こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

ハイアーチ

フットプリントを取る前から自覚していた自分のハイアーチ。甲の厚みがあるわけではないのに踏まずのアーチが上がっている分、甲高の足になってしまい靴によっては甲がキツイことがあるということ以外には特に問題を抱えていなかったので別段気にすることもなかった。(靴屋さんで既成靴を買うこともなかったし)だけどハイアーチについて調べていたら『扁平足よりやっかい』という事実につきあたった。

ハイアーチの場合はどうしてもつま先やカカトに比重がかかってしまうことになる。(重心が後ろよりのわたしはカカトの比重が大きかった)よってカカト痛なんてことも起きやすい。
また、小指側に流れやすいので外反母趾ならぬ内反小趾の人が多いという。わたしは内反小趾ではないけど確かに小指側に力の入った歩き方をしている。そういうことがなんとなくわかってきたので、先日の講習会を思い出し、インソールを入れて歩いてみることにした。

お天気もいいことだし、ちょっと遠回りして川沿いの道をおつかいがてら歩く。
講習会でいただいたベースインソールのカカトにこういう形のパットを貼る。この貼り方をすると親指側に流れるような歩き方に矯正されるのである。
これは何度も講習会で体験したがほんの3ミリくらいの厚みのパットを貼るだけでびっくりするくらい体重移動が変わってくる。

ただし、これをハイアーチの人に使用しなさいとは教わっていない。あくまでわたしの考えで試してみている。念のため。

もともとハイアーチだからと言ってどこかが痛いわけでもないのでこのインソールを入れたから楽になったとかそういうことは残念ながらない。普段小指側がクツを脱ぐと赤くなっていることが多いのだけどそれがなくなるのかもしれない。

それにしてもこのベースインソールは厚みがありすぎるのではないかと思う。いつもの靴がかなりきつめの靴になってしまう。歩き方云々よりうわぁーキツーというのが率直な感想。みんなは普段相当大きめのクツを履いているんだろうか。これを入れるとなるとワンサイズ上じゃないと無理なのでは?と思ってしまう。
でも、それってどうなの??

オーダー靴の場合はインソールの厚み分を考慮して作れますが・・・。


道ばたでホトケノザを摘んでお持ち帰り。
春ですねー!鳥たちも活動的になってました。