こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

伊勢木綿

昨日の女子美アートミュージアムでは展示にあわせてSOU・SOU女子美のコラボの手ぬぐいも売られてました。なかなかステキだったのですがやはりオリジナル商品ということで少々お値段高め。(¥1500)
なのでSOU・SOUの手ぬぐいを購入しました。(こちらは¥950)帯には「伊勢木綿」の文字が。
SOU・SOUの手ぬぐいは伊勢木綿の文という生地が使われています。文というのは30番手の糸で織られているようです。こびとくオリジナル手ぬぐいは20番手の糸を使った上総理でざっくりしていますが、こちらはさてどんな特徴があるのでしょう。

SOU・SOUのサイトによるとこの伊勢木綿というのは非常に柔らかいそうで、その秘密は糸(弱撚糸)にあるとのこと。強く撚りをかけずに綿(わた)に近い状態の糸を天然のでんぷんのりで固めて、昔の機械でゆっくりと織っていくという製法で作られているそうです。
確かにふんわりとした感じなのです。
そして現在ではこの伊勢木綿を織っているのはただ一社のみなんだそうです。

市販の手ぬぐいの表示を見ても「綿」としか書いてない場合が多く、売り場に並んでいるときは大抵はのりがきいていて洗って使ったときにどういう柔らかさになるのかが判断しにくいものです。
わたしは柔らかいのが好きなので「特岡」など織りが密で高級感あるものよりざっくりしたものが好きです。
それで上総理にこだわっていたのですがこの伊勢木綿も好みのタイプだということがわかりました。30番手と細い糸で織られているので少し薄いのがさらに柔らかさをだしている所以なのかもしれません。

さっそく、水通し。
黒の手ぬぐいは初めて。

そしてこちらは赤てぬ↓
こちらは夏てぬ↓いつのまにか、たまりましたネ。