こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

痕跡(ヒヨドリとコムクドリ)

先週のこと。

仕事場の窓の外から、いつもと違うような鳥の声。

これはなんかの巣立ちビナが騒いでいるのかなぁと作業をしていたのだけど、結構声が近い。

この声でした↓(バードリサーチさんのサイトより)

https://www.bird-research.jp/1_shiryo/koe/hiyodori_110724_kokubunji_mju.mp3

気になって外に出てみた。

あたりを見回したが、少し離れたところでヒヨドリが鳴いていただけで声の主はみつからず。

 

しかし、ふと足元を見たら、目が合ったよね。

わたしに向かって何かしゃべってた。

 

最初はイソヒヨドリのヒナかと思った。近くで子育てしていることがあったから。

ともかくこの場を立ち去るべし。

家の中に戻ってから画像検索したらヒヨドリのヒナだということがわかった。

確かに少し遠いが親鳥らしき声も聞こえていた。

しばらくは散々鳴いていたヒナ。甘えたような声で。

そのあと静かになったので、そーっと玄関のドアを開けてのぞいてみると・・・

まだ居た!しかもまた目があってしまった。

しかも、も一度、何かをうったえてくる。

お母ちゃん早く来てーとわたしもヒナの気持ちになって心の中で叫び、慌ててまた家の中へ戻る。

ヒナはまたピーピー鳴き始めた。

今度こそ知らん顔を決める。

静かになってものぞきには行かない。

とにかくこのヒナが去るまでは誰も通りませんように🙏

カラスにみつかりませんように。

 

ずいぶん経ってからまた玄関ドアの外をのぞいてみたら・・・

ヒナは立ち去ったあとで小さなフンが一つ残されていた。

 

場所からしても巣から落ちたわけではなく、自分で飛んできた。

それなりに飛べるヒナだと思われ。

カワイイからつい拾って保護したくなりますが、ちゃんと親鳥がなんとかするか自力でなんとかします。

なんともならない場合はそれまでと諦めるしかない。

床掃除をしていないのでまだそこにはフンが落ちていて、わたしだけの秘密になっています。

 

また別のある日のこと。(7/11)

藤沢駅でコムクドリの羽根を拾いました。

複数まとまって落ちていたから、襲われたと思われるコムクドリ

にしても誰も気づかない。江ノ電からJRへの連絡通路だというのに。

7月の初めに近所の緑地で今年も来てますよーと聞いたばかりで。(緑地では7/18に羽根を拾いました)

たくさんのムクドリの中に混じって少数のコムクドリがいるそう。

わたしはまだその姿を一度も見たことはないけれど、羽根は何度も拾っている。

今年こそ姿を見られたらいいな。