こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

強風の中、曽我丘陵を歩く

風の強い日が続いていました。

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果たして寒いの?防寒し過ぎで暑くなるの?とどっちか悩みつつ上大井駅から歩き始めます。

いきなり広がる農耕地にツグミがいっぱい!

上空をチョウゲンボウが舞う。それを双眼鏡で追いかける。

モズ!ジョウビタキ!となかなか先に進みません。

 

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早咲きの桜の向こうに富士山どーん。

 

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あれが大山。ってことはその裾に広がるこの稜線を海から登ったんだよね?

 

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梅林の向こうには江ノ島も見えました。(梅は見頃でしたよー)

 

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そうそう、途中はこんな走りやすそうな道。

過去の探鳥会のときにもそんな風に思ったのだった。

kobitoku.hatenablog.com

記憶があいまいだったのが歩きながら思い出してゆく。

ちょっと違うコースも歩いていたからごちゃ混ぜになっていた。

kobitoku.hatenablog.com

念願の梅満開の季節に歩けて嬉しい。

 

今回のトピックはなんといってもキレンジャク

こんなに風が強いんだもの、鳥は無理だなぁと最初から諦めていました。

なのになぜ?そんな日に限って。。。

わたしたちの歩いていた一瞬とキレンジャク2羽が傍らの枝に止まった一瞬が奇跡的に重なりました。多分10秒くらいの出来事。

関東ではヒレンジャクよりキレンジャクが希少なんだそう。

去年のお正月に山中湖で出会ったのはヒレンジャク。(まだコロナ禍前でした)あのときにその場にいたカメラマンさんたちが「赤か?」とちょっぴり残念そうだったのはそういうことだったんだと今頃。

 

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下曽我駅へ下る坂道からも見事な富士山。

ランナーさん、みんな大好き峠走(わたしは苦手です!)ですがヤビツとかよりコッチの方がのどかで車も来ないしいいのでは。最高地点が327mだから物足りないかしらん?

でもイイ坂がいっぱいありました。

 

モズのオスとメスの区別は目頭のところが黒いかそうでないかだけじゃなく、オスには白斑があること、さらにメスのお腹はウロコ模様だと教えていただきました。

そのあと図鑑を見てみたらほんとにそうで・・・

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わたしは一体何年この図鑑を持ち歩いているんだ?!(ざっと20年くらいですよ)ってなりました。

また最近の大いなる疑問点のタヒバリビンズイの識別については『お腹の模様がビンズイの方がはっきりしているのよね』とのことで、ああ、この前、境川沿いの農耕地で見たのは田んぼだからタヒバリ?って思ったけれどビンズイだったのだろうなと思いました。

この大きさも見た目もそっくりなビンズイ&タヒバリですがビンズイは「山野の鳥」の図鑑、タヒバリは「水辺の鳥」の図鑑に掲載されているというややこしさ。

いつか攻略してやるぞ!!

 

そして昨日の朝ラン中に近所でウグイスの初音♪(去年は2/14一昨年は2/24)

もう春。