相模大堰をご存じでしょうか?
相模線の社家駅から徒歩10分くらいです。
ででーんと見えてくるのが相模大堰管理橋。
ずっと前に野鳥の会神奈川の会報誌に鳥見スポットとして紹介されていましたが、訪れるのは初めてです。
"堰"というからダムのようなものを想像してたけどちょっと違ってました。
相模大堰とは相模川の取水堰。
取水堰(しゅすいぜき)とは農業用水、工業用水、水道水などを川から取るための施設だそう。
え?!ここで!?水道水を取っている?(そうなんですよ)
神奈川の水源についてはこちらのリンクでどうぞ↓
で、行ってみたらこの管理橋は土日は渡れるみたいで
渡ってみます。大山に向かってまっすぐ歩いていく感じ。
右を覗いても、左を覗いても、カモ類やサギ類がいっぱいいるんですが
いかんせん、高所恐怖症のわたくし・・・
手すりにつかまって双眼鏡を覗く。
そのあと歩き始めるとお尻のあたりがモゾモゾするというか何というか・・・
なんかキュンキュンしながら右岸に渡りました。
管理橋より上流に見えてたのはヒドリガモの群れ。アメリカヒドリも混じっていた。
他に識別できたのはヨシガモ、コガモ、マガモ、コガモ、キンクロハジロなど。
管理橋の下流に目を向ければ逆光だったけれどカワアイサが20羽くらい!
実は今回はカワアイサ狙いでした。
いたらいいなぁ〜くらいの淡い願望だったのに管理橋の真下に集団でいた。社家駅出てから20分くらいでこの日の目的達成。
急いで河原に下りて、なるべく逆光にならないところまで行ってしっかり見て、そのあと他のものに気を取られて5分後にもう一度見たら、もうすっかりいなくなっていたので、とてもラッキーなタイミングだったようです。
カワアイサは先月金沢で会えなかったので今年初。本当はウミアイサとカワアイサの識別に自信がないけどこの場所は河口から12キロということなのでカワアイサでいいですよね?
その後は下流に向かって歩いたのですが、逆向きで歩く方が良かった。
常に真正面から太陽の光を浴びることになってしまい、鳥をみつけても逆光。
そして暑いこと!
ここではイカルチドリをみつけたけれど逆光だったので、急いで先に進んで振り返って見たり。
このあと行き止まりになってしまったので戻る。
相模川は川幅が広すぎて、薮の中に獣道みたいな道があったり、竹藪の中の道を進んだら畑で行き止まりだったり。
モズの高鳴きも。
河原には芝生のグランドもあって、絶対なにかいそう!!と目を凝らしたら、ハクセキレイたちに混じって地面をつついている鳥が!
タヒバリでした。
タヒバリも今年初。なかなかビンズイとの識別が難しいのですが背中の色合いがちょっと違う気がした。めっちゃ開けた場所だったし、タヒバリは水辺の鳥なのでタヒバリとする。
ということで今年見聞きした鳥が125種になりました。
これで昨年タイ。
今年もあとわずかですが、年末までもうひと頑張りしたいものです。