こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ルームシューズの試作

12月に入り、めっきり寒くなってきました。朝、水筒にコーヒーを詰めてから作業にかかります。
ポットの容量は350ミリリットル。コーヒーカップに二杯分の量がちょうどいい。ときどきはそれに一口サイズのおやつがつきます。
と、優雅なティータイムのようですがそうではなくて、作業の場はぐちゃぐちゃの様相。というのも今月はレギュラーのオーダー靴の他にイベント出展の準備、さらにインソール制作&レポートと3本立てになるため、手の届く範囲にそれらに関する様々なものが散乱しているせいでなんだか落ち着かないのです。
資料や材料が山積み・・・。

そんな中、昨日はルームシューズの試作をしてました。
25日からの赤レンガ倉庫でのイベントでデビューする予定です。そういえば前回参加の二年前もロマンティックルームシューズを作ってたっけ。普段はコモノなどクツ以外のものはあまりつくらないので、こういうイベント参加は違うジャンルに挑戦できる良いチャンスです。
最近はフローリングの床の生活が多いせいかルームシューズの需要も高まっているそう。ルームシューズ作り方本も数多くあります。でもやっぱりこびとくは革製にこだわりたい。つくりも木型をつかってつり込むタイプで。
というか他の作り方はよくわからないし・・・。
スリッパ型、ローファー型、いろいろ考えてみましたが結局、バレーシューズ型に落ち着きました。


まだ試作なので画像は小さく。


外で履くクツの方は深物しかつくらないので、たまにはこういう女のコちっくなものがつくりたくなるのでした。