こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

富士山初登頂!

三連休、初日が一番安定してそうってことで富士山へ!
五合目まではこれまで何度か行っていますが山頂は未だ踏めず。やっとチャンス到来です。
一合目より手前の中ノ茶屋を7時過ぎにスタート 馬返しまで歩かず走りきった。
しかし、富士登山競走試走のランナーさんたちには抜かれまくり
いい眺め、いい天気。でも今回はわき目も振らず登ります。
佐藤小屋まではこれまでの最速で登った。休憩なしで六合目へ。

六合目から先は未知の世界。

途中に山小屋がいっぱいあるのが楽しい。
日本人はご来光狙いだからか昼間の時間帯は外国人の方々が多いのね。

この辺りから先が本当にきつかった
あと2キロとかだけどまだ500m登らないといけない・・・
前半のオーバーペースのつけが回ってきた。完全に牛歩になる。
ラン友さんたちはサクっと登ってるし、子供でも登れるっていうし、もっと簡単だと思ってた。
さすが日本一の山。八合五尺から見上げる遥か彼方感に絶望的な気分に。
ギャン泣きしている子供もいたけどわたしも泣きたかった。

なんとかかんとか山頂へ。この鳥居、富士登山競走のゴールシーンの動画で見たやつだ
山頂は売店がいっぱい並んでて人がたっくさんいて3700mの高度を全く感じさせない不思議な場所だった。

下を見下ろして初めて高さを感じる。
風もなく半袖でも全く寒くなく300円のトイレに入り、袋がパンパンに膨れたカレーパンをかじる。
30分ほど休憩。
しかし、このあとも大変でした。

富士山を登ったという話はよくきくけど下りのことはあまり語られない。下山は雪のつもったときに現れるあのギザギザのブルドーザー道を下るのだ。
これが実に長い。しかも割と急斜面。登頂で体力を使い切った身には下山はかなりの苦行だった。
富士山、五合目から先はあんまり好きじゃないかも。

六合目まで降りてきてシューズの中の砂利を捨て、里見平のソフトクリームでやっと復活。
馬返しのお休み処でつめたーい麦茶をいただいたらシャキッとなった。
中ノ茶屋まではあと3.5キロのロード。これもまた長かった。
約29キロ 8時間半弱 
富士登山競走山頂コースって人間業じゃないことがよくわかりました。
はー疲れたー

でも今後は富士山を見る目が違いそう。あそこにいたんだなぁ〜