こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

入笠山

4~6月は参加できずお久しぶりの野鳥の会メンバーとの山歩き、今月は神奈川を飛び出して遠出の長野県!!始発の江ノ電乗って約5時間、富士見駅からシャトルバスとゴンドラを乗り継ぐ。
背後に八ヶ岳がお出迎え。ゴンドラすごい!
一気に登る。ゴンドラの下の道はMTBが駆け下りてる!
スタートは標高1780m、午前10時45分。登山口まで長旅でしたw

いきなり目の前に広がる湿原。

気持ちいい風が吹き抜ける。ホオジロのさえずり。

湿原には色とりどりの夏の花。
ゴンドラリフト券を買うと花の小冊子をくれる。色別に花の名前が調べられて便利だった。
カワラナデシコウツボグサ、キリンソウ、ハクサンフウロ、コウリンカ、コオ二ユリ、コバギボウシ、ミヤマバイケイソウ、ウスユキソウ、ベニバナイチヤクソウ、クリンソウ、センジュガンピetc
去年、上高地で好きになったカラマツソウがやっぱり好きだなぁと思う。
花の名前はキリがないので〇〇フウロは全部フウロソウ、〇〇ギボウシは全部ギボウシと呼ぶことにしている。細部はこだわらないこと。その方が覚えやすい。
ヒヨドリソウにたくさんの蝶が群がっていた。蝶もまた、ヒョウモンチョウの仲間、ヒカゲチョウの仲間とざっくりでいいや。
山頂(1955m)までは30分ほどの岩がちな急登。それなりに登りごたえがありました。

広く開けた山頂からは360度のパノラマ。
まず八ヶ岳の眺望を楽しみます。

南アルプス方面は雲が出始めていて矢印あたりが甲斐駒ケ岳
雲がなければ富士山まで見えるそう。

中央アルプスも。北アルプスも。とにかく名だたる山が見られる。春にも来てみたいな。
冬はスノーシュートレッキングができるそう★

今回は鳥よりも花メインということでしたが鳥の声もたくさん聞けました。
とはいえ、教えていただくばかり。自分では識別できないし聞こえてもいなかった。
識別できないとただのBGMなんですよね。
クロツグミアカハラ問題・・・キョロンキョロンと声が聞こえて「あ、クロツグミ?」と思った。何人かのメンバーさんも「クロツグミ?」と言っていたからそうなんだ、これがクロツグミなんだとひとりうなづいていたけどあとから「いや、アカハラですね」となってまたもやわたしの中では迷宮入り。
こういうときに鳴いている姿を双眼鏡で見られればいいのだけどさえずりの季節はすでに葉も茂っているのでみつけることは困難で。この日も双眼鏡で捉えたのはてっぺんで鳴くホオジロと電線に止まったエナガのみでした。
逆に言えば夏場の探鳥は双眼鏡は不要。ということはいつでもでもどこでもバードウォッチング。
次はどこに行こうかな♪