こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

三年分のUTMF・その6

残り4キロ!!

「あと1時間くらいでゴールまで行けますよね?」と誘導スタッフの方に尋ねたら、うなづいてくれた。

ってことは?と時計を見たら、なんと40時間切りできそう!

↑夜なべして気が狂いそうになりながら、やっとこさえたタイムスケジュール。

わたしは"時刻で動く"のではなく、"経過時間で動く"タイプ。

当初は44時間の予定でした。コース変更になったので天子山地がなくなった分、3時間早くなると予想して41時間に変更。各エイドでの時間はマイナス3時間で計算することにしてタイムスケジュールはそのまま訂正せず。常に「引く3」で進みました。

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応援の夫にはエイド到着予定時刻のメモを渡していました。

この画像貼って、今ごろ気づいたけどスタート時間が1時間後ろ倒しになっていたから、41時間じゃなくて40時間の計画になってたんですね。

なんで、めっちゃ予定時間通り。

精進湖、きらら、吉田でほぼピタリの時刻にinしてました。

それなのにあと4キロと言われたときに1時間ほど巻いていると勘違いし急にテンションアゲアゲになり、爆走し始めたわたくし。

元気よく走っていたら前方にチャーリーさん発見!!!最後に会えるなんて奇跡的💕

声をかけて、ここからは一緒にゴールを目指します。

チャーリーさんは第3ウェーブスタートなのでわたしより15分早くスタートしている。40時間切るには急がねば。

「チャーリーさんごと40時間切りする!」と宣言して走り出したものの、ロードに出たらあまり走れずチャーリーさんに置いていかれる始末。

ハイランドの敷地内に入って「残り1キロ」の看板を見たときにはチャーリーさん40時間切りまで残り5分。『キロ5で行けば間に合う!先に行ってください!』と叫んだら、キロ5は無理!って返ってきて、そりゃそうだってなってあとはさほど急がず走りました。

ゴールの花道はとても広くて長くて、長かった100マイルを噛みしめながら走った。わたしを信じて待っていてくれた人たちが出迎えてくれた。(超嬉)

途中でやめなくて良かったと心底思う瞬間。

一方でもう二度とごめんだと思う瞬間w

158キロ、39時間50分の長旅でした。

まとまらないレポもようやく完結。

 

レースの翌朝、洗濯しようとした短パンのポケットの中から大福を発見。

確か前半のエイドで貰ったのではなかったかな?

もちろん、おいしくいただきました。

そして幻覚についてですが、やはり家に帰ってからがすごくて、玄関の鍵を開けてるときに地面にヘタウマのミッキーマウスのようなかわいらしいキャラクターが次々と現れた。何か文字も書いてあったな。

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強い自分に会いたかったUTMF。

でもわたしがそこで会ったのはどこまでも自分でしかない自分でした。

以上です。

 

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(すみません、日程が変更になりました)