こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

見立て違い

またまたフットプリントの話。
古くからのお客さま、カカトの内側が減るタイプの方でクツも内側に倒れるようにいつも変形してしまう。
先日、クツを取りにいらしてくださったので、フットプリントをとらせてもらった。
こうなるんじゃないかなーとわたしが予想していたのとは全く違い、しっかりと10本の指も写っていて、健康そうな足にみえる。
このフットプリントを見て"内側が減る人"とは読み取れない。
インソールの達人が見れば何か読み取れるのだろうか。ともかく今のこびとくにはわからないのであった。

で、わかりやすいのがわたしの足。これはフットビューと呼ばれるコンピューターで計測したもの。2008年3月に採ったもの。親指以外は接地してないことに少なからずショックを受けた。この後、S先生にインソールを制作していただき、一番よく履く靴に装着。同じ頃からランニング用シューズにも某インソール店のオーダーインソールを装着するようになった。
で、経過をみてみると・・・。
2009年1月↓2009年6月↓若干であるが指が出現してきていて、何やら改善のきざしがあるような気がする。
ブルーや赤の色分けは見ておわかりのように圧力のかかっているところほど赤くなるようになっている。このバランスについては一番はじめの2008年のものの方が良いような・・・。

ただし、フットビューもフットプリントも計測のときにほんの少し重心をずらしてしまったり、意識して指に力を入れてしまったりするだけで結果が違ってしまうことがあるようだ。
思うに読み取り方も人によって違うのではなかろうか?
そういえば講習で自分のインソールをつくっていたときのスタッフの方にいただいたアドバイスも、人によって言うことが違って混乱した。

多分、答えはひとつではないのだ。きっと。
夏休み中はもう少しインソールについて考えてみるつもり。

こびとくはどこへも行かない夏休みです。

7号収穫!どんどんいきます!
今週は台風に耐えられるかが心配