こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

信越五岳110K(またもやDNF!!)

もうこんなタイトルの記事は書きたくないのだが・・・😭

ハイ、タイトル通りDid not finishでした。

88キロ地点の戸隠エイドの関門時間3分前にinはできたものの、疲労困憊、その先を進むという決断はできず、リタイアを決めました。

もう一歩も動けないとかいう状態ではないけれど、わたしの目指していたのはペーサーのJunさんと一緒にフィニッシュテープを切ることで、戸隠エイドが関門ギリギリだとどうやっても間に合わない。"行けるところまで"というのはナシと思った。ゴールまで行かなくては意味がない。

それでもエイドで戸隠そばを食べながらその先について考えてはみる。(気持ち悪くなっていたのにそばは食べられる不思議)

 

行こうと思えば行ける?

 

けれどもこの戸隠エイドまでの道のりでほぼ走れなくなっていた自分が瑪瑙山を超えていく未来は見えなかった。UTMFのときのように時間があれば少し休めば復活するというのがあるのかもしれないが信越五岳は最後まで走り続けなくてはいけないレース。ゆっくり休む時間はない。

18:08:37

この時間で時計を止めました。まだ6分時間があったけど。

蕎麦を食べたあとコーラをもらいに行ったら「あと4分」とエイドのスタッフさんに言われた。

関門時間から15分以内に出発すればレースは続けられるルール。

ここまでエイドの時間を削って焦りながら来たけれど、ギリギリに到着したとしても、15分って、そば食べてもまだ時間には余裕があるんだなぁとぼんやり思う。

残念、悔しい、悲しい、不甲斐ない、申し訳ない・・いろんな感情が渦巻くのだが、どこかスッキリもしていた。

やるだけやって潰れてゾンビになって自分でやめると決めた。

走るとゲロ吐きそうになっていたのでもう走らなくていいんだと思ったらホッともした。

だけど時間が経ってくるとまた違った気持ちにもなり。。。

ひとことでは言えない、なんとも言えない、味わったものにしかわからない複雑な気持ち。

そういうのにも浸り、なんかこういうネガティヴな感情も全部ひっくるめていいなぁと思った。

だってやってみないとわからない感情だから。

自分にはハードル高過ぎのレースへの挑戦。

今、『レジリエンス』という言葉のことを思い出しています。

kobitoku.hatenablog.com

 

100マイルのスタートの時には今年も花火が上がった。

キラキラ華やかなレースだと思っていたけど、自分にとってはキツキツのレース。

レースレポは次回に。