こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

キジバトの幼鳥

今朝、マンション廊下でキジバトの幼鳥に遭遇。ウンともスンとも言わずじーっと固まってました。全く逃げる気配なし。
ズームで撮影
まだ羽毛がくっついている状態。ちっちゃくてはかなげ。
お前〜こんなところにいて大丈夫なのか〜と思ったけど、離れた方が良いだろうとわたしは立ち去る。

さきほど外に出てみたところ、手すりにフンだけ残していなくなっていた。

そういえば、最近、外階段にフンが目立ってたなぁと思い出し、階段の横の樹木をのぞきこんでみると・・・

葉っぱに

ってことは巣がある!?

と目をこらして探してみると・・・・。

 


キジバトちんと目があいました・・・。

すぐに手が届きそうな、目線のその先に葉っぱに隠れて座ってました。
粗雑な巣だからね。
でもこんなところなら外敵はこないかも。
人間は気が付かないだろうし・・・。
わたしもほぼ毎日通ってても気が付いてなかった。手すりから30センチほどのところにいるというのに・・。
この茂みは以前、ヒヨドリも子育てしてました。カラスが巣をつくってたときもあり。
マンションの敷地内の小さな小さな緑だけど、こうやって利用されてるんだなぁ・・・。

向かい側には敷地の広いお宅があって、竹林やら雑木あり、草ボーボーだったのですが、この夏、全て刈り取られ、整地され、新たな住宅の建設が始まってしまいました。かなり広い面積の緑だったので、ウグイスも営巣してたし、冬になるとアオジやシメをみかける、なんてこともありました。草刈りしている頃はウグイスは避難し、少し離れたところで鳴いていましたが、今後はどうなるか・・・・。
大きな緑を守ることも大切だけど、小さな緑もだいじです。
一見、何の役にもたっていないような草ボーボーの空き地や空き家の手入れされていない庭木など、実のところ、ものすごーく利用されたりしています。
そういう土地、放っておいてくれればいいのに・・って思うけど、だめみたいですね。

本日も何やら建設中の音が工房こびとくまで聴こえてきています。かなりウルサイ!
モズの高鳴きは今年は聴こえてきませんね・・・。

<追記>午後に見たら、巣から出て近くの枝にひっそりととまってました。すぐ近くに兄妹と思われるもう1羽もいました。向こう側の電線には親鳥らしき姿が。夕方みたら、3羽ともいなくなっていて、翌朝になっても巣も空っぽ。巣立ちの日だったようです。
キジバトについてはこちらのサイトがわかりやすく解説してくれています→