こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

もっと知りたいコムクドリ

羽根は何回か拾っているコムクドリ

www.suntory.co.jp

今年に関して言えば、7月初めに近所の緑地に来てますよと情報もらい、7/11に藤沢駅の通路で羽根みつけ、緑地では7/15に羽根拾う。(もう珍しくはないので写真だけ撮って羽根はリリース)

そして8/5に緑地でついにその姿を見ることができました!

むっちゃ暑い中、粘った。

 

ムクドリの群れがあっちの木、こっちの木に移動するのを追いかけてたら樹木の葉影に1羽だけ違うのがいるのが見えた。

あんなたくさんの群れで行動してて、どこにでもいて警戒心のかけらもなさそうなムクドリたちもずっと観察していると明らかにわたしのことを警戒しているのがわかった。

少しでも近づきずぎるとサッと飛んで行ってしまうのね。割と一瞬の出来事でした。

で、コムクドリの姿がみられて満足と言えばそうなんですが実はそうじゃない。

図鑑の解説は淡白だし、検索してみてもあまり詳しい情報が得られない。(他の鳥に関してもそうですが)

kobitoku.hatenablog.com

↑去年は渡ってくる時期や繁殖地を知るくらいで満足してたみたい。

 

近隣では繁殖していないようで見られるのは渡りの途中のコムクドリ

春は4月中旬から5月中旬の1カ月ほどの期間、秋は7月上旬から10月上旬までの3カ月滞在。

なんで春と秋では期間が違うのかまず疑問。期間中ずっといるのか、それとも入れ替わり立ち替わりなのか?

ねぐらは藤沢駅のあのムクドリが大量にねぐら入りする街路樹?

藤沢駅がねぐらならそこを朝何時に飛び立って昼間はどこで過ごしているのだろう?

 

ムクドリの行動パターンを調べた記録はないものだろうかと探してみたら野鳥の会神奈川支部のサイトにありました。

kanagawashibu002.blogspot.com

日の出前後にねぐらを飛び立って、"夕方ねぐら入り前に集合する場所"で一時滞在してから6キロほど離れた限られた場所で昼間を過ごす。15時頃、再び"ねぐら入り前集合地”に移動して、採食、水浴び、羽繕いなどして日の入り近くになるとねぐらに飛び立つ。

ねぐら入り前集合地からねぐらまで直線距離2.1キロを3分で移動したので時速42キロで飛んだことになる。

などなど。

この論文の要約を読むとよくぞここまで調べたなぁと感心してしまう。

わたしの知りたかったのはまさにこういうこと。

世界は不思議で満ちている。

ね!万太郎さん。(今月で『らんまん』が終わってしまうの悲しすぎる)