こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

真夏の探鳥会

目覚ましを5時にセットして早起きして出掛けたのは大磯・高麗山。
真夏の森は蒸し暑さと蚊に悩まされる割りには鳥が少ない。だけど大磯の照が崎海岸に向かうアオバトの姿がみられるとのことでぜひ、森の中のアオバトに逢いたいと思い参加する。お盆休みにもかかわらず集まったのは20名ほど。首手ぬぐい率が高い!もちろんこびとくも首手ぬぐいなり。予想通り、見られた鳥は18種で少ない。蚊にはやられっぱなし・・・。
だけど最近のわたしのテーマでもある猛禽類の観察ができた。一本だけ高くそびえる枯れ木のてっぺんに止まっていたミサゴをじっくり見られたのだ。タカの仲間のミサゴは魚を主食とするということで海のそばで見られることが多いという。まさにここは大磯の海岸に近い森の中だ。同じ木には時々、オオタカが止まり、行き交うアオバトを狙っていることもあるのだとか。と思えば、やっぱり同じ木にアオバトが止まることもあるんだとかで常に命賭けの野性を思う。
肝心のアオバトの観察はといえば、上空に群れで飛んでゆくのを確認するのみで森の木々で羽根を休める姿は確認できなかった。まっ、葉の茂った森の中ではしかたないでしょう・・・。

鳥の数が少ない中、目につくのはカラス。電線に止まった姿を双眼鏡でのぞくとなぜか口が開きっぱなし。これは鳥は汗腺がないので暑いときはくちばしを開けて呼吸を激しくすることで体温を調節するんだそうだ。へぇ〜。
皆さんも夏のカラスに注目してみてはいかが?

鳥は少なくても夏の野草や蝶を楽しめます。
彼岸花の仲間だけどお盆に咲くキツネノカミソリみつけた。
暑いので昼前に解散。これから昼寝でもするかなー。