こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

湯坂路で拾った羽根

箱根run中に湯坂路で拾った羽根。傷んでいないきれいな状態でまとまって落ちていた。大きさや黒っぽい色からシジュウカラかなぁと思ったが詳しく調べればヒガラやコガラなど他のカラ類かもしれないととりあえず何枚かを短パンのポケットにしまう。

ところが家に帰ってみると6枚くらいは拾ったはずの羽根が一枚もない!?
それもそのはず。短パンのポケットはメッシュ状になっていたのだ。そのメッシュの穴から抜け落ちたようだった辛うじて穴に刺さった状態で残っていた二枚を発見したというわけ。
拾ったときはこんなにボロッとしていなかったはず。
普通は洗って乾かせば元どおりに復活するのだけどこの二枚は乾いてもあまり状態が変わらなかった。
なんだかとても弱々しい印象。

以前に拾ったシジュウカラの羽根と比べてみる。
ムムム、これはシジュウカラじゃないですね。

もしかしてエナガちゃん?!(エナガにはちゃん付けします
辛うじて残った羽根だけど一番特徴的なのが残っててくれました。
この尾羽と思われる羽根、長い!!!
測ったら70ミリ以上ありました。『野鳥の羽ハンドブック』によるとシジュウカラの尾羽は長くて61ミリ。エナガは一番長いのが73ミリ
風切や尾羽などどの羽も薄く、弱々しい感じがするとの一文とも一致。
なんとなーくなんですが幼鳥なのではないかと思います。

多くの鳥の換羽期は夏なので鳥の羽根は夏に拾うことが多いと言われるが、6月もまた拾う機会が多い。
↑の画像のシジュウカラは6/8とある。
猛禽類の子育て期だからかな?
巣立ったばかりの幼鳥は特に狙われやすいのだろう。

この日の箱根は鳥のさえずりがたくさん聞こえた。
三年連続で同じ時期、同じコースを走ってそれぞれブログ記事も書いた。読み返すと聞こえた鳥の種類が微妙に違う。今年が一番識別できた。
runだけじゃなくてbirdlisteningも進化してた?!(嬉)
とはいえ特徴のある声しかわからないのだが。
カッコウの仲間はホトトギスツツドリのほかにジュウイチが聞こえたのが収穫。
コルリの前奏も聞き取れた。
オオルリキビタキの区別はあんまりついていない。
ガビチョウと思っていたのはクロツグミかもしれない。
今年だけやたらとキジの声が聞こえた。唯一姿が見られたのもキジ。

来年はどんなかな?と今から楽しみです。(鬼がわらってますw)