こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

わくわくバードウォッチングラン(wkwkBWR)

鎌倉トレイル協議会のイベント『わくわくバードウォッチングラン(略してwkwkBWR)』で初の案内人を務めました。
勝手にひとりでBWRはいつものことだけど誰かを案内するとなるとドッキドキ。
何度か下見をしました。
と言ってもいつものマイランニングコースなのでいつもよりゆっくり鳥に気を付けて走っただけなのですが。
でもちょっとスピードを落として、いつもより立ち止まりを多くするだけで鳥との出会いはグン!と多くなりました。
2月に入って山間部では雪が積もったとの情報も入り、これは期待できるかも!!
本番前日の下見ではもう10年以上も通い詰めているトレイルで初めてのシメに遭遇!羽根は拾ったことがあるからいるのはわかっていたけどその姿をみることはなかったのです。声も知らなかったし。wkwkBWRバンザイ★
ということで当日のために用意した地図がコレ。いつも通りのアナログです。午前8時過ぎ鎌倉駅をスタート

予定通り出てきてくれたシロハラ

シルエットだけどわかりますか?
おなじみ鳴き声のうるさいヒヨドリ。参加したメンバーさんは普段から自然の中を走っているだけあってヒヨドリムクドリメジロシジュウカラなど基本的な鳥のことはご存知でさらに今回のために予習をしてくださったメンバーさんもいらっしゃいました。さすが!
そしてwkwkBWR開始早々に桜の芽をついばむウソの♂と♀を発見。
実はわたしも今シーズン初の遭遇でえらく興奮いたしました=33

意外と知られていない源氏山山頂102m

メンバーさんが教えてくれた秘密の展望台からの素晴らしい眺め★

谷戸池ではコガモがツーッと。(中央付近の白い点がそれ)
下見のときはどなたも一度も出現しなかったのに。
目印のクリーム色の三角は肉眼でも確認。カモ類は双眼鏡なくても見えるからBWRには最適。

唯一の誤算はこの日の気温。
参加者の皆さんには歩きや立ち止まりが多くなるのでいつもよりしっかりめの防寒をお願いしていましたが途中からみんな汗だく。止まっても全く寒くはなかったですね。

距離は13キロほど3時間半のBWR
下見時も毎回同じ位の時間。立ち止まる時間、場所は全て鳥さま次第でそのつど違うのですがだいたいこんな感じ。
野鳥の会の探鳥会だと10キロを5時間くらいはかけます。
やっていることはさほど違わないけど、鎌倉のようにモザイク状に残るトレイルではつなぎの舗装路を走れるとぐんと行動範囲は広がる。たくさんの距離を移動できるというその楽しさは大きいと思います。
双眼鏡がなくても声や大きさ、しぐさ、飛び方などからの識別はパズルを解くかのような遊びでもあります。
少しでもその楽しさが伝えられたらいいなーと思います。

にしても先週はここにいたのに・・とか、昨日もいたのに・・とかは全く鳥さまには通じず。
向こうも集団で移動、こちらも集団で移動なのでそもそも出会い自体が奇跡★
探鳥会リーダーさんの苦労も忍ばれました。