こびとく日誌

クツをつくりながら考えたこと。晴耕雨読な日々のこと。

海で過ごす日

特に予定のない週末。浜辺で本を読みながらまどろもうと海岸に行った。遊泳禁止地域のビーチは人もそんなに多くはないのだ。
寝そべってしばらくすると一斉にウミネコが上空を舞う。と同時に黒い雨雲が一面を覆い始める。
散らばっていた雲が手と手をつなぐように大きな黒い雲となりみるみるうちにやってくる。
まわりにいた人たちはクモの子を散らす様にいなくなってしまった。
そのうちカミナリの音が聞こえ始める。それでも空の変わっていく様が面白くて眺めていたら、いよいよ雨が降りはじめた。
慌てて、シートを仕舞い、退散。
自転車を飛ばしてうちに辿り着いた途端にザーッと降りはじめた。
その雨もじきに止んだあとはまた空も明るくなる。
すっかり涼しくなったベランダでビールを飲みながら読書の続きをする。

夏休み、何も建設的なことはしてません。
でもほんとにこれが夏休み。