こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

オバシギとアオアシシギ(たぶん)

朝ラン中に鎌倉の海岸で発見!!!

オバシギぽい。

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でも1羽だけ少し大きい。

1羽だけ他とは少し離れて違う行動をとったりしてる。

その1羽だけクチバシがやや上に反っていた。

クチバシが反っているシギと言えばソリハシシギ

そうだ、そうに違いないと思って検索したら、ソリハシシギオバシギより小さかった。

じゃ何?というのは帰ってからゆっくり調べることにしてとにかく観察。

この日はハセツネ対策で4キロのザックを背負っていて双眼鏡も持っていたのでじっくり見る。

オバシギらしきのは胸にまだら模様で幼鳥と思われた。

それよりちょっと大きい1羽も全く同じような模様に見えるけど胸のところは白っぽい。脚は黄色くはなかった。クチバシはどう見てもこの1羽だけ反っていてオバシギぽい4羽は反ってない。

スクッと立っている姿は気品がある。スマート。

 

帰ってからいくつもの図鑑を開いて調べる。

あの4羽がオバシギだとすれば28センチ。(それより小さい印象なのだが)

ソリハシシギは23センチで猫背というか腰を低くした姿勢で図鑑に載っているのでやはり違う。

オオソリハシシギはデカすぎる。(41センチ)

いろいろ悩んだ末、アオアシシギに決定。(35センチ)

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胸のところが白っぽいのは幼鳥だそう。

てことは幼鳥グループで渡ってきているのね。

鳥の渡りは種によっても違うらしいがたいていはオス成鳥→メス成鳥→幼鳥の順に渡るらしい。ファミリーで渡るのはごく一部。

と思ったら、図鑑のオバシギのところに『オス、メスともに抱卵するが雛が孵化する前にメスは繁殖地を去るので、雛の世話はオスが行う』とあった。

なんとオバシギのオスはイクメンでした。

オバシギはメス→オス→幼鳥の順で渡るってことか。。

 

いろいろびっくりの朝でした。

ほんとに灯台もと暗し。遠くまで行かなくても近所に発見が溢れている。

今年の鳥はこれで117種。