こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

やる気の秘密

『のうだま―やる気の秘密』を読む。この本は三日坊主で続かない、自分って飽きっぽくて長続きしない、なんて思っている人にはぜひおすすめ。
結論から言うと三日坊主になるのはアナタのせいではないのです。
脳がそういう風にできているからなのです。
生きて行くために「マンネリ化」というのは大切で、だから三日坊主は誰のせいでもなくて脳のせい・・・。
じゃあ、どうやったら続けられるか?やる気を出すヒントがこの本にあります。

続けるコツは脳をだまして蒼い玉を動かすこと。

蒼い玉とは『淡蒼球(たんそうきゅう)』と呼ばれる脳の部位のこと。ここの活動が活発になるとやる気が出るのである。だけど残念なことに淡蒼球は内臓などと同じように自分の意志では動かすことができない。でもここを動かすためのスイッチは自分で入れられるのである。
そのスイッチは4つあって、どれかひとつ入れば淡蒼球は動き出し、やる気がでるのだと言う。
さて、ではそのスイッチとは・・・。
ひとつは体を動かすこと。脳の運動野というところに働きかければ淡蒼球が活性化するのである。つまり、やる気は待っていても決して出て来ない。自分から迎えにゆかなくてはいけないのである。やる気ナシ〜とグダグダしてても絶対に何も始まらないのだ。とにかく動こう。立ち上がろう。

もうひとつのスイッチは「いつもと違うことをやる」という海馬に働きかけるスイッチ。これは心当たりあるよね。いつもと違う道を通ったら新しい発見があってそこから何かが始まった!なんて経験誰にでもありますよね。
こびとくのイベント参加でルームシューズつくってることなんかも「いつもと違うこと」のひとつ。むふ〜、ここからいい展開があるかも

わたしたち人間は脳が偉いと思っていて、何でも脳が支配しているって思いがちだけど本当は違う。体が先。
楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいんだそう。
だから行動を起こせば、脳はすぐにだまされるのだ。
三日坊主だ、飽きっぽいだと言っていても、わたしたちみんなこの蒼い球を持っている。スイッチを入れればちゃんと動き出すのだ。誰でも。

スイッチは他に2つあります。それはぜひこの本を読んでみつけてください。
上大岡トメさんのマンガが脳の話をわかりやすくしてくれてます。読んでてて楽しい。
なんか自分なんかダメダメだ〜と思っていたのが「やれそう」って気分になれます。
池谷先生の『長続きの秘訣はスローランナー』っていう言葉を胸に刻んで、あきらめずに10キロ50分切り頑張るゾ〜!←またそっちの話かいって感じですが


いつもと違うことと言えば昨日の朝の空、変な雲が?
ナンダ?

迷走する飛行機雲でした。冬の空って蒼いネ!