こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

季節の境目 鳥のあれこれ

寒い日と暖かい日が入り混じる今日この頃。
バードウォッチャーとしてはこういう季節の境目は忙しい時季となります。
なぜなら初音の聞ける季節。
渡去する鳥、渡来する鳥、どちらも見逃せない季節でもあります。
住まいのごく近所にウグイスがいます。入居したときからずっと声をきいているからもう10年以上。
ウグイスの寿命はわからないので、同じ鳥なのか別の鳥なのかは不明。
近隣のトレイルでは2月の終わり〜3月になればあちこちでホーホケキョと鳴き始めますが、うちのウグイスはいつも遅いのです。
それが今年は早かった!
3月3日のひな祭りにさえずり始めました。
あらっ?!と思い、念のため過去の記録を確認してみました。
2009年 5/20
2010年 4/10
2011年 4/22
2012年 4/30
2013年 4/8
2014年 4/17
2015年 3/17
2016年 3/3
これはあくまで"こびとく"が声に気付いた日なのでこの日付けより前に鳴いていた可能性は充分にあります。
でもこびとく工房に居ながらにして聞こえる声なのでそれなりに信憑性は高いはず。(とはいえ2009年の5月というのはかなり疑問)
まあ、ざっくり言いますと
今年は早い!と断言していいでしょう。もしかしたら去年あたりから違う個体になっているのかも。
なんでも記録しているとおもしろいですね。

一方、越冬のため渡来するジョウビタキ、これは近所では毎年ほぼ同じ時期。
ツグミは年によって時期がまちまちの感じ。なんでだろうと思っていたのですが先日、バードリサーチのコラムでこんな記述をみつけました。
ジョウビタキは冬もなわばりを構えるので途中で山に立ち寄ったりせずに繁殖地から一直線に越冬地に戻ってくる
ツグミは渡ってきてしばらくは山の方にいてそれから小さな群れはバラけて里に降りてくるといいます。
ジョウビタキは一直線。
やっぱジョウビタキ好きだわ〜♥
カワイイ顔しているのにメスもなわばりを主張し気が強い。群れない。
いつも朝ランのスタート地点にしているところに毎年いたのですが、今年は全然みかけなかったのが気になるところ。
一昨日はキンクロハジロがいました!
渡らないマガモカルガモしか見かけない川ですがたま〜にそれ以外のカモを見るときがある。
そして昨日はヒドリガモ。どちらもつがいで。
冬期につがい形成するのがカモ類の特徴。繁殖地に渡る前に婚活。
その他の鳥たちはこれからです。
カラスやトビ、アオサギなどもここのところ巣材をくわえて飛んで行くところをみかけます。
もうすぐツバメもやってきますね。
いやはや忙しい季節です★とにかくメモメモ