの両方できたのでガスバーナーはなしでいいかもしんない。
今回の食糧。
撤収してチェックアウトしたあと、さらに箱根町まで歩くこともできたのですが二日目の行動食を何も持っていなかったことに気づき・・・。
桃源台から小田原行きのバスに乗り帰宅となりました。
ちゃんと計画すれば徒歩キャンでガイリーン一周も夢ではない!と思ったのでした。
キャンプ飯はもっと修行せねば。あと軽量化も。