こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ツグミ

お知らせ。こびとくも参加予定の12月25〜27日開催のあ〜てぃすとマーケットin横浜赤レンガ倉庫のDMができあがりました。ご希望の方に送付しますのでコチラのメールフォームからお申し込みください。
こびとくブースナンバーは110です。3日間ずっといますのでどうぞ遊びに来て下さいね。
ということでそろそろ本格的に準備に取りかからねば。
で、日程を見て気付いたのだけど、搬入がクリスマスイヴなのね。世の中の皆さんがメリークリスマースと浮かれている頃、てんてこ舞っている予定・・・。

さて、昨日見た鳥の話です。
朝、また窓の外からヒッヒッヒッとジョウビタキの声。前日にジョウビタキの♂の姿をばっちり見られたのでベランダから身を乗り出し、前日の木の枝をみつめていたら、そこに飛んで来た二羽の大きめの鳥!

ツグミ!

木に止まったのは一瞬でそのまま二羽で追いかけっこをするように飛んで行ってしまった。先日の日曜に新林公園で見たツグミがこの冬の初見でしたが"近所で"に限って言えばこれが初見ということになる。なんだかうれしい。こんな近くに降りて来てたんだー。
ベランダから見た、なんて言うと緑に囲まれた自然いっぱいの環境に住んでるって勘違いされるかもしれないけど全く違います。フツーの住宅地です。都内よりは緑は多いかもしれないけどすぐ近くに公園があるわけでもなく住宅の庭木がポツポツある程度のどこにでもある住宅地です。そんな場所でも冬は気を付けてれば季節限定の鳥が見られたりするんですよね。
で、このツグミ、日曜日の新林公園では相当高い木のてっぺんにいて、まだこの時期は降りる場所を考え中なのだと教わったわけですが、さらに調べてみると群れで渡って来た後、分散して越冬するとのこと。飛来して一旦は木の枝など高い所へ留まり、食事に適した場所を探して降り立つと説明がありました。
春に帰るときも同様で分散していたのがまた集まって群れで渡って行くのだとのこと。
実は春にやっぱり家の近所の高い木の上にいるのを目撃してました。それまでは地上で足を揃えてピョンピョンはねるように採食する姿しか見てなかったのに、なんで木の高いところにいるんだろう?もしかして誰かと待ち合わせ?などと考えていたこびとく。(4月6日のことでした)今、思えばまさしく渡る直前の待ち合わせだったのでは?と半ば確信するのであった。

フリープランのツアーみたいですね。往復の飛行機はみんな一緒で現地では自由行動、みたいな。ずっと団体行動する鳥もいるのにわざわざ「see you~」と別れて行くツグミ。好きです。
そしてこれも初めて知ったのですが越冬中は(つまり日本に留まる間は)ほとんど鳴くことがなく口をつぐむの意味から「ツグミ」と名付けられたとか。背筋をピンと伸ばした上品な鳥です。