こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

HAND&SOUL展

晴れの日を狙って自転車でぴゅーん。

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佐助の古書店くんぷう堂さんで開催中のHAND&SOUL展へ。

 

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以前は画家の方のアトリエだった建物を古書店&ギャラリーにされたそうです。

市役所通りは何度も通っているのにその存在を知りませんでした。初めての訪問。

 

中に入ってみると内藤さんは何やらチクチク縫っておられました。

ご夫妻ともお変わりなくて佐助のShopに最後にうかがったのは最近のことのように思ったけれど、一年以上前のことでした。

kobitoku.hatenablog.com

「山を走ってきたのお?」「いえ、今日は自転車で」とお決まりの会話もあり😁

お目にかかれてとてもとても嬉しい。作品もたくさん。

新潟の海岸で流木やらを拾っていたときにみつけた分厚い船の板。漁師さんからあげるよと言われたのはいいが運ぶのが大変だったお話。(クレーンが必要だったそうww)
朽ち果てたようなものに命を吹き込んだ作品の数々。
流木、小石、廃材、端切れ、色鉛筆のちびたの、使い古しの刷毛・・・

HAND&SOULブログにリサイクルではなく"アップサイクル"とありました。

不要になったものをただ再利用するのではなく、より美しく、より面白くUPさせるのです。

 

いろいろ悩んだ末、我が家にはパッチワークの小さなクッションをお迎えすることにしました。

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抱えるとちょうどしっくりくる不思議な大きさ。

迷ったときはこれを抱きしめて大事なことを思い出そう。

 

なんと言いますか、、、わたしたちつくり手が手でつくることをやめてしまったら世界はもっとつまらなくなる。世の中が大量生産のものばかりになるよりかは少しでも違うものがちゃんとここにあるよと伝えていきたい。だからやめずにつくり続けたい。

つくる喜び、お店に飾る喜び、お客さまと会話を交わす楽しみ・・・これが私たちの対価です。

(HAND&SOULブログより)

 

ぜひお出かけください。

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HAND&SOUL展

10/10~10/25(日) 11:00~18:00

月曜休み

古書アトリエくんぷう堂 鎌倉市佐助1-7-16