こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

まっすぐ縫いの服(貫頭衣または四角衣)

4年前に手縫いのブラウスを作るワークショップに参加しました。

kobitoku.hatenablog.com

この時に出来上がったブラウスはちょっと生地が厚くて、なぜだか自分には似合わず、ずっと引き出しに仕舞われたままでした。

きっと軽快な生地で作ればうまくいくはず!と思いながら4年・・・

手ぬぐいで作ろうかとも思ったけれど、ちょうど良さそうな薄手の安い生地をみつけたのでチャレンジしました。

手ぬぐいみたいな長方形の布を2枚用意するだけ。

 

布の端を三つ折りにしてなみ縫い。アイロン使うにはあまりに暑いので使わず、"しつけ"をしました。

 

端をなみ縫いしたら突き合わせ縫いで綴じていきます。

ワークショップでは全て2本どりの糸で縫いましたが、今回は突き合わせ縫いのみ2本どりで。

突き合わせ縫いは縫い代がいらないので縫い代を割ったりなど始末の手間がなくて本当に便利。今回は水玉部分の色に合わせて紺色の糸を使ったけれど、目立つ色の糸で縫えばステッチがアクセントにもなります。

 

裾にはスリットを入れてみました。

前見頃と後ろ見頃で長さを変えることもできます。最近は後ろ見頃が長めになっている服が多いですよね。

 

完成✨

 

♪♪♪☺️さっそく着てお出かけしました。手縫いのステッチがたどたどしいけどそこがいいのだと思い込みます。

ペラペラの生地にしたのがやっぱ良かったみたい。身体のラインに沿ってくれて着心地も軽い!

参考にしたのはsousouの四角衣のつくり方。

www.sousou.co.jp

寸法は自分用にアレンジしました。(150センチやせ型)

脇が開いているのが嫌だったので袖ぐりは小さめです。普通の人は16センチだときついかも。

こういう服はゆったり着るのが良いそうです。(貧相な上半身のわたしにはゆったりは似合わなかった)

 

手縫いでやったのでちょっとずつ縫って、生地を購入してからひと月くらいかかりました。

まっすぐ縫うだけなのでミシンならあっという間だと思います。

 

ところで信越五岳の参加賞Tシャツのデザインが発表されていましたね。

www.instagram.com

あの大きく開いた襟ぐりが物議を醸していたキャプリーン・クールトレイルからキャプリーン・クール・デイリーに変わりました!!

もう広過ぎる襟ぐりに悩むことはない!(嬉)

これは手縫いでスモッキングしたブログ記事が大会事務局に届いたからだと思っています(違)

kobitoku.hatenablog.com

手縫いってすばらしいですね💕