少し前に観た映画『小さいおうち』のことを。
女中役の黒木華さん、こんな昭和顔な女優さんがいたんだなぁ・・と思っていたらベルリンで女優賞を受賞しましたね。
この映画の中では彼女が断然光ってます。当然の受賞。
小説の中のタキさんの方が家事の達人で、黒木さんは「タキちゃん」と呼ばれるのがふさわしい初々しい女中さん。
映画と小説のイメージが少し違うのは別にかまわなくて、どちらも楽しめました。好きな小説が映像化されるのは嬉しいものです。ただやっぱり小説の方が深いかな〜。
この映画の感想をいろいろ書こうと思っていたはずなのになんだか記憶がとんでしまっています。観終わったあとに早く帰らなくちゃと思ったことだけ覚えてる。
観に行ったときは、まだ数時間の外出ならできる状況のときで、そのあと全く外出できなくなりました。
ゆっきんの最後の二日間は一歩も外へ出ず、トイレにいくことさえもためらうくらいつきっきりでした。母の誕生日も姪っ子ちゃんの誕生日も忘れて、先週末くらいにようやく忘れていたことを思い出して・・・。
バレンタイン周辺からのこと、記憶を整理して思い出そうとしますが何か変。
とにかく何年もの間、どこへ行っても「早く帰らなくちゃ!」と常に思っていたので、あ、もう早く帰る必要がないんだった..と何度も思い知らされることに慣れないでいます。
ずっと続けてゆくことは割と得意なんだけど、慣れないことをするのは苦手。(まるで猫)
<追記>特集サイトを観たら少し思い出しました。戦前〜戦中の娯楽・食事・お正月→*
モダンなインテリアや衣装→*
ゆっきんマーガレット頑張ってます!