こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

奥多摩むかし道からのハセツネ

予報は 紅葉見頃
ならば行くしかない!
(スタート地点の奥多摩駅まで3時間以上かかったけど)いつもの熟女メンバー3+1名でにぎやかに 

昔、木炭を運んだというトロッコのトンネル抜けて。
むかし道というのは甲州街道の裏街道で大菩薩峠までつながっていたとか。
小河内ダムまでの10キロには白髭神社や弁慶の腕抜き岩、耳神様、縁結び地蔵尊、ぐらぐら揺れる吊り橋など見所満載。

おまけにこの紅葉
写真撮りまくり、のんびり歩いたり、走ったり。
すっかりトレーニングモードは消えてしまっていた。

が、大ブナ尾根にとりつくと・・・
いきなりの急登に喘ぐ。話には聞いていたけど思っていたより急で長い。しかもところどころ凍っていた。

ときどきホッとする平坦地を通る。
でもまた急登が続く。

サス沢山からの奥多摩湖
このあとも容赦ない急登。

ふう 御前山まで長かった〜
1405mここがこの日の最高地点。ここからはハセツネコースを進みます。
御前山からの下りは凍結箇所多し。チェーンスパイクは持ってきたけど使うほどではない。
だけど下りの苦手なわたしは前の三人から常に遅れ気味。
みんなほどスイスイ下っていけない
だけど、あれっもう大ダワ?って思ったから以前よりかは苦手でなくなっているかも(自分比)

大岳山からの富士山。ハイカーさんもいっぱいでした。
大岳山への岩の登りや険しい下りも以前はもっと涙目で進んでいたと思うので少しは成長したのかな(自分比)
この日は右足にテーピングをして中指薬指の痛みが出るかどうかを試していたのだけど残念ながらこの大岳山に取り付くあたりで発生(でもこれまで2時間で出たのが5時間だったから改善されてるはず)
しかしその後ショック療法で痛みは消失w

日の出山まで来たらあとは金比羅尾根を下るだけ。
ここでの日の出は来年のハセツネまでお預けだ。
日の出山15時過ぎ、残り10キロほど武蔵五日市までライトなしで行けるかな?
熊が出そうな時刻だし、熊鈴装着して走り出す。なぜかわたしが先頭。
誰かが歩けば歩くのだけどなぜか誰も歩かない。
スイッチ入りましたね
なんとなんとノンストップで最後のコンクリ坂まで!ライトなしで行けた!
ああ、走ったねー、上りも歩かなかったねー、誰も歩かないんだもの、尻ピタなんだものと笑顔になる。
きつかったけど気持ちよかった。
一緒だから頑張れた

37キロ8時間10分ほど 累積標高2000mくらい
紅葉狩りかと思いきや、なかなか鍛えられるコースでした!