こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

節約

連休の後半からは完全にお仕事モード。注文靴を手がけつつ、サンダルも進行中。もちろん今年も親指はめの定番サンダルをいっぱい作ります。連休前にドッサリ届いた35足分の底材!請求書にビビリました。(色々値上がりしてるんですよー)石油価格の高騰で接着剤やらゴム材やら軒並み値上げの波はまだまだ治まらない様子。なのにこびとく靴はずっと同じ価格なのでさすがに厳しくなってきた。

そんなこともあってチマチマ節約もしております。
例えばこのちょこっと縫いのクロスステッチ、糸は他のものを縫ったときの余り糸。モカやベビーシューズを手縫いしたときに中途半端に余った糸はサンダルのこのクロスステッチのために捨てずにとっておいてあります。だってもったいないでしょう・・・←涙ぐましい努力クーッ
昔の人は縫い物をして少し余った糸は古布に運針してそれを雑巾にしたといいます。いろんな色の糸で刺し子されたような雑巾になったといいます。少しのものも無駄にしないという気持ちはやっぱり大切にしたいとも思います。こういうのがきっと女のものづくり・・・(シュフのものづくりと言った方が良いか・・・)

35足分の底材も原版で送ってもらい自分で切り分けます。もちろんカカトも。そのときも無駄が出ないよう計算機片手に割り算・・・。しかし、こういう手間をお金に換算するとどうなんでしょうか?
いや、もはやお金のモンダイではないのです。
なるべく無駄なく材料を使い切る。エコな靴つくりについて考えてみる。
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