こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ゼロ富士五合目

ラン仲間が茅ヶ崎の海岸から富士山頂を往復するという。

田子の浦からの「ゼロ富士」は聞いたことあるけど茅ヶ崎からって・・・?

御殿場新五合目登山口までが70キロでそこから山頂までが10キロで往復したら160キロ=100マイルになるそう。

100マイルにチャレンジする猛者は4人。

この暑い中、ちょっと想像を絶するのでわたしは登山口までの70キロで参加することに。

夜通し走って翌朝6時には五合目の大石茶屋でうどんが食べられると聞いて、とにかくうどん目標で!

具体的な目標ができると頑張れるタイプです。

 

サザンビーチのCのモニュメントを午後5時にスタート!🏃🏻🏃🏻🏃🏻🏃🏻=33  🏃🏻‍♀️💦

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暮れてゆく・・・

 

暗くなってからはイマイチどこを走っているかはわからなくてただただ必死でついていくのみ。結構離れたりもしますが5~10キロおきくらいにコンビニがあるのでそこで合流。

合流したと思っても走り出すとまた離れちゃうし・・・

ゆっくりのペースだけどトレイルと違ってずっと走り続けるのがしんどかった。

歩道が途中で途切れて反対側に渡ってガードレールを跨がなくてはいけなかったり、こんなとこ歩く人はいないのか歩道が藪漕ぎで蜘蛛の巣にかかったりも何度か(泣)

けれども満月近くて月と星はきれいだった。

山北とか谷峨あたりは探鳥会で大野山を毎年訪れているので若干は土地勘あり。

けど走ってくるとこではないな。御殿場線か車でしか来たことないよ。(当たり前です)

いよいよ歩道がなくなって旧道に入る。ここではみんなで一緒に歩く。

なんでこんなとこ、こんな時間に歩いてるんだろ?っていう意味のなさが夏休みぽくていい。

コンビニはほんとにちょいちょいあってオアシスだった。

けど早寝のわたしには夜中に何か食べるっていうのが難しい。

アイスやゼリーやプリンなど喉ごしのいいものばかり選んでしまう。

あとはしっとり系のスイーツ。おにぎりは1個だけ。

後半はコンビニ入ってもぐるぐるするだけで買うべきものを決められない。寒い時期はいろいろ食べたいものあるが暑いときはなぁ・・。

そんなときは仲間の食べているものがヒントになる。

今回はポテトサラダに”お!"と思いました。今度試してみよう。←今回一番の収穫

 

途中から夜富士に登山者のライトが電飾のように輝いているのが見えた。

富士山ってどこからが富士山なんだろうね?今もう富士山かな?

などと暗い夜道での会話。

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そして最後のコンビニを出てから登山口まで10キロ800mの登りです。

ここは昨日、オリンピックの自転車ロードレースのコースになってましたね。

カッコウイカル、コルリ、ウグイス鳴いてた。ガビチョウぽいのも。

そんなにすごい傾斜ではないけど地味につらかった。ここ。

御殿場口1キロの看板があって、次にあと500mの看板があって、あと少しなんだと思ったら、それは駐車場までの曲がり角のことでその先1.7キロって出てたときには絶望した。

 

そしてついに登山口!!

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の前に検温と富士山保全協力金の徴収がありました。

 

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大石茶屋が見えてきたー

 

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無事うどんにゴール😄

 

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もしかしたら一緒に登りたくなるかなと思っていたが、そんなことは一切なく、山頂目指す皆さんをお見送り。

 

御殿場駅行きの始発バスまで時間があったのでココアを追加でオーダー。

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茶屋のおじさんが「あんただけ登らないのか」と不思議そうな顔していたけど、茅ヶ崎の海岸から来たとは知る由もなしw

 

で、わたし以外のメンバーがその後どうなったかというのはぜひこちらで↓

ysmatsud.hatenablog.com

 

 

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道はつながっているんですね〜