こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

新春・丹沢湖へ

新年早々、丹沢湖で探鳥会でした。

集まったのは40人くらい?

たくさんの目でたくさんの鳥を探します。

てか、湖上にはすでにたくさんの鳥。

ここにオシドリがいーっぱいいます。

光が当たっていると本当に綺麗。

一方で少しでも日陰になるとただの黒いシルエットになります。

100羽くらいの群れがプカプカと右から左に移動してて、日陰に入った途端に順に真っ黒の鳥になってゆく様がおもしろかった。

オシドリに限らず、他のカモもみんなオセロの駒をひっくり返すかのように瞬時にカラフルからブラックに変身する。羽が構造色だから?

衣装替えが瞬間。

天敵にみつからないようになっているのでしょうか?

わたしが知っている鎌倉湖のオシドリは池の淵の暗い木の影からなかなか出てこない警戒心の強い鳥。けれども丹沢湖オシドリは明るい日差しの中に積極的に出てきてて、なんだったらあちこち飛び回っていて(常に群れだけど)まるで性格の違う鳥に感じた。

鉄塔の上にハヤブサがいる!との声にキョロキョロ。

 

双眼鏡で見ても点にしか見えなかった。。。

フィールドスコープ(望遠鏡)に入れたのを見せてもらって、ああ!となる。

双眼鏡とは見え方が全然違ってて、わたしもスコープをそろそろ買った方がいいのかなぁと思った。もしくはもっと性能のいい双眼鏡に買い替えるか?

 

このあと別のハヤブサが現れるのですが、リーダーさんが『ハヤブサの若!』と最初にみつけてくださったのを双眼鏡で追う。こちらは近かったので双眼鏡でも見えた。

どうして若鳥とわかったのですか?と聞いてみると背中が成鳥より褐色でお腹のところが縦斑(成鳥は横斑)だからだそう。

瞬時にそこまで見えるのはすごい。

けど識別の仕方がわかっていれば見えるようになるんだろうな。

ごく最近になってようやく『猛禽類は顔を見ればわかる』という言葉の意味がわかった。ハヤブサは顔にもみあげのようなものがあって特徴的。

この"若"が飛んできたときに数羽の小鳥が飛び去るのが見えた。狩りは失敗。

 

一方、狩りが成功した痕跡もみつける。

何者かに襲われてしまったヤマドリの羽根。

長い尾羽もあって帽子やザックに挿して帰ったメンバーさんも。
皆さん、お好きなようですw

 

この日はクマタカも上空に現れる。でもすっごい遠くて最初は双眼鏡でも見えなかった。猛禽類はいろいろ難しい。

あとはカワガラスを新年早々見られたのが嬉しかったな。

全部で45種の鳥が出現したらしいがわたしは全部は見られず。

 

元旦から始まったインターネットバードソンには今年もエントリー。

birdwatch.bird-research.jp

これまでのところ58種です。

14日までなのであと数日だけど近所で見られそうな鳥でまだ見てないのもあります。

もちろんたくさん種類をみつけたいという気持ちはあるけれど、それよりかは今まで気づかなかった鳥の行動を発見したりするのが楽しい。

 

今年も鳥の話が多くなりそうな予感ですがお付き合いいただけると嬉しいです。