こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

北八ヶ岳合宿(鳥禁止?!)

今回購入したヤマバッジ途中でこの花をたくさん見ました。清楚で可憐でスズランをうんと小さくしたような花。
あとで名前を調べようと思っていたら立ち寄った縞枯山荘でバッジの絵柄になっているのをみつけました。

名前はオサバグサ
うーん、もうちょっと可愛らしい名前を期待したのだが。

こちらでトイレを使わせていただきました。
トイレのみは300円。小屋利用すると100円だそう。
靴をスリッパに履き替えるのがちょっと面倒かと思ったけれど、入った途端、とても綺麗なバイオトイレでしたので履き替え必要と思い直しました。山小屋とは思えないくらい。臭いも全くなし。
山荘、山バッジ、どちらも可愛くて。気軽に行けそうなイメージの縞枯山
八ヶ岳の中ではお手軽なんでしょうが、登りも下りも急でなかなかの男前でした。
縞枯れ現象というのも今回初めて知り、勉強になりました。

さて、今回は"トレーニング"だから『鳥禁止』と通達されたのでしたが、禁止と言われても途中途中で聞こえてくる声は止められないわけで・・・。
登山開始早々に木のてっぺんでホオジロのお出迎え。
実は前日に下見でロープウェイ山麓駅に来たときにアンテナの先端でホオジロみたいなさえずりの鳥がいたんですね。双眼鏡でのぞいたら、えっ
もういっぺん確認 
間違いなく羽に白斑ありました。
ジョウビタキ♂でした。
ご存知かと思いますがジョウビタキは冬鳥。冬の間を日本で過ごす鳥。
冬の間はうちの近所でも見かけますが春になれば北へ帰ってしまう鳥。
だけど近年、渡らずに国内で繁殖しているものがあるときいたことはありました。
まさしくその渡らない(ずるい)ジョウビタキがここに!
ジョウビタキのさえずりを聞くという非日常がここに!!
ロープウェイ山麓駅の駐車場でひとり喜びを噛み締めるこびとく。

なので、登山開始早々のこのホオジロちっくに鳴いている鳥がもしやまたジョウビタキなんじゃないかと気になって仕方ない。だけど『鳥禁止令』によりザックには双眼鏡が入っていない・・・
曇り空で色はよくわからず白斑見えず。尾は長めだったけれど振れてなかったし、さえずりのあの節回しはやはりホオジロだったかなと思う。
と納得して先に進みました。鳥禁止にしないで双眼鏡出して覗けばすぐに解決なのにね。

ロープウェイの下はスキー場なのでずっとカッコウの声が聞こえてた。ホトトギスとウグイスも。
標高を上げていくとメボソムシクイ、ビンズイの声も聞こえてきた。
樹林帯に入るとウソ、コガラ、ルリビタキコルリミソサザイなども。たぶんもっと色々鳴いていたのだろうけどしっかり識別できて記憶に残っているのはこのくらい。
苔の森に入ったら夫がちょっと大きめで赤と黒が目立つ鳥がいた!!と言ったのだけどわたしは見逃した。これってアカゲラだったのかな。

まだ合宿の話はつづきます。