こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

思いわずらうことなく愉しく生きよ

江國香織さんの『思いわずらうことなく愉しく生きよ』を読む。
先日、この小説を原作にしたドラマ『カレ、夫、男友達』を観た。いや、正確にはちゃんと観たのは最終回だけ。あとはドラマの公式ホームページにあったダイジェスト動画で観た。(早寝のわたしには午後10時からの放映はキツイ)
で、最終回に納得いかなくて、原作を読むことに・・・。
納得いかなかったメインは"熊ちゃん"。そしてラストシーン。(ハッピーエンドなんだけどさ)
このドラマでは江國さんらしさがあまり感じられなかったし。

でも小説の方は、確かに江國作品!と思わせられた。
麻子、治子、育子三姉妹のそれぞれのキャラクターも光ってた。
特に育子ちゃんがいい。
江國さんの言う健全さの中に宿る不健全さ、みたいなものをビンビン感じた。

江國さんは小説の映像化に対して「じゃんじゃん変えちゃってください」と言っているのだそう。確かに彼女の作品を忠実に映像化するなんて無理な話だ。でも、ファンとしてはそういうのも観てみたいなぁ。
タイトルの『思いわずらうことなく・・・』は三姉妹犬山家の家訓。
我が家の家訓もそれで行こう〜♪

きょうもえがおでたのしくね。

今年もはじまりましたね。
これはゼッタイ欲しいかも