こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

先生と迷い猫

予告映像で下田がロケ地!と一発でわかり、ならば観なきゃと思っていた『先生と迷い猫』

元校長先生イッセー尾形さん、亡き妻もたいまさこさん。そしてよく家に遊びに来ていた猫ミイ。
そのミイがある日を境にいなくなってしまう。猫を探す校長先生。下田の風景・・・

どうしたってほのぼのほんわか系の映画を期待しますよね。
しかし、違ってた。
結構重い。
最後にはちゃんとミイはみつかってハッピーエンドで終わるのかと思ったらそれも違いみつからないまま映画は終了。
テーマは猫ではなく、連れ合いを亡くしたあと残った方はその折り合いをつけるのに必死なのだということ。
校長先生が夢をみているときの金縛り状態が印象に残りました。
あまり若いひと向きの映画ではなく年配向きの映画のような気がします。
ちょっと腑に落ちないキャラクターもあり、モヤモヤしました。
そんな中、染谷将太くんが良かった。

そしてわたしはまたゆっきんのこと、父のことを考えてしまう。
基本的には前向き思考を心掛けるこびとくですが、これだけは停滞というか後ろ向きというか・・・。
たぶん、折り合いのつく日は来ない気がします。
ぐずぐず、ぐずぐず、ゆっきんのことを考える。

ちょっと重苦しくなってしまったのでさわやか画像を。先日、ハセツネ試走でみつけたリンドウ。
秋のひっそりコンビ、リンドウとセンブリ。二つともひっそりとコース上に咲いていました。
5年続けて出場していたハセツネ。今年は一回お休み。応援にまわります。