こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

森林の鳥

鳥の写真は残念ながらわたしのコンパクトデジカメで撮れるはずもなく、立ち寄った『萌木の村』の鳥グッズ屋さんで買ったポストカードの鳥を代わりに掲載しときます。
この2種が夏の森林の探鳥の人気者。
キビタキオオルリ。その名の通りの黄色い鳥と青い鳥である。

初夏の森林の中では鳥の鳴き声が頼り。姿をみつけるのは本当に難しい。
だけどちゃんと探すコツはあるのである。
キビタキだったら広葉樹の中程の枝に好んでとまるのでその辺りを探す。明るい林のちょっと暗いところにいる鳥なのだ。一方、オオルリは渓流など水の近くの高いところにいることが多い。上の方を探すのがコツ。
カッコウも必ず木のてっぺんで鳴く。昨日登場したウグイスは暗い薮の中だから見るのはあきらめた方がいい。やみくもに探すのではなく、その鳥の暮らしぶりを理解するとみつけやすくなるのだ。しかし、6月中旬を過ぎた林の中では「ハルゼミ」が大合唱しており、鳥のさえずりを聴くのも難しかった。夏鳥のウォッチングを楽しむならハルゼミの鳴き出す前がいいらしい。なぜならハルゼミが静かになる頃になると今度は繁殖期を過ぎて鳥はさえずらなくなるから。真夏は羽根が生え変わる時期で鳥たちの動きも少ないんだそうだ。

色々と勉強になります。
こびとくは鳥の写真を撮ったり、識別したりすることには固執しておらず、こういう鳥の暮らしを知ることに一番興味を覚える。動物の行動には必ずそれなりの理由があり、それの行き着く先はもちろん種の保存。それなのに絶滅を危惧されるものが増えている現実。考えさせられる。

やまぼうしの花も満開でした。
もっと鳥の鳴き声を知りたいなと思って検索したら
ことりのさえずりというサイトを見つけた。
さえずりをきいてみたい方はぜひ!