こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ビーチラン

逗子海岸で行われた日本初というビーチランセミナーに参加してきました。
舗装された安定した道をジョギングシューズで走るのと比べると不安定な砂浜を裸足で走るのはより一層フォームが大切だということを実感するためのセミナーでもある。

はじめに心の有り様で体は変わるみたいなお話。例えば頭のてっぺんに意識を持ち立つと肩を押されるとグラグラ揺れてしまうのに丹田(おへその下センチくらいのところ)に意識を集中させるとなんと肩を押されてもしっかり立っていることができる!という実験とかすごくおもしろい。重心を下にすると安定するって当たり前のことだけど自分の意識で自分の体がコントロールできるってことがよくわかった。ストレッチのあとは裸足になってビーチランどれだけ日射しが強くて暑いのかと思いきや、全然なのである。しごく快適。
というのもスポンサーのオークリージャパンさんから参加者全員にサングラスの貸し出しがあったのだ。もちろんサングラスについてのレクチャー付き。サングラスと紫外線については後ほど詳しく書くつもり。
サングラスのおかげで目から日射しが入ってこないということと水際で風があったせいで楽しく快適に走れた。30名程の女性全員がサングラスかけてランニングしてる図は妙だったとは思うけど・・・。何キロも長い距離を走るセミナーではなくてシャトルランやラダー(縄梯子)を使ったトレーニングなど短い時間で心拍数をあげるものばかりを時々休憩を挟みながら実施。グループ分けしてタスキを使ってリレーもいくつかやったので結構盛り上がる。最後の浜からスタートして水の中を走り、また浜にあがってと安定したところと不安定(海の中)を交互に走るリレーは優勝チームには賞品がもらえるということでかなりの白熱!!の展開に。あんなにはぁはぁ、ぜぃぜぃしたのは久しぶりだった。
クールダウンは海の中をゆっくり歩く。アキレス腱を伸ばすストレッチ。体がグラグラするのは拇指球にうまく体をのせられていないからだとか。思い切りグラグラしていたこびとく。浮き指ですからねー、わたし。最初の話ではひざくらいまでしか水には浸かりませんということだったのに最後は「肩まで浸かってみましょう」と言われるがままに全員で「気もちい〜」とうなる、まるで温泉浸かったような状態に。水着着用の人は大正解でした。こびとくはランニングウェア・・・。
服きて海に入るのもオツなもんです。

印象的だったお話は体の前の筋肉を使うスポーツ、例えばスピードスケートやバスケット(多分もバドミントンもそうだと思う)は足を太くするがランニングは体の後ろ側の筋肉を使えば足は細くなりお尻は上がってくるとのこと。ビーチランではももの裏側の筋肉を使う走り方をトレーニングできるそうだ。そしてそれの何よりの証拠には今朝のわたしの筋肉痛は太もも裏なのでした。


いただいたおみやげ。残念ながらサングラスはなし。
最後にお食事のサービスがあった。
カルパッチョやグリーンサラダ、温野菜をつまみながら
「いつもはどこ走ってます?」とか「東京マラソンエントリーした?」
「月例は?」などとすっかり皆さん打ち解ける。
この感じ野鳥の会の人たちとおんなじだぁ・・・。