こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

午前11時の光

連休前から手がけていた靴ですが細かいパーツが多くてひどく大変デシタ。紙型に穴飾りをいれるだけでも大変なのに実際の裁断では切り口がほとんど全てギザで抜かねばならないという大変さ。裁断と穴開けだけで二日を費やしてしまう。こういうのって量産の場合は抜き型を使います。どんな複雑なものでも型でポンッと一回抜くだけ。なんか切ないです・・・。

もう永遠に終わらないんじゃないかと思うような作業を経てなんとか製甲ができました。本日、ようやくつり込みできそうです。お待たせしてますがもうしばらくお待ちくださいね。

ところで昨夜ガイヤの夜明けで色のことをやっていた。日産マーチの新色を発表するまでと武蔵塗料という会社がヨーロッパに携帯電話のカラーリングをプレゼンする様子を伝えていた。どちらもクローズアップされていたのはうら若き女性担当社員。商品のターゲットが女性ということで起用されているのだとは思うのだけどおもしろそうな仕事だなあと思った。商品の色を変えるということは最もローコストで、でも多大な効果のある売り出し方法なんだそうな。確かに・・・。こびとく親指はめサンダルがまさにそう。こびとくも色選び頑張ろう。
そして色を選出する際に『午前11時の光』が最適ということを知った。
午前11時の光が最も正確に色を表すんだそうだ。
勉強になりました。