こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

小網代の森

野鳥の会メンバーさんと猛暑の中、小網代の森を歩きました。

網代の森に向かう前に三浦海岸で探鳥。

アオサギ宮崎駿さんの映画で最近有名になりました)、ウミネコ、ウミウ(カワウとの区別が全くつきません)、トビくらいしかおらず暑いだけの海岸。

その後、バスで小網代の森へ。

ヤバいくらいの暑さです。

日陰も少ない・・・

お弁当が腐るんじゃないかとそればかり気になってw

 

三崎口駅から油壺方面に徒歩30分くらいのところにある小網代の森。

開園したときに『ほぼ日』で紹介されていたなぁと思い出し、コンテンツを読み返してみました。

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そしたら『流域』というワードがあって興味深かったのでここで少しご紹介します。

 

『流域』とは雨が降ってその水が集まってくる大地の窪みのこと。

具体的には川の上流から河口までのことでこれをひとつの流域と呼ぶ。

網代の場合は浦の川という全長1.3キロの川の流域である。

あらゆる地形は流域でジグゾーパズルのように区切られる。

たいがいの流域は必ずどこかに住宅があったり、道路が横断していたりする。どこかが必ず開発されている。

でも小網代は70ヘクタール、東京ドーム15~16個分、ひとつの流域がまるごと残されている。

関東圏唯一の存在。

 

流域思考についてさらに詳しくは以下のコンテンツでぜひ。

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で、流域がまるごと保全されていて、山と川と海がつながっていることの象徴となるのがこの小網代の森に住むアカテガニ

陸に住むカニで、夏になると海におりてきて子どもを産む。

満月の夜と新月の夜、海におりてきて一斉に子どもを放つそう。

だから森が道路や家で遮断されてしまうと生きていけなくなる。

そういうわけで小網代の森を守るヒーローとなったアカテガニ

NHKで紹介されて保全の追い風になったみたい。

 

この暑い中での探鳥会は鳥よりもこのアカテガニに会えたらな〜と出かけたのであった。

干潟の鳥は見当たらず。

ちっちゃいカニが少しはいたけれど・・・

アカテガニの死骸をみつけただけでした。。。

カニにもたくさんの種類があって、小網代カニ図鑑なんていうのもあり。

ここにも沼の予感・・・。

 

 

ハマカンゾウがたくさん咲いていました。(ノカンゾウとの違いわかりません)

ハマカンゾウプロジェクトについてもほぼ日で↓

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植物は種類が多すぎて覚えきれず、スルーするものも多いですが朝ドラ『らんまん』の田邊教授の影響でシダが気になり、

コモチシダを覚えました。特徴がわかりやすい!

 

あとはシロバナサクラタデ。

 

この日は三浦アメダス10時31.4度、14時32.5度でカンカン照り。

早朝ランしかしてないから炎天下での活動に慣れておらず、メンバーさんの中で一番暑がっていたようなこびとくでした。

全然暑熱順化できてないこと実感したのでもうちょいまっ昼間に出かけるようにします。(間違ってる?)