こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

梅とみかんとキウイの里

国府津駅スタートで野鳥の会メンバーさんと曽我丘陵を歩きました。
本当なら富士山や箱根の山が見えるはずなんですけど・・・
台風あとで倒木もあり、それを乗り越えながら進む。(コースはこちらを参考に→

みかん畑はもちろん多いけど、キウイ畑も目につきます。
ここがキウイの産地とは知りませんでした。

前回通ったときにカッコイイ!!と思ったみかん箱に今回も目が止まる でもメンバーの皆さんは目もくれずスルー。

1時間に1本か2本しかない御殿場線はのどかな風景。
モズがあちこちで鳴いていた。ノスリをしっかり見られました。
ヒヨドリも渡ってきたのがいるせいかいっぱい。エナガシジュウカラヤマガラが混群に。

10キロちょいで下曽我駅にゴール。
電車待ちの時間はお買い物タイム。梅干し各種ありました。(びっくりするくらい古いやつとかも)
練り梅は1.5キロパックで本気度が違う!!

この日メンバーさんが拾った羽根を宿題に。
15~6センチなので小鳥ではありません。ハトくらいかそれ以上の大きさ?
こういう白斑、縞模様ぽいのは猛禽類かフクロウ類か?前に拾ったキジも似ていると思った。フクロウ類は毛があると聞いたので違うかなというのが第一印象。
帰ってから調べる、調べる。ハイタカかツミ?チョウゲンボウも少し気になる。
でもキジなのかもしれない。キジの羽根はカーブが少しきついと書いてあるし、わたしが前に拾ったものと色の感じや模様がちょっと違う気がしてやはり小型の猛禽類なのだと思った。
ツミかなぁと結論づけようとするもインターネット上のいくつかの画像と照らし合わせてみても何かモヤモヤ。しっくり来ないまま寝る。
朝起きたらSNS上でカッコウ類じゃないかとヒントをもらえていた。さらにこちらにもヒントがあった→教えて?安西さん
カッコウ、ジュウイチ、ツツドリホトトギス。うんうん、これらの羽根と似てる!
カッコウのいる環境(高原)ではないし、ジュウイチやツツドリがいる標高よりは遥かに低い場所。(せいぜい200m程度)となるとホトトギス
ホトトギス夏鳥で中国南部やインドから5月頃に渡ってくるという。日本に渡って来る時期は他の夏鳥よりはやや遅めでそれは托卵するためで托卵相手が巣作りを終え準備完了した頃にやってくるのだという。
では渡去するのはいつ頃なのかというと情報はほとんどなく・・・。鳴き声は8月ごろですでに聞こえなくなっていたのだが。
まだ居たのか?それとも西湘エリアよりもっと北で夏を過ごしていたのが移動の途中で襲われたのか?
幼鳥は遅れて渡る(ホトトギスがそうなのかはわかりませんが一般的にそう言われている)というからこれは幼鳥だったのか?
まとまってではなく一枚だけ落ちていて、羽根は綺麗な状態。
実はこの羽根に血液のようなものが付着していました。
血液のようなものは洗うとすっかり落ちた。茶ではなく赤い色からしても新しいものだと思われ。
10月中旬でも気をつけていればまだホトトギスがこんな近くにいて、そして猛禽類に襲われているということ?
推理は全て間違っているのかもしれないけれど、いろいろ勉強になりました。
昨日は近所でジョウビタキと思われる声が!
近所の川にはまだオオバンの姿はなし。
来るのは今日か明日か明後日か?
10月はそんな季節です。