こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

山専ボトルの実験

山専ボトルを購入しました。
こびとくが買ったのは500mlのボトル。6時間後でも77度キープが売りです。
きっちり温度と時間を計り検証しているブログも多数ありますがこびとく日誌は独自に検証してみます。

1分ほど少量の湯を入れて保温しておいたポットにヒュンヒュンに沸かした湯を満たします。それが6時間後どうなるかの実験。
ある曇りの日、ベランダに出してみました。午後1時半から午後7時半まで放置。
この日は7〜10度くらいで気温は推移。
ガラス越しに撮影しましたが左から山専ボトル500、20年以上使っているサーモス350、コンビニコーヒーもぴったり入って便利なタイガー200です。
まあ、なんとなくは結果はわかってはいるのですが。
だいたいにおいて容量が多い方が保温力は高いに決まっています。この場合タイガー200はあまりに不利ですね。
さて、6時間後。
結果は想像できるのでタイガーからカップに注ぎお湯の状態をみてみる。タイガー200、意外にいい仕事してました。結構温かいお湯をキープできてる。まあ、これでコーヒー淹れるとちょっとぬるいけど。
サーモス350はさらに熱い!結構やるじゃん、20年選手!!
最後に山専ボトル。カップに注いで飲んだ途端、おー!という声が出ました。熱すぎて飲めないくらいというと大げさだけど「買ってよかったー!」と思いました。

しかし、この日は冷え込みが少なく条件が良かったですね。もっと過酷な条件のときはどうだろうかと再び実験。夜の9時半から朝の5時半までベランダに放置しました。だいたい3度の気温の中での8時間です。
これにはタイガー200は参加させず山専とサーモス350のみで。
いかんせん温度計がないので結果の検証は主観的です。ひとりでは心もとないので夫にも参加してもらいました。さていかに?
実は山専ボトルの方の湯の方が温度は高いかな?と思われたのですがこの前の条件がいいときほど違いが顕著ではなかった。これは夫も同じ意見でした。
カップラーメンは無理かなとは思うけどフリーズドライの味噌汁ならいける湯温でした。十分温かかったです。レースのときのエイドで間に合ってない湯沸かしポットのお湯よりかは全然いけます
今回は山専ボトルの良さを感じた以上にこの20年選手のサーモス350の良さを実感しました。
実は350なのに山専500より重い300グラムです。だからステンレス部分の厚みもある。
山専ボトルが底を衝撃から守るためのシリコンゴムを装着させていることからもわかるように落とすとへこみそうなくらい薄いです。タイガー200はフタがすでにボコボコになっています。軽量化されたものは薄くなるのは定めですが。薄くなっているのに保温力がアップしているから素晴らしいのだけどアウトドアで使うものだから丈夫なこともまた利点です。値段も山専ボトルより遥かに安かった点もポイント。
とはいえ、噂通り優秀なことがわかった山専ボトルででかけるのが楽しみです。
フリーズドライの味噌汁やスープカレー、おしるこ、溶かすだけのカフェオレなど物色中。