こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

トウネン

早朝ビーチを歩いていたらかわい子ちゃんたちに囲まれた。

食べるのに夢中で警戒心を解いている。
もちろん近づくと2mくらいが限界でテーッと走り去ってしまうのだが。(スズメもそうですよね)
いくら見てても見飽きない
あたりには犬の散歩のひとやサーファーなど人がたくさんいるのだけど誰も気にする様子がないのがとっても不思議。カラスでもハトでもない鳥がいるというのに・・。こんなにコミカルな動きのかわい子ちゃんがいるというのに・・・。

実はミユビシギだと思ってました。
帰ってから図鑑で確認したらミユビシギは20~21センチとあり、あれ?って思った。今朝見たのはスズメくらいの大きさでスズメよりやせっぽっちで20センチなんて絶対ない。ということは・・・
トウネンでした。
図鑑にもミユビシギと似ているけれど大きさがまるで違うとあった。トウネンは15センチ。スズメ大。
過去にも会ってます→2014/8/30 コアジサシ&ミユビシギ 2013/9/5 オバシギ&トウネン
〇〇シギという名前じゃなくてトウネン。成鳥でも当年生まれたと思うくらいに小さいからトウネン。そうでした!
こんな名前がつくくらい珍しくはない普通に見られた鳥だったんじゃないかな?
今は干潟がどんどんなくなって、砂浜も狭くなってきてて渡り鳥たちには受難の時代。
トウネンはこんなに小さな身体で数千キロを旅してる。
シベリア北東部やアラスカ北西部で繁殖を終えたのち、東南アジアやオーストラリア、ニュージーランドへ向かい越冬する。(一部は九州あたりで越冬も)
その旅の途中で日本を通ります。湘南の海岸にも春と秋に立ち寄ってくれます。
なんで?どうして?
渡る鳥たちにはききたいことがいっぱい。
なぜそんなイバラの道を選ぶのか。
小さな鳥は近距離しか渡らないと思っていました。トウネンほど小さな鳥がまさかオーストラリアまで行くとは。
まだ暑いけど渡りはすでにあちこちで始まっていて、秋なんだなぁと思う。今日見たトウネンは夏羽(8月頃)の図鑑の絵と同じだった。
図鑑ってすごいな。

これはウミネコの尾羽。

昨日の星稜対履正社の決勝戦。母とテレビで観戦しました。
いろんなことを忘れてしまった母ですが父が野球をしていたこと、星稜高校のことは覚えていた。
父が生きていたらきっと今年の夏は盛り上がっただろうな。
父ともっといっぱい野球の話がしたかった。もっとすればよかった。
泣きじゃくる奥川くんを見て泣いてしまいました。