こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

塔ノ峰から風祭へ

箱根湯本からガイリーンの入り口としておなじみの阿弥陀寺へ。
野鳥の会メンバーさんと歩きました。ふうふう言いながら坂道登って40分。やはりrunのときの二倍はかかりますね。
アジサイが綺麗でした。

runのときは簡単にお参りするのみだけど今回は違います。
お寺にあがって住職の琵琶の演奏を聴きました。
琵琶はクワの木でできていて、バチはトチノキなんだそう。弦は絹糸を縒っているのだとか。
そんなお話も興味深く。
45分ほどの演奏のあとでトレッキング再開。塔ノ峰までのキツイ登りを登っていきます。
オオルリキビタキサンコウチョウの声が聞けました。
キビタキはマスターできたかも!
塔ノ峰でランチタイム。
ガイリーン一周のときはほんとに通り過ぎるだけの場所でお弁当を広げるのはなんだか不思議な感じでした。

そしてお弁当のあとはいつも気になっていた「水之尾」と道標の指す方へ。ここからは未知の道。
クロツグミの声が聞こえた。ガビチョウとクロツグミの区別がつかなかったけれどクロツグミの方が品があるとのアドバイスにうなづく。

この朽ちた車は写真で見たことある!
急なのは最初だけで歩きやすい斜度の道が続き、やがて舗装路へ。

ため池を通りました。カワセミが飛んだらしいけどわたしは見られなかったな。ここで見たのは「ヘビトンボ」。
全然トンボじゃなくて顔はカマキリみたいだし翅はセミみたい。
メンバーさんには鳥や植物だけじゃなくて昆虫のエキスパートもいるのですぐに名前がわかります。すごいな。

この日、わたしが双眼鏡に捉えたのはホオジロのみ。キビタキなんてすぐ近くで声が聞こえてて20人以上の目で探しているのにどこにいるのかわからない。もう諦めて声だけ楽しむ方がいいみたいです。
そんなさえずりもそろそろ終盤。
子育て中は歌っている暇はない。でも托卵する鳥はヒマだよね。
そんな暇人のホトトギスの声がたくさん聞けた一日でもありました。
ゴールは風祭駅
ここは箱根駅伝の5区の中継所のあるところ。毎年お正月に仲間と走っている5区。
わたしのバードウォッチングとランニングは妙にかぶるなぁ。